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びんぼうでいいの (U3R)

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データ番号

1433

区 分

部品

分 類

マイコン

品 名

びんぼうでいいの (U3R)

発売元

aitendo

価 格

500円(8%税別)

主要部品

CH340T ASM1117-5V XC6208-3.3V

電 源

概略仕様

 

概要

Arduino UNO互換機「びんぼうでいいの」の半完成品基板です。

電源

USBコネクタ給電 (5Vdc) もしくは DCジャック給電(7〜12Vdc)に対応しています。 なお、同時接続は避けるべきです。 詳細は下記の「コメント」欄を参照願います。

対応デバイス

ATMEGA8、ATMEGA88、ATMEGA168、ATMEGA328P

未実装部品

スルーホール仕様の部品が実装されていません。 詳細は下記の「追加購入部品」欄を参照願います。

   

付属基板

binbodeiino

付属ケース

外形寸法

基板単体完成時 W 75.9mm D 53.3mm H 15.5mm (コネクタ類含む)

追加購入

部品

  •  スルーホール用部品を取付けて完成します。
      

    水晶振動子 HC49S 16MHz 

    水晶振動子 HC49S 16MHz 

    BタイプUSBコネクタ

    電源ジャック

    タクトスイッチ TS3X6D (3個)

    ボックスヘッダ 10P

    ピンソケット 6P

    ピンソケット 8P (2個)

    ピンソケット 10P

    ICソケット 28Pin(300mil)

     

     

     

     

     

  • 追加のスルーホール部品を個別に用意する以外に「部品パック for びんぼうでいいの (U3-11P)」を利用すると便利です。

コメント

  •  商品Webページには電源はUSB給電もしくはDCジャックからの給電ができると記載されています。 本基板の回路図(U3R.pdf)によれば、DCジャック給電時に+5Vを出力するU1(レギュレータIC ASM1117−5V)の出力がUSBコネクタのVBUSラインに500mAヒューズを介して接続されています。 そのため、DCジャック給電時にU1の出力がUSBコネクタのVCCラインに現れることになります。 USBデバイス側からUSBホスト側に電源を供給することになります。 (本基板のUSBネクタにLEDライトを接続して点灯させる能力があることを確認しています。)

     原則として電源はホスト側からデバイス側に供給することになっていたと思います。 この原則に反することになります。 USBコネクタ接続時にはDCジャックからの給電しないように注意しなければなりません。

     一方、USB給電の場合、U1(ASM1117−5V)の出力に+5Vを印加することになります。 U1(ASM1117−5V)のデータシートでは入力側電圧未供給時に出力に電圧を印加した場合の記載を見つけることができませんでしたが、本来の使い方ではない状態となります。

     なお、「Arduino UNO R3」の回路図によれば、「Arduino UNO R3」のDCジャック給電時にはUSBコネクタのVBUSラインが切1り離される回路となっているので、USBコネクタとDCプラグの同時接続をしても問題が生じないようになっています。
      

  •  USBaspコネクタの4pin、8pinはGNDに接続されています。 このコネクタは「Thomas Fischl USBasp - USB programmer for Atmel AVR controllers」(https://www.fischl.de/usbasp/)のプログラマ用と推測しています。 「Thomas Fischl USBasp」のCON2は、4ピンはTXD、6ピンはRXDに接続されています。 もし、本基板のUSBaspコネクタと「Thomas Fischl USBasp」のCON2を1対1で直接接続すると4ピン(TXD)をGNDに接続することになります。 「Thomas Fischl USBasp」もしくはこの互換品をUSBaspコネクタに接続する場合は4ピン(TXD)の処置(未接続にする等)を考慮する必要があります。

改 造

その他

(製作例)

    

【 パッケージ外観 】

 

【 プリント基板外観1 】

 

【 プリント基板外観2 】

 

【 プリント基板外観3 】

 

【 プリント基板外観4 】

 

【 プリント基板外観5 】

 

【 プリント基板外観6 】

 

【 プリント基板外観7 】

 


製 作 例 

 「部品パック for びんぼうでいいの (U3-11P)」を利用して製作しました。

 

【 準備1 「部品パック for びんぼうでいいの (U3-11P)」 】

 

 水晶発振子は外装全体が金属製で、裏面も金属が露出しています。 そのため、プリント基板のパターンや周辺部品を短絡する可能性があります。 この対策として水晶振動子の底に絶縁シートを差し込んで絶縁します。 本品は2019年入手時のパッケージです。

【 準備2 水晶発振子用絶縁シート差し込み 】

 

 周波数に注意して取付けます。 また、16MHz水晶振動子はICソケットとも干渉する可能性があります。 ICソケットを仮取付けしてから16MHz水晶振動子を取付けました。

【 Step1−1 水晶発振子取付け  】

 

 水晶振動子のケースと周辺部品・ランド・ハンダフィレットとの隙間がほとんどありません。 水晶振動子に絶縁シートを差し込み、かつ、取付けに際してケースが周辺部品・パターン・ハンダフィレットに接触しないように注意を要します。 

【 Step1−2 水晶発振子部拡大  】

 

【 Step2 タクトスイッチ取付け 】

 

【 Step3 ICソケット取付け  】

 

【 Step4 ボックスヘッダ取付け  】

 

【 Step5 ピンソケット取付け  】

 

【 Step6 BタイプUSBコネクタ取付け  】

 

【 Step7 DCジャック取付け(プリント基板完成外観1)  】

 

【 プリント基板完成外観2 】

 

【 プリント基板完成外観3 】

 

【 プリント基板完成外観4 】

 

【 プリント基板完成外観5 】

 

【 プリント基板完成外観6 】

 


動 作 確 認

  ブートローダが書込まれたATMEGA329P−PUを実装して「Arduino IDE」を用いてサンプルプログラムを書込んで動作することを確認しました。

 

【 ATMEGA329P−PU取付け時 外観 】

 

ポート番号は使用するPCにより変わります。

【 USB接続時のCOMポート状態 (COM11) 】

 

【 USB接続時のCOMポート状態 (プロパティ全般) 】

 

【 「Arduino IDE」ツール ターゲットボード選択  】

 

【 「Arduino IDE」ツール シリアルポート選択  】

 

【 「Arduino IDE」ファイル スケッチ例選択  】

 

【 「Arduino IDE」スケッチ 検証・コンパイル選択  】

 

【 「Arduino IDE」スケッチ 検証・コンパイル実行結果 / 「書き込む」選択  】

 

【 「Arduino IDE」スケッチ 書込み完了後  】

 

【 スケッチ例 「Blink」実行状態 】

  

データ作成者 CBA

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注意事項


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