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三端子DC/DCレギュレータ 5V(−5V出力可) VX07805−500 (M-15209)

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データ番号

1719

区 分

部品

分 類

電源

品 名

三端子DC/DCレギュレータ 5V(−5V出力可) VX07805−500 (M-15209)

発売元

製造元 CUI INC

購入先 秋月電子通商

価 格

250円(10%税込み)

主要部品

電 源

概略仕様

 

概要

+5Vdcもしくは−5Vdcを出力するDC/DCコンバータです。

メーカ

CUI INC

型式

VX07805−500

+5Vdc出力

 

項目

仕様

入力電圧範囲

6.5〜36Vdc

注記
30Vdcを超える場合は入力に22μF 50Vdcのキャパシタが必要。

出力電圧

+5Vdc

出力精度

最大±3% (±0.15V)

出力電流

最大500mAdc

リップル&ノイズ

10%未満負荷時 150mVpp

10%〜100%負荷時 75mVpp

条件
入力10μF電解キャパシタ、出力1μFセラミックキャパシタを接続した場合。

 

−5Vdc出力

 

項目

仕様

入力電圧範囲

7〜31Vdc

注記
30Vdcを超える場合は入力に22μF 50Vdcのキャパシタが必要。

出力電圧

−5Vdc

出力精度

最大±3% (±0.15V)

出力電流

最大300mAdc

リップル&ノイズ

10%未満負荷時 150mVpp

10%〜100%負荷時 75mVpp

条件
入力10μF電解キャパシタ、出力1μFセラミックキャパシタを接続した場合。

 

保護回路

負荷短絡保護(連続短絡、自己復帰)

          

付属基板

専用基板 VX07805−500

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時 W 10.0mm D 15.5mm H 7.5mm (ピン突起含む)

追加購入
部品

コメント

  •  出力極性選択、出力電流、リップル波形ともに期待を超える性能でした。 降圧型DCDCコンバータ相当ではありますが、とても使いやすいモジュールの印象を持ちました。

改 造

その他

(製作例)

  

【 部品 パッケージ外観 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

【 基板外観6 】

 

【 基板外観7 】

 

【 基板外観8 】

 

【 基板外観9 】

 

【 基板外観10 】

 


ブレッドボード 実装例

 端子がピンヘッダのためブレッドボードに実装することは可能でした。 ただし、出力電流が最大定格500mAと比較的大きいため、ブレッドボードでの利用は一時的な試作に限定したほうがよいと思います。 連続的な利用では、ピンヘッダをハンダ付けして利用します。

 

【 ブレッドボード実装例1 】

 

【 ブレッドボード実装例2 】

 

【 ブレッドボード実装例3 】

 

【 ブレッドボード実装例4 】

 


動 作 例

 以下の「動作例データ」は初公開時の「動作例データ」ではなく、再測定した「動作例データ」です。 初公開時の動作例データを採取した測定回路では電源供給電線サイズが細い、部品の接続の接触が不安定(みのむしクリップやブレッドボード利用)などの不安定要素がありました。 これに対して測定結果の再現性を改善するため下記のように測定回路を改善しました。

(1) 電源供給電線サイズを太線化(14AWG≒2mmSQ)。

(2) 電線・部品の接続部は原則ハンダ付け。
   ただし、VX07805−500のピンヘッダのみ3Pピンソケットを利用。

 

 まず、入出力部分にキャパシタなど何も接続しない状態で出力電流・電圧特性(IV特性)を測定しました。 負荷はMemorandumの小部屋の「ケースが溶けちゃうACアダプタ!!! 電解くん、大丈夫?」で用いた簡易電子負荷(抵抗負荷)を利用しました。

矢印は負荷抵抗成分を小さくした場合の経路を示します。

【 IV特性 (入力6.5Vdc 出力+5Vdc) 】

 

矢印は負荷抵抗成分を小さくした場合の経路を示します。

【 IV特性 (入力12Vdc 出力+5Vdc) 】

 

矢印は負荷抵抗成分を小さくした場合の経路を示します。

【 IV特性 (入力7Vdc 出力−5Vdc) 】

 

矢印は負荷抵抗成分を小さくした場合の経路を示します。

【 IV特性 (入力12Vdc 出力−5Vdc) 】

 

 次に、無負荷時/定格出力10%時/定格出力100%時の出力に含まれるリップル電圧波形を測定しました。 入力電圧は定格入力電圧の最小値と、利用する 機会の多い12Vdcの2通りで測定しました。

 

10mV/div(DC成分カット) 200μs/div

【 無負荷時 出力電圧リップル波形 (入力6.5Vdc 出力+5Vdc) 】

 

2mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 50mAdc出力時 出力電圧リップル波形 (入力6.5Vdc 出力+5Vdc) 】

 

2mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 500mAdc出力時 出力電圧リップル波形 (入力6.5Vdc 出力+5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 200μs/div

【 無負荷時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力+5Vdc) 】

 

2mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 50mAdc出力時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力+5Vdc) 】

 

2mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 500mAdc出力時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力+5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 200μs/div

【 無負荷時 出力電圧リップル波形 (入力7Vdc 出力−5Vdc) 】

 

2mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 −30mAdc出力時 出力電圧リップル波形 (入力7Vdc 出力−5Vdc) 】

 

2mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 −300mAdc出力時 出力電圧リップル波形 (入力7Vdc 出力−5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 200μs/div

【 無負荷時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力−5Vdc) 】

 

2mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 −30mAdc出力時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力−5Vdc) 】

 

2mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 −300mAdc出力時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力−5Vdc) 】

 

 

********************* 参考データ *********************

 初公開時の「動作例データ」を記録として残します。

 

【 IV特性 (入力7Vdc 出力+5Vdc) 】

 

【 IV特性 (入力12Vdc 出力+5Vdc) 】

 

【 IV特性 (入力7Vdc 出力−5Vdc) 】

 

【 IV特性 (入力12Vdc 出力−5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 200μs/div

【 無負荷時 出力電圧リップル波形 (入力7Vdc 出力+5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 50mA出力時 出力電圧リップル波形 (入力7Vdc 出力+5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 500mA出力時 出力電圧リップル波形 (入力7Vdc 出力+5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 200μs/div

【 無負荷時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力+5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 50mA出力時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力+5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 500mA出力時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力+5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 200μs/div

【 無負荷時 出力電圧リップル波形 (入力7Vdc 出力−5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 30mA出力時 出力電圧リップル波形 (入力7Vdc 出力−5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 300mA出力時 出力電圧リップル波形 (入力7Vdc 出力−5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 200μs/div

【 無負荷時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力−5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 30mA出力時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力−5Vdc) 】

 

10mV/div(DC成分カット) 2μs/div

【 300mA出力時 出力電圧リップル波形 (入力12Vdc 出力−5Vdc) 】

 

 

    

データ作成者 CBA

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