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USBHOST2 USB Host Controller Board V2.4 [SERIAL − FTDI,CP210X,PL2303,CH340,CDC]

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データ番号

1866

区 分

部品

分 類

マイコン

品 名

USBHOST2 USB Host Controller Board V2.4 [SERIAL − FTDI,CP210X,PL2303,CH340,CDC]

発売元

入手先

 

販 売

 

HOBBY ELECTRONICS

製 造

 

HOBBY ELECTRONICS

価 格

£17.40 (Shop販売価格)

主要部品

PIC24FJ64GB002 24LC02

電 源

概略仕様

 

概要

USBシリアル変換デバイス用のUSBホスト機能を有する基板です。

電源

5V

USBコネクタ

Type Aコネクタ (USBデバイス接続用)

信号取出し

 

接続用ランド

信号名称

種類

向き

5V

電源入力(5Vdc)

電源

入力

0V

コモンライン(GND)

3V3

電源出力(3.3V)

電源

出力

SDA/SDI

ファームウエアに依存します。

信号

SCL/SCK

ファームウエアに依存します。

信号

A/SDO

ファームウエアに依存します。

信号

SS

ファームウエアに依存します。

信号

RX

シリアル受信信号
(ダイオートによる5Vトレラント)

信号

入力

TX

シリアル送信信号
(3.3Vレベル)

信号

出力

 

ボーレート

USBHOST2基板シリアルポート : 2400baud〜460800baud

USBデバイス側ポート : 1200baud〜921600baud

信号レベル

3.3Vレベル出力 : TX (多くの場合、5Vレベル入力にも接続可能)
3.3Vレベル(PICマイコン5Vトレラント端子接続) : SS、SCL/SCK,SDA/SDI
3.3Vレベル(ショットキーダイオード直列接続による5Vトレラント入力対応) : A/SDO

ファームウエア

 専用のブートローダを書込んだPIC24FJ64G002マイコンに、USBデバイス用ファームウエアを書込むことで各種のUSBデバイスに対応しています。

  • Flash Memory Stick

  • USB Keyboard

  • USB Joystick

  • CDC Communications Class

  • USB Mouse

  • PS3 Dual Shock Controller

  • PS3 and PS4 Controller −Bluetooth−

  • Serial Driver for FTDI, CP210X and PL2303 (本Webページの選択)

  • MIDI Device

  • USB Modem

           

付属基板

専用基板 USB HOST V2.4

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体 W26.9 mm D42.8mm H 10.5mm ( USBコネクタを含む基板単体fs)

追加購入
部品

コメント

  •  本基板の注文をするためにHOBBY ELECTRONICS のInternational Shippingを調べるとJapanは対象外でした。 そのため一時は注文を諦めていましたが、その後、(コストを度外視した)別の手段を利用して注文・入手することができました。

 

【 海外発送可能な地域 】

 

  •  入手後、改めてInternational Shippingを確認するとdpd社を利用して海外発送できるので問合せてくださいとの記述がありました。 dpd社で送付可能な地域を確認するとJapanも有りました。 先注文前に気付いていれば最小限のコストで購入できたようです。 残念。。。。。

 

【 dpd社 対応地域確認 】

 

改 造

その他

(製作例)

 

注文時に「Software Option」で「SERIAL」を選択しました。

【 ショップWebページ 】

 

【 パッケージ外観 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

【 基板外観6(チップ部品部分拡大) 】

 

画像の一部を加工しています。

【 基板外観7(裏面) 】

 


製 作 例

  本製作例では秋月電子通商販売の細ピンヘッダ (オスL型)1×40 (黒)[販売コード 106363 型番 PHA−1x40RG]を利用しました。

 

【 基板完成外観1 】

 

【 基板完成外観2 】

 

【 基板完成外観3 】

 

【 基板完成外観4 】

 

【 基板完成外観5 】

 

 細ピンヘッダ (オスL型)を取り付けた基板をブレッドボードに水平に取り付けるためのL型アダプタを製作しました。 これは秋月電子通商販売の細ピンヘッダ (オスL型)1×40 (黒)[販売コード 106363 型番 PHA−1x40RG] と分割ロングピンソケット(細ピン用) 1×40 (40P) 販売コード 110073 型番 FH2.54−40U1GF8.5−0.5をハンダ付けして製作しました。

 

【 L型アダプタ 外観 】

 

【 L型アダプタ取付け時 基板外観 】

 


動 作 例

1.動作設定

 本基板の動作設定はUSBHOST2基板にUSBデバイスを未接続の状態で行います。 USBHOST2基板コントロール用RX・TX信号には「超小型USBシリアル変換モジュール」を接続して、USBHOST2基板を設定しました。

 設定方法はHOBBY ELECTRONICS のWebページ「USB Host – Serial Driver for FTDI, CP210X, PL2303, CH340/1 and CDC」 に掲載されています。 今回の動作確認は全てBAUD=115200、USBBAUD=115200bpsの設定で実施しました。

 

【 動作設定時の配線接続状態 】

 

BAUD=115200、USBBAUD=115200bps

【 HELPコマンド 】

 

