title0a.gif タイトル画像

極小電圧表示器(緑) (VM3D-30V-036(緑))

末尾の注意事項をお読み下さい。
本ページは金銭授受を伴う行為を含むAuctionや商用Web Pageからの無断リンク
・無断参照を禁じます。
無断リンク・無断参照が判明した時点で然るべき処置をとらさせて頂きます。

 キットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る

データ番号

1084

区 分

部品

分 類

計測器

品 名

極小電圧表示器(緑) (VM3D-30V-036(緑))

発売元

(株)秋葉原 aitendo

価 格

239円(8%税別)

主要部品

電 源

+4.5〜30Vdc

概略仕様

   

キット内容 +4.5〜30Vを2線で測定する緑色表示の電圧計。
入力電圧 +3〜15Vdc
表示分解能 3.00〜9.99Vdc : 0.01V

10.0〜30.0Vdc : 0.1V 

精度 ±1% (入力電圧10V以上:±0.3V、入力電圧10V以下:±0.1V)
電流 23mA以下(被測定回路から供給しないといけない電流)
入力インピーダンス Webページには入力インピーダンス100kΩ以上と記載されている。

しかし、上記電流を必要とするため、入力インピーダンスはとても低い。(定量的な数値は不明。) しかも、測定結果表示LEDの電源を測定端子から供給しているため、LEDのダイナミック表示機能、および、測定結果による点灯LED数の変化が原因で 入力インピーダンスは変動する。

注意点
  • 一般的な高インピーダンス入力の電圧計とは異なるので、適用できる測定回路は限られる。

      例:定電圧電源など出力インピーダンスが低い電源
     
  • 電圧計電源と測定用端子が兼用となっているため、被測定回路の等価インピーダンスは低インピーダンスである必要がある。

      例:抵抗分圧による測定はできない。
     
  • 測定時の電流は、測定結果により大きく変動する。 これを念頭にして電圧測定をする必要がある。

      例:表示が安定しない場合は、これが原因の可能性がある。  

     

付属基板

専用基板 部品実装済み

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時 W 32.9mm D 14.3mm H 10.2mm

追加購入
部品

コメント

改 造

その他

(製作例)

   

【 パッケージ外観 】

 

【 電圧計外観1 】

 


LEDと基板の間に電子回路部品が実装されているようです。

【 電圧計外観2 】

 

【 電圧計外観3 】

 

左上のパターンは何かの設定かも。 知りたい!

【 電圧計外観4 】

 


知りたい!

 Web上では回路図が公開されていませんので、上記左上のパターンが何なのか不明です。 回路を自力で確認するために7セグメントLEDを取り外してみました。 (類似製品 極小電圧表示器(赤) (VM3D-30V-036(赤)) で確認しました。)

 

【 部品面外観1 】

 

【 部品面外観2 】

 

  •  7セグメントLEDのピンは10ピンでした。 LED素子は、7セグメントの並列接続ではなく、5×5のマトリックス接続になっていました。
     

  •  LEDはマイコンのIOポートから電流を供給します。 データシートによればIOH=−10mA(typ.)となっています。 これで最大5個のLEDを点灯しているようです。 なお、LED用の電流制限抵抗は見当たりませんでした。 いいのかな?
     

  •  マイコン用電源ラインに「78L05」の電源用ICが設けてあります。 また、逆電圧防止のために、+入力側と78L05の間に整流用ショットキーダイオードが入っているようです。 仕様と設計のバランスを全く無視しています。 でも、遊びで使うならば、動けばいいのです!
      

  •  「電圧計外観4」左側のジャンパー設定は入力回路まわりの設定、調整のようです。 例えば、電源と信号を分離できるようです。 分離した場合、最小測定電圧は0Vからとなるようです。 また、入力インピーダンスは約120kΩ弱に向上しました。 ただし、入力電圧はマイコンの絶対定格Vss−0.3[V]より低くならないようにマイナス電圧入力は厳禁です。
     

【 信号分離による電圧測定の試行 (1.23V表示) 】

 


動 作 確 認 1 

 定電圧電源の出力電圧測定をテスターP16と本電圧計の両方で測定した結果を示します。 LEDの輝度が低いので照明を消して撮影しています。

 

Webページ記載の仕様では最小電圧は4.5Vとなっています。

【 測定可能最小電圧 】

 

【 測定電圧5V表示の場合 】

 

【 測定電圧24V表示の場合 】

 


動 作 確 認 2 

 類似製品と比較しました。 測定電圧はテスター表示で5.00Vの場合です。

 左側が本製品で、右側が秋月電子通商扱いの超小型2線式LEDデジタル電圧計(緑色) (M-08469)です。 輝度の差がわかるように照明有無の違いを示しています。

 

側:本製品 W 32.9mm D 14.3mm H 10.2mm
左側:秋月電子通商品 W 30.2mm D 11.0mm H 8.9mm

【 照明有りの場合 】

 

【 照明無しの場合 】

 


動 作 確 認 3

 定電圧電源の出力電圧を類似製品3品種同時に測定した結果を示します。 全種類とも輝度は低い印象を持ちました。 特に緑色は明るい環境で低い電圧を測定した際に、視認性が劣る印象を持ちました。 なお、LEDの電流供給は3端子レギュレータの出力電圧を利用したマイコンのIOポートを利用していますので、8Vを超える電圧を入力してもLEDの輝度は変わりません。

  

【 テスター電圧表示5.00V測定時 照明無し 】

 

【 テスター電圧表示5.00V測定時 照明有り 】

 

【 テスター電圧表示24.0V測定時 照明無し 】

 

【 テスター電圧表示24.0V測定時 照明有り 】

    

データ作成者 CBA

 キットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る


注意事項


End of This Page.