Memorandumの小部屋
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冬にコタツで横になっていると、そのうちコタツで寝入ってしまいます。電気代もばかになりませんが、我が家のコタツは温度調整の効きが悪いのか、寝入っているうちに暑くなっていつの間にかコタツから出てしまい風邪をひく寸前のことが何度かありました。
丁度そのころ、部品の整理を行い標準ロジックICのうちNタイプ・LSタイプを不要部品に分類しました。しかし不要部品となった標準ロジックICを何もせずにしまい込むのはもったいないと、コタツ電源コントローラを製作することとしました。
外観と内部を下の画像に示します。下の画像をクリックすると拡大画像を表示できます。
(1) 電源投入直後は時間T1の期間コタツをオン。
(2) その後は時間T2オン、時間T3オフの繰り返し。
(3) 時間T2と時間T3の繰り返しをN回(サイクル回数)行うとコントローラ電源を遮断。
コタツにファンが付いているのとノイズ発生がいやなので、位相制御による電力制御方式は止めて、ゼロクロス式SSRによる時間制御方式を採用。たしか、使用しているSSRは約10年前に秋月電子通商で買ったTOSHIBAのS16G12S-12を採用。
家庭用として自作品を実用化する際は、自作品の不具合で火事でも起こすと大変です。安全の作り込みは忘れずに。
- コタツの電源オンオフ制御のSSRとは別に、コタツ電源コントローラの電源投入・遮断用として電磁接触器を設ける。
SSRはファームウエアディバイスであり、安全性の面では信頼性がありません。ハードウエアインターロックとして電磁接触器を使用しました。
- 電源の切り忘れを防止するためコタツ電源コントローラの主電源オンSWとオフSWにはモーメンタリタイプを使用して自己保持回路を採用する。
- 部品がなかったので追設していませんが、コントローラ内に温度SWを設ければ一層安全性が増します。
(1) コタツ電源コントローラ電源オンSW(モーメンタリ)
(2) コタツ電源コントローラ電源オフSW(モーメンタリ)
(3) コントロールシーケンスリセットSW(モーメンタリ)
(4) 時間T1・T2・T3設定ジャンパピン(内部に設置。各設定は1分刻みで最大255分)
(5) サイクル回数設定ジャンパピン(内部に設置。設定は最大768回)
標準ロジックで作ったために基板は大きくなるし、制御回路用電源容量も大きくなるし、各設定も面倒だし・・・・。 実用性を重視してもっと違うコンセプト(マイコンを使用)にすればよかった。でも、部品を活用できたのでいいか。
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