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Ichigojamプリント基板ハーフキットS (ICHIGOJAM-HKIT-S)

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データ番号

1551

区 分

キット

分 類

マイコン

品 名

IIchigojamプリント基板ハーフキットS (ICHIGOJAM-HKIT-S)

発売元

開発元 jig.jp (株式会社B.Inc 株式会社ナチュラルスタイル :PCN)

購入先 マルツエレック

価 格

1,750円(8%税別)

主要部品

LPC1114FDH28/102 ME6209A33T

電 源

+5Vdc

概略仕様

   

キット内容

BASIC言語を実行できる初心者向け小型パソコン

電源

マイクロUSB端子から電源供給

入力

PSキーボード

映像出力

白黒コンポジット信号

サウンド出力

圧電ブザー付属

言語

IchigoJam専用BASIC

その他

マイコンのリードピンに接続できるピンソケット付き

変更点

こどもパソコン「IchigoJam」プリント基板キット (K-09053)」や「IchigoJam プリント基板キット U (K-09420)」からの変更点 。

  •   キーボード用コネクタがPS/2コネクタからUSBタイプAコネクタに変更されています。 下段の追加購入部品欄を参照願います。 (製作例欄の2. キーボード接続対応参照)
     

  •  電源給電用マイクロUSBコネクタが変換基板からマイクロUSBコネクタ直付けに変更されています。
     

  •  BASICソフトのVersionが0.9.3/1.0.0から1.2.3にアップデートされています。
     

  •  CN5コネクタがマイクロUSBコネクタピン信号接続から、マイコンのI2C信号取出しに変更されています。 このため、IchigoJam S/T以降対応の商品が販売されています。
     

  •  マイコンチップのパッケージ、3端子レギュレータ(LDO)のメーカが変更されています。

     

付属基板

専用基板 IchigoJam S

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時 W 84.2mm D 50.2mm H 15.2mm (コネクタ含む)

追加購入
部品

  • PS2キーボート。 ただし、コネクタはUSBタイプAコネクタである必要があります。(製作例欄の2. キーボード接続対応参照)
     USB・PS/2共用(自動判定機能付き)キーボードも使用可能。
     PS/2→USB信号変換アダプタを利用するキーボードは使用不可。
     

  • コンポジット信号入力を有するモニタ。

コメント

IchigoJam関連の情報を以下にまとめています。

 Ichigoがいっぱい(マイコン基板編)

 Ichigoがいっぱい(アクセサリ・オプション編)

 Ichigoがいっぱい(ファームウエア書込み編)

 Ichigoがいっぱい(プログラム格納編)

 Ichigoがいっぱい(PanCake接続編)

 Ichigoがいっぱい(自作ファームウエア書込み基板編)

 Ichigoがいっぱい(参考資料編)

 

改 造

その他

(製作例)

   

【 パッケージ外観(マルツエレック) 】

 

【 パッケージラベル(マルツエレック) 】

 

【 キット構成品 】

 

【 キット取扱説明書(組立説明書) 】

 

【 キット取扱説明書(BASICリファレンス) 】

 

【 キット取扱説明書(サウンド拡張リファレンス) 】

 

【 キット取扱説明書(注意書き) 】

 

【 IchigoJam シール 】

 

【 プリント基板 (部品面1) 】

 

【 プリント基板 (部品面2) 】

 

【 プリント基板 (部品面3) 】

 

【 プリント基板 (ハンダ面) 】

 

【 部品パッケージ1 外観 】

 

【 部品パッケージ1 構成部品 】

 

【 部品パッケージ2 外観 】

 

【 部品パッケージ2 構成部品 】

  


製 作 例

1. 基板組立

 今回は組立説明書の組み立て推奨順に準じて部品を取り付けました。  

 

【 Step1 組み立て推奨順1〜5 】

 

【 Step2 組み立て推奨順6〜7 】

 

【 Step3 組み立て推奨順8〜9 】

 

【 Step4 組み立て推奨順10〜12 】

 

【 Step5 組み立て推奨順13〜15 】

 

ヘッダーピンを利用して各コネクタが傾かないようにしてハンダ付けしました。

【 Step5 CN3,CN4,CN5組み立て状況 】

 

【 Step6 組み立て推奨順16〜17 】

 

LED内部構造を見ることでLED取付け向きを確認できます。

【 Step6 LED取付け拡大 】

 