2.半二重動作確認

 USBHOST2基板のUSBデバイスとして「超小型USBシリアル変換モジュール」、USBデバイスのTX・RX信号には「USBシリアル変換モジュール CP2102使用 (microB)」を接続しました。

 信号の時間関係を測定するために「LAP−C(16064)」を利用しました。 測定点を下記に掲載します。 

 

チャンネル

信号名称

観測信号

A0

USBHOST2_TX

USBHOST2基板 TX信号

A1

USBHOST2_RX

USBHOST2基板 RX信号

A2

Target_TX

USBデバイス TX信号

A3

Target_RX

USBデバイス RX信号

 

 

 USBデバイス側「超小型USBシリアル変換モジュール」のGND端子が未接続となっていることに後日気付きました。 未接続でも動作しますが、GNDループ面積を小さくするためにもGNDラインの配線接続をしておいた方がよさそうです。

【 半二重動作確認時の配線接続状態 】

 

送信データサイズ

4096バイト

カーソルT

USBデバイス RX信号変化開始

カーソルA

USBHOST2基板 TX信号変化開始

カーソルT〜カーソルA
(変化開始時間)

457 (4.57ms)

【 USBデバイス RX信号 → USBHOST2 TX信号 】

 

送信データサイズ

2048バイト

カーソルT

USBHOST2基板 RX信号変化開始

カーソルA

USBデバイス TX信号変化開始

カーソルB

USBデバイス TX信号変化終了

カーソルT〜カーソルA
(変化開始時間)

16432 (164.32ms)

カーソルT〜カーソルB
(変化終了時間)

34186 (341.86ms)

【 USBHOST2 RX信号 → USBデバイス TX信号 】

 

3.USBデバイス全二重通信時の動作確認

 USBデバイス「超小型USBシリアル変換モジュール」 (下記画像右から2番目)のTX信号とRX信号を短絡(赤色ジャンパー)して、USBHOST2からのデータをエコーバックさせて全二重通信動作を確認しました。

 

 USBデバイスを認識できた場合、USBHOST2基板の上側から2番目の青色LEDが点灯します。

【 USBデバイス全二重動作確認時の配線接続状態 】

 

送信データサイズ

512バイト

カーソルT

USBHOST2基板 RX信号変化開始

カーソルA

USBデバイス TX信号変化開始

カーソルB

USBHOST2基板 RX信号変化開始

カーソルT〜カーソルA
(変化開始時間)

20167 (50.4175ms)

カーソルT〜カーソルB
(エコーバック開始時間)

25432 (63.58ms)

【 USBHOST2 RX信号 → USBデバイス TX信号 → RX信号 → USBHOST2 TX信号 】

 

4.USBHOST2基板全二重通信時の動作確認

 USBHOST2基板のTX信号とRX信号を短絡して、USBデバイス「超小型USBシリアル変換モジュール」 (下記画像左側)からのデータをエコーバックさせて全二重通信動作を確認しました。 (USBHOST2基板のTX信号:緑色ジャンパーとRX信号:黄色ジャンパーが「超小型USBシリアル変換モジュール」 のRXD端子部で短絡されています。)

 

【 USBHOST2基板全二重動作確認時の配線接続状態 】

 

送信データサイズ

512バイト

カーソルT

USBデバイス RX信号変化開始

カーソルA

USBHOST2基板 TX信号変化開始

カーソルB

USBデバイス RX信号変化開始

カーソルT〜カーソルA
(変化開始時間)

2584 (6.46ms)

カーソルT〜カーソルB
(エコーバック開始時間)

26519 (66.2975ms)

【 USBデバイス RX信号 → USBHOST2 TX信号 → RX信号 → USBデバイス TX信号 】

 

5.認識USBデバイス

 USBHOST2基板が認識したことを確認できたUSBデバイスを下記に掲載します。

No.

USBデバイス

確認項目

707

FT245RL USBパラレル変換モジュール [K-01799]

USBHOST2基板青色LED点灯確認のみ

819

FTDI USB・シリアル変換ケーブル TTL−232R−5V (M-05841)

数バイトのエコーバック

819

FTDI USB・シリアル変換ケーブル TTL−232R−3V3 (M-05840)

数バイトのエコーバック

820

FT232RL USBシリアル変換モジュール (K-01977)

数バイトのエコーバック

1041

FT231X USBシリアル変換モジュール (K-06894)

数バイトのエコーバック

1052

超小型USBシリアル変換モジュール (M-08461)

数バイトのエコーバック

1132

FT−232RQ USBシリアル変換キット (K-09951)

数バイトのエコーバック

1428

USBシリアルモジュール(HW-598)

数バイトのエコーバック

1433

びんぼうでいいの (U3R)

エコーバック用スケッチ作成して実行

 

注意

 びんぼうでいいの (U3R)はArduino UNO互換機ですが、シリアルUSB変換用のデバイスは純正品とは異なります。 純正品は未確認です。

1686

FT234X+ADuM121N使用絶縁USBシリアル変換モジュール (K-14652/114652)

数バイトのエコーバック

1688

CH340E USBシリアル変換モジュール Type−C (K-14745/114745)

数バイトのエコーバック

1693

USBシリアル変換モジュール CP2102使用 (microB) (K-14993)

数バイトのエコーバック

          

データ作成者 CBA

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