Memorandumの小部屋
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HDD電源オフでPC立ち上げ!!!
CD−ROMが沢山増えてきて整理・出し入れに手間がかかってしまうようになりました。 このためCD革命を購入してこれらのCD−ROMを仮想CD−ROM化し、HDDにCD−ROMのイメージを格納しています。 仮想CD−ROM化しているCD−ROMは主に以下のものです。
(音楽用CDはMP3に変換し直していますのでCD革命用としては保有していません。)
当初、このCD-ROMイメージ格納用に13GBのHDDの3分の2を割り当てていました。 当然の如く、空きスペースが少なくなってきましたのでHDDを増設したくなります。(ほとんど使用しなくなったイメージを消去しておけばいいのですが。。。)
仮想CD−ROM用となると最低でも20GBクラスのHDDが欲しくなりますが、SCSI用はとても高くて手が出ません。 また、今までのHDD増設は内蔵タイプ一辺倒でしたが、現在のPC本体にはスパゲッティの麺のように配線が沢山接続されており、また、PC本体の上にはDC電源などが載せられています。 とっても本体をばらそうという気になりません。 そのため、次回増設するならば外付けタイプかなと思っていました。 でも、必要にせまられている訳でもありませんでしたのでどのようなものがあるかまでは調べていませんでした。
たまたま近所のパソコンショップの広告にメルコのSCSI対応DSCU20GTVが26,000円で掲載されていましたのでどんなものなのか調べてみると、有ればいいなと思っていたHDDに近い仕様でした。 また、どうも30GB用もあるようです。 こうなると、いつもの悪い癖が出て、あとは購入するのは目に見えています。 念のため対応SCSIボードリストを調べてみるとメルコ製とAdaptec製のボードの型式が掲載されています。 現在使用中のAHA-2940/J95KITはこのリストには掲載されていませんが8.4GB以上のHDDも認識できるし問題はないと自らに言い聞かせます。 ちなみに現在(2000年6月)のPCの環境の主な環境は下記のようになっています。 (詳細は「このホームページについて」を参照して下さい。)
M.B. | BH-6 Rev.1.0 | Abit |
CPU | Celeron300A 100×4.5倍 オーバークロック | Intel |
内蔵HDD | IDE 6.8GB | MAXROR 90680D4 |
IDE 13GB | Quantum CR-13000A | |
SCSI 4.5GB | IBM DDRS-34560U | |
SCSI I/F | SCSI2 | Adaptec AHA-2940/J95KIT |
Modem | 28800bps / 33600bpsにUpdate | SUNTAC MS288-AF PRO |
ZIP | 250MB SCSI | FUJIFILM ZDR250SCWNA |
MO | 640MB 4500rpm Overwrite | 三菱化学 MK640KF |
数日後、机の上にはメルコ DSC-U30GTVが置いてありました。 本製品にはSCSIケーブルやバンドルソフトとしてPartition Magicが付属しているのも購入の決め手になりました。 5分もかからずにセッティングを終え、あとは電源オン。 正常にWindowsが立ち上がりました。
マニュアルに「Windows98/95を使用している場合、増設用として接続してハードディスクは「Disk Formatter」を使用してフォーマットすることをおすすめします。」とありましたのでFDISKを使用せずに「Disk Formatter」を使用してフォーマットを行いました。 フォーマット後リブートのメッセージがありましたので「はい」を選択して再起動を行います。 BIOSが起動し、SCSI BIOSも増設したDSC-U30GTVを認識し、順調に起動していたのですが。。。
「Verifying DMI Pool Data ....... 」の表示の後、起動時の画面が進みません。 この後の悪戦苦闘は省略しますが,おかげでBH6のBIOSも久々にアップデート(BIOS BH6_NV.BIN)できました。
一時はDSC-U30GTVの使用をあきらめ、新しいSCSIカードを購入しようかとも思いました。
