DDS キット |
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データ番号 | 54 | ||||
区 分 | キット | ||||
分 類 | 高周波 | ||||
品 名 | DDSキット | ||||
発売元 | 秋月電子通商 | ||||
価 格 | 6,400円 | ||||
主要部品 | TC170C030CAF | ||||
電 源 | 5V 200mA | ||||
概略仕様 | 最高発振周波数 17.5MHz
出力 10bit DAコンバータ 高周波帯域用キット 8MHzLPF部品付 パラレルモード・シリアルモード対応 |
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付属基板 | 専用基板 (AE-DDS) | ||||
付属ケース | 無し | ||||
外形寸法 | 基板単体完成時 W 50mm D 70mm H 15mm | ||||
追加購入部品 | 使用周波数帯域によりLPFが必要。 | ||||
コメント | 現在、未製作。 面実装部品DDS(TC170C030)・R-2Rラダー抵抗モジュールハンダ付け済み。 パラレルモード用 DIP SW 付属。 LPFの設計方法記載済み。キットには8MHz用部品付属。
まだ製作していないのでわからないが、時間分解能から推測すると高周波で使用するならば、出力波形は相当方形波に近いものになりそう。LPFは必需品。いずれにせよ、出力分解能・時間分解能からみて低歪みの波形を必要とする用途には使用しない方がよい。 周波数設定用メモリ4個有り。シリアルモードで外部から選択可能。パラレルモードでの選択機能。 シリアルモード時4ビット汎用出力のコントロール可能。 |
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改 造 | DDS-LSIの8,9,10,11にDIP SWを接続できればパラレルモードでも4とおりの周波数を設定・切換できるが、この4本のリード用GND接続パターンがDDS-LSIの下側にあるため改造できない。 (QFPの取り外しできる環境が整っていれば改造可能。) 次のバージョンでの変更に期待する。(秋月電子通商らしくない。) |
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その他 (製作例) |
【 キット構成部品 】
シリアルモードでの製作例を下記画像に示します。 周波数設定関係の詳細についてはPIC DDSコントロールキットを参照にして下さい。
【 キット完成例 】 上記製作例で+5V電源供給時のDDSキット単独の消費電流は131mAでした。 上記構成時、表示8888をした場合の総消費電流は155mAでした。
また、memorandumの小部屋の「周波数変更は全桁表示が一番!!!」にて、PICマイコンとLCDユニットを使用したDDSコントローラを紹介しています。
【 波形観測例 】 DIGTAL STORAGE SCOPE for PC PCS64iを使用して1MHzの波形と周波数分析(FFT)を行った結果を下記に掲載します。 思ったより歪みが小さいようです。
【 高周波出力スペクトル 】 Giga−Siteのスペクトラム・アナライザ / トラッキング・ジェネレータで周波数スペクトルを観測した結果を示します。 発振周波数を15MHzに設定したときの周波数スペクトルを観測しました。 発振有無時のスペクトルを測定し、その結果の画像を画像処理して重ね合わせた結果を下記します。 薄いオレンジ色の部分が発振有り時の周波数スペクトル、薄い灰色の部分が発振無し時の周波数スペクトルです。
【 センタ 15MHz スパン12.5MHz スペクトル観測例 】
次に、高調波を観測したものが下記画像です。 出力段のフィルタはキット付属のカットオフ周波数8MHzのままです。 高調波は−15dB以下ですが、やはり高次の高調波が結構発生しているようです。 また、DDSキットの基本クロック67.10884MHzが漏れてきていることも観測されています。 なお、周波数設定のPIC DDSコントロールキットに使われているPICマイコン用クロック4.19MHzは、はっきりとは観測されませんでした。
【 センタ 50MHz スパン 100MHz スペクトル観測例 】
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データ作成者 CBA
注意事項
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