title0a.gif タイトル画像

モバイル型絶縁高電圧入力レコーダ NR−2000 高電圧絶縁ユニット NR−2010

末尾の注意事項をお読み下さい。
本ページは金銭授受を伴う行為を含むAuctionや商用Web Pageからの無断リンク
・無断参照を禁じます。
無断リンク・無断参照が判明した時点で然るべき処置をとらさせて頂きます。

 部品・ユニットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る

データ番号

281

区 分

ユニット

分 類

計測器

品 名

モバイル型絶縁高電圧入力レコーダ NR−2000 高電圧絶縁ユニット NR−2010

発売元

キーエンス

価 格

不明

主要部品

電 源

7VDC 1.4A

概略仕様

 

モバイル型絶縁高電圧入力レコーダ NR−2000仕様
 

項目

仕様

チャンネル数

シングルエンド 16ch  / 作動入力 8ch

入力インピーダンス

1MΩ

絶縁

GND絶縁

最大入力定格

±30V (±12V以上の電圧で回り込み発生の可能性有り。)

測定レンジ

±10V,±5V,±2.5V,±1V,±0.5V,±0.25V

A/D分解能

14bit

表示分解能

 

測定レンジ

表示分解能

±10V,±5V

1mV

±2.5V,±1V,±0.5V

0.1mV

±0.25V

0.04mV

 

入力周波数帯域

100kHz

サンプリング周波数

2.5μs/ch 〜 60s

内蔵メモリ容量

500kデータ(本体内蔵)

外部トリガ入力

1ch (内部回路から絶縁)

表示機能

3.9型 320×240 反射型カラー液晶

PCインターフェース

USB1.0(Windows7動作確認) (PCMCIAカードにも対応)

電源仕様

専用ACアダプタ付属(7VDC 1.4A)

単三乾電池×4本(本体ユニット単体使用時のみ)

ロジック仕様

 

測定レンジ

表示分解能

ロジック入力点数

入力8点 判定出力4点

入力電圧しきい値

4点一括 1.5V/15V切替可能

入力インピーダンス

100kΩ

入力絶縁

非絶縁

入力周波数帯域

100kHz

入力最大定格

+30V

 

外部メモリ機能

コンパクトフラッシュメモリ

質量

約400g

 

収集仕様
 

収集形式

シングル

リピート

フリーラン

連続

動作

設定した測定回数を1回分収集して終了。

設定した測定回数を繰り返し収集する。 [STOP]を押すと終了。

1画面分の測定回数を測定して画面更新する。 [STOP]を押すと終了。

連続して収集する。(約1億回まで) [STOP]を押すと終了。

サンプリング周期

本体のみ 2.5μs×有効アナログ入力CH数×平均回数

高電圧絶縁ユニット有り 5μs×有効アナログ入力CH数×平均回数

1ms

自動連続保存時は1ms×全入力CH数

測定回数

500k点÷(有効)入力CH数
(ロジックは1点有効でも1CH分になる。)

1画面分の測定回数

最大約1億点

トリガ制限

無し

無し

トリガ無し

無し

収集制限事項として、上記収集仕様を理解しておく必要があります。

 400kHzでサンプリングできるのは収集チャンネルが1chの場合だけです。
 たとえば、収集チャンネルが4chの場合は100kHz(10μs)となり、連続収集はできません。 測定回数は125k回となります。
 

 

高電圧絶縁ユニット NR−2010仕様
 

項目

仕様

チャンネル数

シングルエンド 2ch

入力インピーダンス

1MΩ

測定レンジ(DCモード)

±500V(最大入力±400V),±250V,±100V,±50V,±25V,±10V,±5V

最大入力電圧

±400V(DC)

最大フローティング電圧

±400V(DC) 入力Hi−Lo一括〜本体GND間
±400V(DC) 各入力間

A/D分解能

12bit

最高サンプリング周波数

200kHz

入力カップリング

AC/DC

実効値測定機能

   応答 200ms〜300ms
入力範囲 500,250,100,50,25,10,5Vrms 

耐電圧

2kVrms 1分間 1mA以下 (入力Hi−Lo一括〜本体GND間 各入力間)

