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電池ボックス電子工作(その18)
ダブルGPSロガーPart2 「ダブログ 2」
1.背景
ダブルGPSロガー「ダブログ」を製作して同時に2台のGPSセンサ部のデータ記録ができるようになりましたが、残念ながらチャリンコ運用では使えますが、ジョギングのお供にできるサイズではありませんでした。 だんだん欲が出てきて、どうせならばジョギングにも使用できるようにと製作したのが、このダブログ2です。
2.「ダブログ2」の仕様
「ダブログ2」の仕様はダブルGPSロガー「ダブログ」と同様です。 パソコンとの通信はダブルGPSロガー「ダブログ」で使用したシリアル通信USB変換回路の通信回路基板を使用します。 回路図を下記に示します。 回路的にはほとんど変わり映えしません。
(上図をクリックすると原寸の回路図をダウンロードできます。)
【 「ダブログ2」回路図 】
ダブログ2はメインの基板と電源部の小基板からなっています。 回路図の下側破線枠内のスイッチSW1を除いた部分が電源部小基板です。
PICマイコン部分は同じ回路を2回路設けています。
この2組の回路の電源は同時に電源オンオフできる他、個別にも電源オンオフできるようにしております。
小型化のためSDメモリカードは今回はマイクロSDメモリにしました。
GPSデータのロギング、SDメモリの消去、SDメモリの読み出し、モニタモード対応ができるようにしています。
電源供給は2Pコネクタから供給できるようにしています。
3.「ダブログ」製作例
上記回路をもとにして製作した「ダブログ2」の製作例を下記に示します。
操作面に LEDと操作スイッチを2組み配置しています。
【 ダブログ2 外観(正面側) 】
電源は2Pコネクタ取り合いとしています。 |
【 ダブログ2 外観(背面側) 】
GPSセンサ部を2台接続した状態です。 |
【 ダブログ2 内部1 】
GPSセンサ部用ケーブルを取り外した状態です。
【 ダブログ2 内部2 】
マイクロSDメモリの下側が見えるようにした状態です。
【 ダブログ2 内部3 】
【 ダブログ2 メイン基板(部品側) 】
マイクロSDメモリの下側が見えるようにした状態です。
【 ダブログ2 メイン基板2(部品側) 】
【 ダブログ2 メイン基板(ハンダ面側) 】
後々の改造を考えて、操作部を取り付けている垂直取付の基板はリード線を用いて仮接続しているだけで固定していません。 |
【 ダブログ2 メイン基板(操作面側) 】
振動による電源の瞬時接触不良を想定すると3端子レギュレータの入力側の電解コンデンサC51の静電容量を少しでも大きくしたいところです。 手持ちの関係で100μFしかありませんでした。 |
【 ダブログ2 電源子基板(部品面側) 】
【 ダブログ2 外観(背面側) 】
スイッチ上部の空間も利用しますのでスイッチhネジ止めとしました。
【 ダブログ2 ケース加工状態1 】
【 ダブログ2 ケース加工状態2 】
【 ダブログ2 PC接続用部品一式 】
(上図をクリックすると原寸の回路図をダウンロードできます。)
【 ダブログ2 PC接続用部品 回路図 】
ダブルGPSロガー「ダブログ」シリアル通信USB変換回路用通信回路基板 → ダブログ用ケーブル → Monitor
Mode用ケーブル → Read SD/GPS用ケーブルを使用しています。 |
【 ダブログ2 モニタモード用ケーブル接続状態 】
ダブルGPSロガー「ダブログ」シリアル通信USB変換回路用通信回路基板 → ダブログ用ケーブル → Monitor
Mode用ケーブルを使用します。 |
【 ダブログ2 SDメモリー読み出し/GPSモニタ用ケーブル接続状態 】
【 ダブログ2 外観(背面側) 】
TK−1315LA と TK−1315TA を接続した事例です。
【 ダブログ2 外観(背面側) 】
「ダブログ2」使用例
「ダブログ2」を使用して早速おでかけしました。 体調の関係もあり、今回は平均時速5km程度でのウォーキングです。 使用したセンサはTK−1315LA と TK−1315TA です。
【 ダブログ2使用結果例1 】
【 ダブログ2使用結果例2 】
TK−1315TA
は上向きですので、このように上腕に取付けて実装しています。 |
【 TK−1315TA 取付例 】
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