SCSI BIOSは認識しているし、その後SCSIを見るのはWindowsが立ち上がる最中なので上記画面時にSCSIは関係ないのではと思い、最後の頼みの綱でSCSI
BIOS認識後にDSC-U30GTVの電源をオフ、Windowsの立ち上げ画面時に再度電源をオンしてみました。
はい、何事もなかったかのようにWindowsは立ち上がりますしHDDも認識しています。 それまでの苦労が嘘のようです。
と、いうことでDSC-U30GTV専用に電源オンオフスイッチを設けたときの状況を右画像に示します。 左上がZIP250ドライブ、右上が640MB MO、左下がDSC-U30GTV、右下がモデムMS288-AF PROです。 そしてZIP250の左側にある「入」とあるのがDSC-U30GTV専用の電源スイッチです。
この状態での電源投入時の手順は次のようになりました。
全体の電源をオン。
パソコンの電源オンスイッチを押す。
SCSI BIOSがDSC-U30GTVを認識後、DSC-U30GTV専用スイッチをオフ。
WIndowsの立ち上げ画像表示後、DSC-U30GTV専用スイッチをオン。
このようにしてHDD電源をオフすることでPCを立ち上げることができるようになりました。 バンザイ!!!
本来はここでHappy Endとなる予定でしたが。。。。。。。。。。。
上記の状態で2〜3日使用していましたが、ふと気付くとDSC-U30GTV専用スイッチをオフするのはDSC-U30GTVのアクセスランプが点灯している最中のようです。 これはまずい、全然気付かなかった。 また初めからやり直しかと思うと力が抜けます。 またもSCSIカードの購入をしようと資料を探していると、SCSI BIOSをDisableすることを試していないことに気付きました。 もしかしてと思い早速SCSI BIOSを立ち上げてBIOSをDisableにし、PCの立ち上げを行いました。 はい、基本に戻りましょう。 下手に難しいことをすることはありません。 素直に処置すれば済む話でした。 今も順調に立ち上がってくれます。 これにて一件落着です。 |
【 BIOS Setup 画面 】 |
その後、DSC-U30GTV付属のPartition Magic(Special Edition)の使い方がよくわからないのが原因で半日を費やしました。
Quantum CR-13000Aは3つのパーティションに分けており、SCSI BIOSをDisableにすることでドライブ文字の割付が変化してしまいました。
ドライブ 文字 |
SCSI BIOS Enable時 | SCSI BIOS Disable時 |
C: | MAXROR 90680D4 | MAXROR 90680D4 |
D: | Quantum CR-13000A Partition1 | Quantum CR-13000A Partition1 |
E: | IBM DDRS-34560U | Quantum CR-13000A Partition2 |
F: | Quantum CR-13000A Partition2 | Quantum CR-13000A Partition3 |
G: | Quantum CR-13000A Partition3 | IBM DDRS-34560U |
H: | DSC-U30GTV | DSC-U30GTV |
このため、ソフトの入れ替えをしなければなりません。 これはDSC-U30GTVにプログラム・データを一旦待避することで対応できます。 ついでに各ドライブのスペースの見直しと (FAT16用に確保する)ドライブF以外の他のドライブをFAT32に変更することにしました。
今考えればDOSのFDISKとFORMATを使用すれば簡単にできたはずなのですが、下手にPartition Magic(Special Edition)を使用したばかりに。。。。。
Partition Magic(Special Edition)を使用して拡張領域を削除することができます。 FAT32化に伴い基本領域のサイズを大きくするために拡張領域を削除をしました。
ところが、Partition Magic(Special Edition)で拡張領域の確保及び論理MS-DOSドライブを確保できません。 参りました。 結局、MS-DOSのFDISKで全て解決しましたが、完全に半日を無駄に過ごしてしまいました。
しかし、今回の一連のHDD追加には予想以上に手をかけてしまいました。 参った、参った。
End of This Page.