Memorandumの小部屋
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項目 |
内 容 |
使用キット |
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追加部品 |
10μF電解コンデンサ 2個 L1・L2用コイルボビン 2個(キット付属のコアでもよい) ポリバリコン用つまみ+ネジM1.7 各1個 ステレオヘッドホン+ステレオヘッドホン用ジャック 各1個 銅箔ベタ基板(キット付属の銅板でもよい):画像の基板サイズは28mm×35mm |
製作状況 |
FMステレオレシーバを銅箔ベタ基板で製作し、この基板をステレオヘッドホンアンプ基板の空きスペースに実装しました。 FMステレオレシーバの組立に際して、取説に記載の平面的な実装を止め、ポリバリコンの高さ寸法に合わせてICの上下に部品を実装するようにして銅箔ベタ基板の寸法を小さくしています。また、小型化のため、電解コンデンサやセラミックコンデンサの一部を手持ち部品と交換しています。 FMステレオレシーバの組立は細かい作業が多くて意外と難しいようです。取説に組立の写真がありますが見づらくて判別困難です。自分なりに組み立てようとするならば初心者には無理でしょう。なお、部品実装時の注意としてポリバリコンの背面にあるトリマ2カ所をアクセスできるようにポリバリコンを配置しておかなければ調整ができなくなります。 また、FMステレオレシーバの調整において、L1・L2のコアを回転させますが、この際コアの固定が十分できないため、耐振動などの問題があります。このため、画像にある手持ちのコイルボビンに変更しました。このコイルボビンは広島(松本無線の4F)で購入した1個10円のジャンク品です。数10MHzオーダの製作には重宝しています。 キットにはつまみが付属していませんので別途入手しなければなりません。調整時や使用時において、ポリバリコンのつまみが是非欲しいところです。とりあえずAMラジオ用のつまみを持っていましたのでこのつまみで代用しています。キット付属のポリバリコンは基板取り付け用のため、つまみをポリバリコンから浮くようにスペーサ(ナットで代用しています。)を設ける必要があります。なお、ポリバリコンのつまみ取り付け用穴はちょっと特殊でM1.7のネジとなっています。 また、ポリバリコンのFM側コモン端子(+Vcc)とGND間に必ずバイパス用コンデンサ0.01μFを設けて下さい。このコンデンサを設けていないとつまみに手を近づけると周波数が変動してしまいます。取説の回路図にもそれらしくTA8122Nの22番端子に0.01μFが記載されていますが、このコンデンサはポリバリコン側に実装すべきです。 FMステレオレシーバの出力をステレオヘッドホンアンプキットに接続します。FMステレオレシーバ側は、TA8122Nの13番・14番端子の抵抗10kΩとトランジスタ2SA1015は接続しません。13番・14番端子とGND間のコンデンサ0.01μFは接続しておいた方が良いようです。ステレオヘッドホンアンプキットのL・R各入力には電解コンデンサ10μFを追加します。この電解コンデンサそれぞれの+側をTA8122Nの13番・14番端子に接続します。 ステレオヘッドホンアンプキットの製作は電解コンデンサの容量の違いと極性に気を付ける点以外、特に注意する点はありません。非常に簡単に製作できます。 本ラジオの調整方法は、取説によれば高い周波数・低い周波数のFM放送を受信しながら行うようになっています。しかし、田舎ではそんなにたくさんのFM放送局があるわけではありません。周波数範囲の調整にはグリッドディップメータを使用しました。 本ラジオの感度は、受信できなければならない放送局は取りあえずステレオで聞くことができる程度です。(まだ調整不足と思いますが。)また、音質はもう一つと思います。まあ、手作りの楽しさを味わう点に期待しましょう。 FMステレオレシーバ単体の消費電流は、チューニング・ステレオ表示LEDの両方が点灯したときに3VDC時約20mAでした。アンプ込みでは音量にもよりますが30〜70mAでした。 |
備考 |
もともとはFMステレオレシーバPartsセットだけで製作していたのですが、製作途中で音量調整ができないことに気付き、急遽ステレオヘッドホンアンプキットと組み合わせました。 たまたま、ステレオヘッドホンアンプキットの基板には空きスペースがあり、このスペースを利用してFMステレオレシーバ基板を搭載することとしました。 そのため、一度銅箔ベタ基板上に組んでいたFMステレオレシーバ部品をバラし、ポリバリコンの位置を変えるなどしたため、銅箔ベタ基板上に空きスペースができています。 |
データ作成 CBA
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