【 Step7  IchigoJamシール貼り付け(基板完成) 】

 

【 基板ハンダ面 】

 

2. キーボード接続対応

 旧IchigoJamの「こどもパソコン「IchigoJam」プリント基板キット (K-09053)」や「IchigoJam プリント基板キット U (K-09420)」ではキーボード用コネクタはPS/2コネクタになっていましたが、抜き差し作業を容易化するためにUSBコネクタに変更したようです。 USB・PS/2共用(自動判定機能付き)キーボードがありますので、これを利用することを想定しているようです。 確かにPS/2コネクタは頻繁に抜き差しすることを前提にしたコネクタではありませんので、子供用パソコンを謳うからにはこの判断は正しいと思います。 とはいうものの、今回はキーボード入力できるまで多少の手間を要しました。

 用意するキーボードに関しては、PCNのWeb上には”「USB&PS/2 キーボード」と表記されているキーボードをご使用ください。”と記載されています。 個人的には、この表記では誤解をする場合が多くあるのではと思います。 本来は「インターフェース(接続プロトコル)としてUSBとPS/2を自動判定できるUSBタイプAコネクタのみを有するキーボード」を意味しているようですが、当方はWeb上の表記ではここまでは理解できませんでした。 USB、PS/2の両方に接続できるキーボードであればよいと思い込み、PS/2インターフェースをUSBインターフェースに変換するアダプタ(プロトコル変換)が付属しているキーボードを接続してしまいました。 当然、キーボード入力はできませんでした。 「PS/2 only」のシールを貼り付けていたりWeb上で具体的に注意事項を記載されて注意を促していますが、やはり誤ったキーボードを用意する人は多くあるのではと思います。

 IchigoJam用キーボードの信号はPS/2なので、PS/2コネクタの信号をUSBタイプAコネクタに配線接続し直すだけでよさそうです。 PCNのWeb上ではaitendoの変換コネクタが紹介されていますが、地方に住む身ではわざわざこれを入手できるまで待つ気になりません。 商品単価が高くなっても、商品に含めて欲しいというのが正直な感想です。 

 PS/2用のDIN6Pメスコネクタ(V90年代に当時のDEODEO本店地下2階で購入した20年物です。)をストックしていましたので、このDIN6Pメスコネクタを利用して配線変更変換コネクタを製作しました。 製作は、手持ちのUSBケーブルのタイプAコネクタ部を切断して、切断したUSBケーブルにこのDIN6Pメスコネクタを接続しました。 接続が下記表となるように製作しました。 この表中のPS/2コネクタピン配列はウィキペディアを参考にしました。 ウィキペディアにピン配列はメス側コネクタを接続側から見た配列になっています。 配線接続の確認はIchigoJam基板信号シルク印刷信号ラインとPS/2コネクタピン番号間で行いました。

 

配線接続 (誤記修正版)

PS/2
信号名

信号説明

IchigoJam基板
信号シルク印刷

IchigoJam基板
CN2コネクタ
ピン番号

移動側
USBコネクタ
電線色(参考)

PS/2
コネクタ
ピン番号

Vcc

+5V電源

CN5 - 5V

赤色

+DATA

データ

IC2 - KBD2

緑色 白色 

+CLK

クロック

IC2 - KBD1

白色 緑色

GND

コモンライン

IC2 - GND

黒色

(電線色は利用するUSBケーブルにより異なりますのでメモ:参考として記載しています。)

 

【 PS/2コネクタ配線接続例1 】

 

【 PS/2コネクタ配線接続例2 】

 

【 変換コネクタ組立途中 】

 

【 変換コネクタ完成外観 】

 

 その後、「USB−PS/2変換プラグ 黒色/緑色 (U-PS2F)」を入手して、上記変換ケーブルの出番は少なくなりました。

 


動 作 確 認 

 4.3インチ液晶モニター MNT043A12V−B、PS/2コネクタキーボードと上記変換コネクタを接続して動作確認しました。 BASICは「IchigoJam ver 1.2.3 」となっていました。 LEDを点滅しながら点滅回数を表示するプログラムを実行している様子を下記に掲載します。

 

【 実行状況1(全体) 】

 

【 実行状況2(IchigoJam部拡大) 】

   
  

データ作成者 CBA

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注意事項


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