杉ヶ峠旧道突入
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参考 本ページの地図情報はグーグルマップを利用させて頂きました。
須々万から周南市徳山市街へ抜ける道として国道315号線ががありますが、これ以外にクーグルマップで調べると林道譲羽線から抜ける旧道がありました。 下松・周南地区 JogLogの事例29でも林道譲羽線から県道315号線のU字カーブを見下ろしたときに旧道らしき道が見えていましたので難なく通れるものと思っていました。 ただ、譲羽久米東ルート山中探索(現在作成中)の例もあり、クーグルマップの他、Mapineでもこの旧道を確認しましたので間違いないでしょう。
この道は下松・周南地区 JogLogの事例31「島地川ダム周回コース」の帰り道に組み込んで実際に走破しました。 この旧道のうち、杉ヶ峠から栄谷トンネルまでのルートが問題でした。 この問題となった部分を下図の地図では赤い線で示しています。 この部分は道の跡は残っていますが、とても人が立ち入る事ができる状態ではありませんでした。 地図サービスを供給されている会社の皆さん、お願いですから赤い部分を地図から削除でし下さい。 えっ? そもそも道と思えない道に突入する方が悪いって?
さて、今回の杉ヶ峠旧道突入の証拠として下記の地図に記載した番号の位置で撮影した写真を以下に示します。 実際にジョギングできる事を確認できている道を青色、今回の通る事ができない部分を赤色で示しています。 ピンク色は該当部分で撮影した方向を示しています。
【 杉ヶ峠旧道突入経路(赤色) 】
以下に各番号の写真を掲載します。 なお、写真撮影の際は全く現在位置が不明で心配しながらの走破(走歩)でした。
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杉ヶ峠の分かれ道まで来ましたが、下記のように行き先が3つに分かれている四差路はありますが、地図にあるような三差路は見当たりませんでした。 どうも下記写真の右側が旧道のようですが草ぼうぼうでとても道とは思えません。
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A |
棘のある枝の草木の多い藪を掻き分けて進行していきますが、本当にここが道であったのか全く自信がありませんでした。 約5分後に黄色いガードレールを見つけました。 判別しづらいですが、写真中央部に黄色っぽいものが写っているのがガードレールです。
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B |
約14分後にU字上に窪む道が見えてきました。 この地形は地図のルートと合致していましたので、ここでルートの正しさを認識できました。 写真に写っている部分はまだ草の背が低いですが写真の 右側は身の丈を越える藪となっていました。
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C |
約15分後にふと上を見上げるとNTT須々万無線中継所のアンテナが見えました。 このアンクルでこのアンテナを見た事のある人は最近はいないのでしょうね。
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D |
約32分後に石製の防護柵を見つけました。 下側に国道315号線が通ってしますが結構下側にあり路肩に近寄るのがとても怖い思いをしていました。 このような道を草藪を掻き分けて進む際、できる限り山側を通るのが鉄則です。 下記写真も恐る恐る近寄って撮影したものです。
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E |
約44分後、道の中央に突然コンクリートの壁が現れました。 どうも防護柵の金網を引っ張っているワイヤーを止めているアンカー用のようです。 このような壁はこの先、いたるところに有りました。 道の中央にこのようなコンクリート壁があると、走破する道幅が狭くな り困ったものです。 でも、そもそも、こんな道に突入する方が悪いのでしょうね。
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F |
約57分後に2つ目の大きな窪地に出ました。 この先の藪(中央から左側にかけての藪)の状態を見て、この先を通れるのかどうか、とても心配になっていました。 さあ、これからどうなるのやら。
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G |
約66分後です。 コンクリート壁の山側の隙間を掻き分けて進んでいる最中です。
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H |
約84分後に突然竹藪に入りました。 ここも譲羽久米東ルート山中と同様に竹藪があるようですが、まだ人が通れるくらいの隙間があります。 こんな感じでも、これまでに なくスムースに進むことができました。
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I |
約85分後です。 とても広い空間がありましたのでホッとしました。 やっと時計を見る余裕ができて、ここで自宅到着が予定より2時間遅れることを電話連絡です。
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J |
約98分後に見上げると林道譲羽線のガードレールが見えました。
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K |
約99分後に徳山湾方面を撮影しました。 一体、いつまで藪が続くのかととても心配になってきていました。
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L |
約101分後です。 やっと遠くに舗装された道が見えてきました。 地図とは違う感じですが、とにかく草藪の終わりが見えてきました。
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M |
約102分後にやっと旧道を抜けました。 ジャージは泥だらけ、シューズは泥水でびしょぬれです。 持参の地図で見ると、ここから左回りの道だけですが、実際には右側に舗装された良い道がありました。 どこへ行くのでしょうか。
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N |
舗装された道から今抜け出た旧道を見た様子です。 中央の部分を抜け出てきたのですが、とても杉ヶ峠までの道があるようには見えません。
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O |
舗装された道を下っていくとやっと国道315号線に出ました。 この旧道は入れないようになっていました。
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P |
やっと栄谷トンネルまで来ました。 ここまで約106分です。
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Q |
見上げるとNTT須々万無線中継所と周南市消防本部大ヶ原中継所のアンテナが見えました。
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林道譲羽線のガードレールが見えました。 現在の位置が、この林道から見た旧道の部分です。
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S |
旧道は国道315号線の橋の下を通ります。 この後、市街地に出るまで何にも出会わないと思っていましたが、バイクが1台通りました。 それなりに行き来する車両はあるようです。
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このようにして無事市街地まで出ることができましたが、ジョギングシューズは泥水浸しになって徳山の三田川の町中から自宅までジョギングせざるを得なくなりました。 多分、この旧道は二度と通らないでしょう。
参考までに問題となった部分もGT−730では、ほぼ全路程でGPSデータを収集できていました。 グーグルマップにプロットした結果を下記に掲載します。 なお、下図をクリップするとGPSデータをダウンロードできます。
【 GPSデータ 】
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