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micro:bit用CR2032電源基板モジュール (M-15442)

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データ番号

1707

区 分

部品

分 類

電源

品 名

micro:bit用CR2032電源基板モジュール (M-15442)

発売元

販売元 秋月電子通商

価 格

550円(10%税込)

主要部品

電 源

コイン型リチウム電池(3Vdc)

概略仕様

   

概要

micro:bit用電池電源基板

実装部品

  

 

CR2032用電池ホルダー

 電池付属

 

電源スイッチ

電池+側〜リングパターン3V間の回路をオンオフします。

 

サウンダ(ブザー)

PKLCS1212E4001−R1 (4kHz)

  

接続

リングパターン0,3V,GND 3ヶ所ネジ止め

     

付属基板

AE−MBIT−PWR2032

付属ケース

外形寸法

基板 W 52.0mm D 42.2mm H 5.6mm (スイッチ突起部除く)

追加購入
部品

コメント

改 造

その他

(製作例)

   

【 パッケージ外観 】

 

【 構成品 】

 

【 取扱説明書 】

 

【 基板パッケージ 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

MI:power board for the BBC micro:bit」と同じ構造の電源スイッチレバーのようです。 このようなレバーでは折れて当然です。 電源スイッチは改善して欲しかったですね。

【 基板外観6 】

 

【 基板外観7 】

 

【 「MI:power board for the BBC micro:bit」 外観比較1 】

 

【 「MI:power board for the BBC micro:bit」 外観比較2 】

 

【 接続用部品パッケージ外観 】

 

【 ネジ、ナット、スぺーサ 】

 

【 付属電池 】

 


組 立 方 法

  micro:bitにmicro:bit用CR2032電源基板モジュールを接続する方法は「MI:power board for the BBC micro:bit」と同じです。 組立てや電池交換方法は見直して欲しかったですね。

 

【 組立完成外観1 】

 

【 組立完成外観2 】

 

【 組立完成外観3 】

 

【 組立完成外観4 】

 

【 組立完成外観5 】

 


動 作 確 認

 電池部分の動作確認のみをしています。 サウンダは未確認です。

LEDの発光が若干弱いため、照明をオフして撮影しています。

【 電池動作確認1 】

 

 「MI:power board for the BBC micro:bit」利用時に比べてLEDの発光が弱い気がしました。 そのため、 micro:bit基板の3V端子の電圧を測定してみました。 測定には「デジタルオシロスコープ DS1054Z」を用いました。  この機種の垂直分解能は8bitしかありません。 下記測定では分解能約0.02Vとなるため、測定値が粗くなっています。

【 電池動作確認2 】

 測定結果によれば思った以上に電圧降下をしているようでした。  電圧降下の主な要因として電池の内部抵抗、および、電池逆接続時の逆電圧印加を防止するダイオードの順方向電圧降下の2つのが考えられます。  青色波形の電池電圧の変動は電池の内部抵抗による変動、青色波形と橙色波形の差が逆電圧印加防止ダイオードの順方向電圧降下による変動です。

 比較のために「MI:power board for the BBC micro:bit」でも同様な測定をしてみました。 「micro:bit (M-12513)」は同じ基板を利用しています。 「MI:power board for the BBC micro:bit」の方が3V端子電圧が約0.1V高くなっていました。

 

【 電池動作確認2 】


 電池の内部抵抗は「MI:power board for the BBC micro:bit」利用時と変わらないため、 3V端子電圧の主な要因は逆電圧印加防止ダイオードに起因すると推測されます。 そこで、秋月電子通商製micro:bit用CR2032電源基板モジュール (M-15442)と「MI:power board for the BBC micro:bit」の逆電圧印加防止ダイオードのA−K間電位差を測定しました。

 

【 電池動作確認2 】

 

 やはり、秋月電子通商製micro:bit用CR2032電源基板モジュール (M-15442)の方が逆電圧印加防止ダイオードのA−K間電位差が約0.1V高くなっていました。 参考までに逆電圧印加防止ダイオードのIV特性を測定してみました。 

【 逆電圧防止ダイオードIV特性比較 】

 

 この結果より電源供給性能面では、オリジナルの「MI:power board for the BBC micro:bit」に比べて、互換品の秋月電子通商製micro:bit用CR2032電源基板モジュール (M-15442)の方が劣っていることになりました。
 なお、今回の利用に用いたサンプルプログラムの消費電流は約30〜40mAと推測されます。 そもそも連続使用する用途にも関わらず最大電流10mA仕様のコイン形二酸化マンガンリチウム電池CR2032を採用したオリジナルの「MI:power board for the BBC micro:bit」の製品企画自体に問題が用いると思います。 また、そのような企画品にも関わらず互換品を製品化することもちょっと安易ではないかなと思います。

 

データ作成者 CBA

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