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 汎用・ステッピング・モータ・ドライブキット(2相励磁) 

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データ番号    85
区 分    キット
分 類    メカトロ
品 名    汎用・ステッピング・モータ・ドライブキット(2相励磁)
発売元    秋月電子通商
価 格    700円
主要部品    555 74HC74
電 源    DC8〜25V(モータ用電源を除く)

概略仕様   

  • 2相モータ用パルスモータ発振器・ドライバ。
  • ユニポーラ・定電圧・2相励磁。
  • モータ用電源別給電可能。
  • 逆転回路なし。(一方向のみ)
  • 発振周波数は半固定一定周波数。
付属基板    専用基板 AE386
付属ケース    無し
外形寸法    基板単体完成時 W 72mm D 47mm H 27mm   
追加購入部品   
  • 発振周波数調整用コンデンサ(製作例参照)
  • 正転/逆転切替トグルスイッチ(2c接点)
  • 発振開始/停止トグルスイッチ(1a接点)
コメント     製作例参照
改 造     製作例参照
その他

(製作例)   

   

kit085a2.jpg (45369 バイト)

【 図1 キット構成部品 】

 

kit085b4.jpg (24731 バイト)

ダーリントン型トランジスタ使用時
(ダーリントン接続でない場合)

【 図2 キット製作 外観 】

 

【 消費電流 】

表1 消費電流
電源電圧[V] 10 11 12
消費電流[mA] 6.16 6.20 6.23 6.27 6.30

 

【 発振周波数 】

 半固定抵抗VR1が10kΩの場合のパルス出力周波数を表2に示す。 なお、パルス出力周波数[pps]の4倍が555の発振周波数[Hz]である。

表2 パルス出力周波数
公称静電容量
[μF]
実測静電容量
[μF]
パルス出力周波数
[pps]
0.47 0.44 29〜221
0.1 0.107 133〜745
0.047 0.0474 298〜1587
0.022 0.0223 629〜3127
0.01 0.0099 1391〜6281

 

【 改造 】

 スイッチの追加だけでモータ起動停止(発振開始/停止)と正転/逆転方向切替ができるように簡易的方法で改造。 改造部分の回路を図3に示す。 (但し、C1の静電容量が1μF以下の場合の方法。)

 

KIT085C1.GIF (5588 バイト)

図3 改造回路図

 

【 使用例 】

 本キットをオリジナルマインドの「超小型ローテーターキット」に接続して動作確認を実施。 モータとの接続例を下記表3に示す。

表3 モータ接続
モータ側
コネクタ
ピン番号
電線色 未使用
信号 B-COM A-COM A /A B /B 未使用
本キット
基板側
基板
シルク
+Vm
(+12V)
+Vm
(+12V)
A B C D 未使用

 注意 +Vmはモータ電圧を示す。

 電源電圧DC12Vで「超小型ローテーターキット」のモータ(無負荷)と本キットを駆動。 この場合、自起動周波数150pps程度以下で動作。 この周波数以上では脱調して動作しない。 また、自起動周波数と応答周波数(本キット付属の取説参照)の差はほとんどないようであった。 定電圧駆動ではこの程度が限度と思われる。

 なお、この結果はモータの負荷によって大きく変化するので、実際の使用周波数は負荷に合わせて調整・選択する必要あり。 このときの発振周波数は表2を参照のこと。

 

データ作成者 CBA

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