title0a.gif タイトル画像

FMラジオモジュール RDA5807M (M-17315/117315)

末尾の注意事項をお読み下さい。
本ページは金銭授受を伴う行為を含むAuctionや商用Web Pageからの無断リンク
・無断参照を禁じます。
無断リンク・無断参照が判明した時点で然るべき処置をとらさせて頂きます。

 キットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る

データ番号

1870

区 分

部品

分 類

高周波

品 名

FMラジオモジュール RDA5807M (M-17315/117315)

発売元

入手先

 

秋月電子通商

販 売

 

秋月電子通商

製 造

 

SUNHOKEY Electronics Co.,Ltd.

価 格

360円(10%税込)

主要部品

電 源

3.0Vdc

概略仕様

 

概要

I2Cで制御するFMラジオです。

電源

2.7Vdc〜3.6Vdc (上限3.3Vdcの記載のある資料もありました。)

主要デバイス

RDA5807M

周波数範囲

76〜108MHz

  • バンド設定によって65〜76MHz76〜91MHz、87.5〜108.5MHzに変更することも可能です。

  • RDA5807の周波数設定可能範囲は50〜115MHzです。

周波数ステップ

100kHz

(設定によって200kHz,50kHz,25kHzに変更することも可能です。)

音声出力

ステレオ出力 (モノラル出力も設定可能です、)

適切負荷32Ω

インターフェース

I2Cバス仕様2.1準拠 (アドレス0x10、0x11)

     

付属基板

RRD−102 Ver:2.0

付属ケース

外形寸法

基板単体 W 11.2mm D 11.2mm H 2.0mm

追加購入
部品

コメント

改 造

その他

(製作例)

   

【 パッケージ外観 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

【 基板外観6 】

  


DIP化改造

 本基板の端子ピッチは2mm、端子間幅11mmとなっています。 MILサイズと異なるため一般的なユニバーサル基板やブレッドボードに接続できるようにDIP化改造しました。

 DIP化改造の方法はいろいろありますが、今回は細ピンヘッダーのピンに接続する方法を採りました。 細ピンヘッダは秋月電子通商の「細ピンヘッダー (オスL型) 1×40、販売コード:106363、型番:PHA−1x40RG」を加工して利用することにしました。  また、細ピンヘッダの位置決めのために秋月電子通商の「角型ランド両面スルーホールガラスコンポジット・ユニバーサル基板 Cタイプ(72×47mm)、販売コード:109747、型番:AE−C5 1.2t」を利用しました。

 

上段:加工前 細ピンヘッダー (オスL型) 1×40

下段:5Pカット後、L型部分を真っすぐに加工 (2組)

【 細ピンヘッダー (オスL型) 外観 】

 

【  角型ランド両面スルーホールガラスコンポジット・ユニバーサル基板 外観 】

 

 FMラジオモジュールの裏面にハンダ回り込みが生じてパターン短絡が生じる可能性が想定されます。 この対策としてFMラジオモジュールの裏面にポリイミドテープを貼り付けました。  また、水晶振動子による パターン短絡の防止も兼ねています。

【 FMラジオモジュール 裏面外観 】

 

 右から2番目のユニバーサル基板端切れは、FMラジオモジュールをユニバーサル基板から浮かすためのスペーサとして利用します。 細ピンヘッダーの取付けの邪魔にならない厚み・大きさで、熱に弱くなければどのような材質でもかまいません。

【  DIP改造部品外観 】

 

 ピンヘッダ上にユニバーサル基板を差し込み、スペーサのユニバーサル基板端切れを搭載しています。

【  DIP化改造 Step1 】

 

【  DIP化改造 Step1 (斜めから見る) 】

 

 FMラジオモジュールをスぺ―サの上に搭載して位置決めします。

【  DIP化改造 Step2 】

 

 ピンヘッダのピンをラジオペンチなどで折り曲げてFMモジュールの端子に近づけます。 その後、3番・8番ピンをハンダ仮付けします。

【  DIP化改造 Step3 】

 

 位置決め終了後、残りの端子もハンダ付けします。

【  DIP化改造 Step4 】

 

  ピンヘッダのピンをユニバーサル基板ランドにハンダ付けします。

【  DIP化改造 Step5 】

 

  スペーサを撤去してDIP化終了です。

【  DIP化改造 Step6 】

 

【 DIP化改造 完成外観1 】

 

