Memorandumの小部屋
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基板への電線接続にはワイヤーハーネスを利用しよう!!
電子回路自作で基板に電子部品を実装・配線することは比較的一生懸命に工作します。 しかし、基板を組み立ててそれでお終いにならないことがほとんどです。 多くの場合、電源や入出力の電線を接続をしなけれななりません。
基板に電線を接続する際に、わざわざコネクタ取り合いにする必要はありません。 ハンダ面に電線を直接接続すれば済む話です。 と、思って製作していきますが電子回路が複数の基板で構成されたりすると、基板メインテナンスの際に基板に直接接続された電線がとても邪魔になります。 そうなるとコネクタ取り合いの出番です。
基板用コネクタのストックとしては、秋葉原や大阪日本橋の電気街巡りをして目に付いたジャンク品として販売されていた出所不明の2.5mmピッチのナイロンコネクタを使用していました。
【 基板用コネクタ1(ジャンク品) 】
【 基板用コネクタ2 (ジャンク品) 】
出典 マイコンが付録!!! トランジスタ技術2004年4月号にチャレンジ。
【 手持ち基板用コネクタ使用例 】
しかし、ジャンクで集めたコネクタでは、所望のピン数でなかったりして使い勝手が良くはなかったため、千石電商で販売していたヒロセ電機株式会社のDF1Bシリーズをストックとし、最古するようにしておりました。
【 DF1Bシリーズ (ストック品) 】
ヒロセ電機株式会社のDF1Bシリーズを使用した例を下記に示します。 このコネクタは所望のピン数のコネクタを購入していますのでコネクタ仕様は問題ありません。 しかし、実際に製作するとなるとピンコンタクトに電線に接続する作業に手間がかかります。 本来は専用の圧着工具を使ってピンコンタクトと電線を接続しますが、そのような圧着工具は個人が購入できるような 価格ではありません。 当然、電線をコンタクトにハンダ付けし、ラジオペンチでコンタクトの電線押さえを電線に巻き込みます。 下記の例のようにピン数が少なければよいのですが、これが10本以上になると結構苦痛の作業となります。
出典 フラッシャー がウインカーに化けた!!! 2色LEDボードを動かしました。
【 ヒロセ電機株式会社のDF1Bシリーズ使用例 】
ある日の電気街のジャンク屋さん巡りで、下図のようなワイヤーハーネス品(電線付きコネクタ)を10組100円で購入してストックしておりました。 線サイズは28AWG(一般的なフラットケーブル)と細いため電源用には適しませんがそれなりに使えます。 結構便利だったので、いろいろな用途に使っていると残数が少なくなってきましたがジャンク品で補充ができません。
【 ワイヤーハーネス品(28AWG電線付きコネクタ) 】
機会が有る毎に電気街で上記のようなワイヤーハーネス品を探していましたが、秋葉原の日米商事でやっと下図のような所望の品を見つけることができましたので購入しました。 線サイズは26AWGで、細くもなく太くもなく、小さな基板1枚用には手頃な線サイズです。 電源用と信号用として2Pと5Pの2通り共に購入することにしました。 販売本数は、記憶では10本単位と50本単位の2通りがありましたので、将来の補充もできないだろうと思い50本毎購入しました。 また、固定側のコネクタも100個単位だと1個数円くらいだったので100個購入です。 (これも大人買いですね。) なお、コネクタは日本圧着端子製造株式会社 XHコネクタ のようです。 (購入金額ははっきりは覚えていません。 総額2000円+αくらいだったかな?)
【 2P ワイヤーハーネス品(26AWG電線付きコネクタ) 】
【 5P ワイヤーハーネス品(26AWG電線付きコネクタ) 】
これらのワイヤーハーネス品を使用した製作例を以下に掲載します。 このように、基板と電線の接続を簡単にできるようになりましたので基板のコネクタ取り合いがとても楽になりました。
皆様も電気街を歩いていて、このようなワイヤーハーネス品を見かけたときに購入することをお勧めします。 このとき、基板側のコネクタを購入することも忘れないで下さいね。
【 ワイヤーハーネス品使用例1 】
出典 飛んでもアイオー ( I/O ) (その1) ワイヤレス信号伝送にトライ
【 ワイヤーハーネス品使用例2 】
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