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RP2350−Zero

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データ番号

1905

区 分

部品

分 類

マイコン

品 名

RP2350−Zero

発売元

入手先

 

AliExPress

販 売

 

DIY Electronic Kit Store

製 造

 

Waveshare Electronics

価 格

約666円(ストア割引・クーポン・送料込)

主要部品

 RP2350A0A2 ME6217C33M5G P25Q32SH-UXH-IR WS2812B

電 源

USB経由供給(5Vdc)、もしくは、基板ランド5V端子(VBUS)経由供給(5Vdc)

概略仕様

 

概要

英国Raspberry Pi社が設計したRP2350Aマイクロコントローラーチップを搭載した小型マイクロコントローラボードです。

電源電圧

USB経由 : 5Vdc

基板ランド5V端子(VBUS)経由 : 5Vdc

コントローラ

RP2350Aマイクロコントローラーチップ
 

コア

デュアルコアARM Cortex−M33プロセッサ
デュアルコアHazard3 RISC−Vコアプロセッサ

SRAM

520kB

USB

Type Cコネクタ / USB1.1

GPIO

30点
 外部取出し可能:29点(ただし、GP17〜GP25は基板裏面パッドのみ)
 GP16は基板上3色LEDに接続済み。 外部取出し不可。
 ADC用に4CH割当可

ADC

分解能 : 12bit
有効ビット数[ENOB] : 9.5bits
変換レート : 500ksps
入力インピーダンス : 100kΩmin

UART

2CH

I2C

2CH

PWM

16CH

TIMER

2CH (4アラーム/CH)

RTC

無し (the Always−ON Timerを利用する。)

ROM

4MB (SPI接続FLASH)

GPIO

基板取出し点数: 29点

 基板外周スルーホール接続点数:20点

 基板裏面パッド接続点数:9点

基板内部接続点数(基板外取出し不可):1点

 GP16は基板上RGB−LED(WS2812)に接続済み。

     

付属基板

専用基板 RP2350−Zero

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体 W 17.9mm D 24.7mm H 4.9mm (USBコネクタ含む)

追加購入

部品

コメント

改 造

その他

(製作例)

 

 販売価格は428円 ととても安価だったので複数個注文しました。 ストア割引・クーポン・送料を合わせると1個当たり約666円となりました。 差額の多くは送料でした。

【 購入時商品Webページ 】

 

【 パッケージ外観 】

 

【 基板A面外観1 】

 

【 基板A面外観2 】

 

【 基板A面外観3 】

 

【 基板A面外観4 】

 

【 基板A面外観5 】

 

【 基板A面外観6 】

 

【 基板B面外観1 】

 

【 基板B面外観2 】

 

 前世代「RP2040−Zero」との外観を比較してみました。 A面の外部との接続部分のレイアウトは「RP2040−Zero」と同一となっています。 B面の外部との接続部分のレイアウト・パターン形状やシルク追加されているなどの変更がありました。 ピンヘッダを取り付けた際にB面の接続部分のパターンを判別し易く、また、アクセスし易くなるように改善されているようです。

 

【 「RP2040−Zero」との外観比較(A面) 】

 

【 「RP2040−Zero」との外観比較(B面) 】

 


動 作 確 認 

  RP2350のデーターシート及びRP2350−ZEROの資料を確認してから動作確認を開始しました。 RP2350−ZEROのWebページからダウンロードした回路図(RP2350_Zero.pdf:330,677bytes)でFLASHメモリの型番がW25Q16JVUXIQと記載されていましたので、おかしいなと思いつつROMサイズを2MBと認識していました。 ところがRP2350−ZERO − WAvweshare Wikiで仕様を確認するとROMサイズが4MBと記載されていました。 現品を確認すると4MBのFLASHメモリの型番はP25Q32SH−UXH−IRとなっていました。 RP2350−ZEROの回路図は「RP2040−Zero」の回路図を流用して作図したと推測しています。 その際に修正洩れをしていたのでしょうね。 

 

【 FLASHメモリ関連回路図 】

 

 RP2350−ZEROは購入時点でサンプルプログラムが書き込まれているようです。 通電するとRGBLED(WS2812B)が赤色点灯→緑色点灯→青色点灯→消灯→USBシリアルポート出力を繰り返していました。

 

上図をクリックすると動画を観ることができます。

【 RGBLED状態 】

 

【 USBシリアルポート出力例 】

 

 RP2350−ZEROの開発環境としてArduino IDEを利用しました。 RP2350−ZERO用にArduino IDEのボードマネージャー等の更新をしてコンパイル・書き込みができていました。 その後、本コンテンツ作成用にボ―ドマネージャやライブラリーマネージャのインストール・削除を何度か繰り返していたところ、途中からなぜかPATHが通っていないというエラーが発生してコンパイルができなくなりました。 そのため、Arduino IDEをアンインストールして、再度インストールをしました。 
 再インストール後、基板内蔵のRGBLED(WS2812W)の動作確認用のスケッチ書き込み確認・動作確認をしました。

 

【 ボードマネージャ RP2040/RP2350用インストール 】

 

【 ライブラリマネージャ Adafruit Neopixelインストール 】

 

「ファイル」→「スケッチ例」から「simple」を選択します。

【 RGBLED(WS2812W)用スケッチ読込み 】

 

 RP2350−ZERO用にスケッチの一部を修正します。 

11行目

 RGBLED(WS2812W)用制御ピン番号を1→16に変更します。

14行目

 制御するRGBLED(WS2812W)の数を16→1個に変更します。

44行目

 LEDの輝度を緑色(0,150,0)→白色輝度低下(10,10,10)に変更します。 ここはお好みに合わせて数値を設定します。

【 RGBLED(WS2812W)用スケッチ修正 】

 

 RP2350−ZEROを接続した状態でコンパイル・書き込みに成功しました。 しかし、RGBLED(WS2812W)は消灯したままでした。
 よくよく見るとArduino IDEのボード設定は誤って「Paspberry Pi Pico」のままでした。 書き込み時にボードチェックしていない?

【 ボードPaspberry Pi Pico設定時スケッチ書き込み終了時メッセージ 】

 

Arduino IDEのボード設定を「Paspberry Pi Pico2」にして再度コンパイル・書き込みをしました。

【 ボードPaspberry Pi Pico2設定時スケッチ書き込み終了時メッセージ 】

 

【 RGBLED(WS2812W)白色設定時動作確認 】

 

 ボード設定を誤ったこともあり、ついでに「RP2040−Zero」にも同じスケッチを書き込み、RGBLED(WS2812W)を動作させてみました。

 

【 RP2350−ZERO・RP2040−Zero RGBLED(WS2812W)白色設定時動作確認 】

 

 「RP2040−Zero」用 スケッチの流用ができるかを確認するために、Memorandumの小部屋まるごとNMEA AE−RP2040編のスケッチを書き込んでみました。 GNSSモジュールは「デュアル周波数 L1 L5 GNSS測位モジュール (GT-U12)」 を接続して、「jsk96k1.uf2」と「jsk96j1.uf2」 に相当するスケッチを用いてArduino IDE上から書き込みをして動作確認をしました。 丸1日以上連続測位しましたが、問題なく記録できました。
 なお、まるごとNMEA AE−RP2040編に掲載の「jsk96k1.uf2」や「jsk96j1.uf2」 はRP2040用のため書き込みに用いることができません。 新たにコンパイルする必要があります。 

 

【 まるごとNMEA AE−RP2040編スケッチ動作確認外観 】

  

データ作成者 CBA

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