【 DIP化改造 完成外観2 】

 

【 DIP化改造 完成外観3 】

 

【 DIP化改造 完成外観4 】

 

【 DIP化改造 完成外観5 】

 

【 DIP化改造 完成外観6 】

 


動 作 確 認

 FMラジオモジュールの動作確認は「FMラジオモジュール RDA5807H (M-17245)」と同様に「びんぼうでいいの (U3R)」を利用しました。  「FMラジオモジュール RDA5807H (M-17245)」の動作確認と同様に本モジュールでも動作することを確認できました。

 今回は更に「Arduino UNO R4 Minima」で動作確認をしました。 回路は「FMラジオモジュール RDA5807H (M-17245)」の動作確認と同様の回路としました。 「Arduino UNO R4 Minima」も5Vレベルの信号 のため、本モジュールに直接接続することはできません。 そのため双方向のレベル変換が必要となります。 今回も「ロジックレベル双方向変換モジュール (PICO-M-010)」を利用しました。 これ以外にも「8ビット双方向ロジックレベル変換ブレークアウトモジュールキット」、「ロジックレベル双方向変換モジュール」、「4ビット双方向ロジックレベル変換モジュール BSS138使用」なども利用できます。

 動作確認用試作回路の回路図を下記に掲載します。 回路図中のU2は「ロジックレベル双方向変換モジュール (PICO-M-010)」です。
 ダイオードD1(1S3)はFMモジュールの推奨電源電圧3VdcをAruduino互換基板「びんぼうでいいの (U3R)」の3.3Vdcから得るために設けています。  音量で変化しますが、適度な音量ではFMモジュールの電源電圧は約2.95Vdcとなりました。 D1はショットキーバリヤダイオード1S3でなくてもよいし、D1無し(短絡)でも問題ないと思います。 ダイオード種類・型式を変更する際は順方向電圧降下Vfが異なりますので、実測して定格電圧範囲であることを確認する必要があります。 (RDA5807関連のデータシートを見ると、電源電圧の電圧上限が3.3Vdcや3.6Vdcと表記が混在しているように思えます。 電圧上限3.3Vdcだとすると電源電圧3.3Vでは上限側余裕無しとなりますので、D1を設けて余裕を持たせるようにしました。)

 

上記回路図をクリックすると拡大画像をダウンロードできます。

【 動作確認用試作回路 回路図 】

 

 

【 動作確認 全体外観 】

 

 最初に「pu2lr/RDA5807」に含まれているRDA5807_00_I2C_BUS_DETECTOR.inoを用いてFMラジオモジュールのI2Cアドレスを確認しました。 このスケッチはArduino IDEの「ファイル」→「スケッチ例」→「カスタムライブラリのスケッチ例:PU2CLR RDA5807」→「TOOLS」でRDA5807_00_I2C_BUS_DETECTOR.inoを見つけることができます。

 

【 RDA5807_00_I2C_BUS_DETECTOR.ino 動作例 】

 

 次にFMモジュールでFM放送受信を確認しました。 動作確認用スケッチはArduino IDEの「ファイル」→「スケッチ例」→「カスタムライブラリのスケッチ例:PU2CLR RDA5807」→「RDA5807_01_SIRIAL_MONITOR」→「RDA5807_01_ALL_TEST_MONITOR」を選択しました。

 放送受信状態を常時・連続的に表示するため、シリアルモニタウインドウでスクロールが生じます。 とても見辛い印象でした。

【 RDA5807_01_ALL_TEST_MONITOR.ino 動作例 】

 

 「csdexter/RDA5807」用のサンプルスケッチは「RDA5807M_Exsample」に格納されています。 Arduino IDEの「ファイル」→「ステッチ例」もしくは「ファイル」→「ステッチブック」で「RDA5807M_Exsample」を見つけることができる場合があります。 もし見つけることができない場合は「ファイル」→「開く」でフォルダ「RDA5807M_Exsample」を見つけて「RDA5807M_Exsample.ino」を開きます。
 

【 RDA5807M_Exsample.ino 動作例 】

 

 「csdexter/RDA5807」用のサンプルスケッチ「RDA5807M_Exsample」はコンパイル時に警告が発生しました。 一応、書き込みまでは終了しましたが、スケッチ実行は失敗しました。

   

データ作成者 CBA

 キットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る


注意事項


End of This Page.