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GPSモジュール開発ボード 「ログコネV1」
1.背景
aitendoでGPSモジュールを複数個購入しましたが、これらのGPSモジュールの動作確認に際して、従来のGPSロガーの機能の他にPCとGPSモジュールをシリアル通信で直接接続する必要がありました。 このため、従来のGPSロガー用開発ツールに、PCとGPSモジュール間のシリアル通信ができる機能を付加した「ログコネV1」を製作することにしました。 また、GPSロガーの機能部分は「電池ボックス電子工作(その16) いつどこGPSロガー6 ( プラットフォーム プロトタイプ )」と「パルス入力機能付き いつどこGPSロガー7」の両方に対応できる回路にしました。
なお、本ページ公開時は「電池ボックス電子工作(その16) いつどこGPSロガー6 ( プラットフォーム プロトタイプ )」対応は確認済みですが、「パルス入力機能付き いつどこGPSロガー7」対応は未確認です。
2.「ログコネV1」 の仕様
GPSロガー用開発ツール「ログコネV1」の基本的な方針を下記に記載します。
GPSロガー部分は「電池ボックス電子工作(その16)
いつどこGPSロガー6 ( プラットフォーム プロトタイプ )」と「パルス入力機能付き いつどこGPSロガー7」の回路を足して2で割ったような回路としました。 具体的には、操作SWのピン配列と信号論理の相違がありますが、両方に対応するようにしただけです。 PICマイコンの設定等は前記のいつどこGPSロガー6
、及び、いつどこGPSロガー7を参照して下さい。
PCとのシリアル通信する機能は、単純にスライドSW切り替えで対応することにしました。
USBポートを使用したPCとのシリアル通信は「FTDI USB・シリアル変換ケーブル TTL−232R−5V (M-05841)」を使用することにしました。
SDカードは「microSDカードスロットDIP化キット」を使用することにしました。 これで普通の2.54mmピッチのユニバーサル基板を使用することができました。
電源は「FTDI USB・シリアル変換ケーブル TTL−232R−5V (M-05841)」からの5V電源、もしくは、外部電源を選択できるようにしました。
ブザーを「ログコネV1」基板上にも実装することにし、GPSセンサー部もしくは「ログコネV1」基板上のブザーをジャンパーピンで選択できるようにしました。
3 「ログコネV1」 の製作と動作確認
「ログコネV1」の回路図を下記に掲載します。 GPSセンサ部はサンプルとしてGPS−74A GPSセンサ部を掲載しています。
(クリックすると原寸大の回路図をダウンロードできます。)
【 「ログコネV1」の回路図 】
上記回路の製作例を下記に記載します。
【 「ログコネV1」部品面 】
外部との接続には差し込み式のブロック端子台を使用しました。
「microSDカードスロットDIP化キット」はピンソケットを介して接続しています。
【 「ログコネV1」ハンダ面 】
【 「ログコネV1」 スイッチ側外観 】
【 「ログコネV1」 端子側外観 】
4 動作例
「FTDI USB・シリアル変換ケーブル TTL−232R−5V (M-05841)」を接続した状態を下記に掲載します。
【 「ログコネV1」 TTL−232R−5V接続例 】
「ログコネV1」の製作するきっかけとなったLR9543 GPSアンテナセット [LR9543-DAM-SET] GPSモジュール[LR9543] ・ GPSアンテナ[DAM1575A4]との接続例を掲載します。 今回製作した「ログコネV1」を使用することで、LR9543 GPSアンテナセットの使用方法が判明しました。
【 LR9543 GPSアンテナセット接続例 】
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