質量

約160g

   

付属基板

完成品

付属ケース

外形寸法

NR−2000 W166mm×D110mm×H40mm (突起部除く)
NR−2010 W70mm×D110mm×H38mm (突起部除く)

追加購入

部品

コメント

 サンプリング周波数が低い場合の波形測定では最強の測定器です。 測定チャンネル数などの機能だけではなく、本体の外形寸法も小さく、狭い場所での波形測定にはうってつけです。 惜しむらくは、USB1.0のため、データ転送時間が若干かかる点くらいです。

 高電圧絶縁ユニットNR−2010があると活用範囲が広がります。 これで安心して100Vac回路の測定もできます。

 使用上の注意点は、下記の2通りのケースにおいて入力保護回路のダイオードを介した回り込み回路が発生することです。

  • NR−2000のアナログ入力に±12Vを超える電圧を入力した場合。

  • NR−2000をオフした状態でアナログ入力電圧を加えた場合。
    信号線を接続したままNR−2000をオフすることは厳禁です。 必ず先に信号線を取り外してからNR−2000をオフして下さい。

 NR−2000は既に製造中止ですが、2013年時点ではYahoo!Auctionなどで入手することが可能です。 なお、NR−2010は落札したオークションで初めて見ました。 多分、NR−2010の入手は難しいと思います。
 価格はちょっとしたディジタルオシロスコープより高価です。 よくオークションを選択して安価なオークションを選択しましょう。 当方は国産40インチ液晶TVより安価な落札価格で本ページで紹介した一式を入手できました。

  

改 造

その他

(製作例)

 

NR−2000 本体

 

【 本体パッケージ外観(表) 】

 

【 本体パッケージ外観(裏) 】

 

【 資料関係一式 】

 

【 資料関係 スターディングガイド 】

 

【 資料関係 リファレンスマニュアル 】

 

【 資料関係 付属ソフト用CD 】

 

【 NR−2000収納状態 】

 

【 ACアダプタ・NR−2000 】

 

【 NR−2000 正面1 】

 

【 NR−2000 正面2 】

 

【 NR−2000 正面3 】

 

【 NR−2000 側面1 】

 

USBポート、電源スイッチが配置されています。

【 NR−2000 側面2 】

 

電池ホルダとCF収納口が配置されています。

【 NR−2000 側面3 】

 

NR−2010用接続コネクタが配置されています。

【 NR−2000 側面4 】

 

入力 100Vac / 出力 DC7V 1.4Aと記載されています。

【 ACアダプタ NR−U1 】

 

【 アクセサリ類一式 】

 

【 ロジック入力プローブ一式 】

 

【 アナログ入力プローブ一式 】

 

【 電池ホルダ・コネクタロック 】

 

ケーブル長3mです。

【 USBケーブル(OP−35331) 】

 


増設用ベース1(OP35410)

 

高電圧絶縁ユニット1台増設用です。

【 パッケージ外観 】

 

【 収納品パッケージ 】

 

【 構成品外観 】

 

【 ベースエンドユニット 】

 

【 組立て途中の状態 】

 


PC接続インターフェース NR−T2

 

【 パッケージ外観 】

 

【 構成品外観 】

 

【 PCカードパッケージ外観 】

 

【 カードケーブル 】

 


高電圧絶縁ユニット NR−2010

 

【 パッケージ外観 】

 

【 収納品パッケージ 】

 

【 NR−2010外観1 】

 

フローティング高電圧部位測定を前提にコネクタ外被側の絶縁が徹底されています。

【 NR−2010外観2 】

 

【 NR−2010外観3 】

 

【 NR−2010外観4 】

 

【 NR−2010外観5 】

  


耐圧プローブ (OP−35409)

 

【 パッケージ外観 】

 

【 収納品パッケージ 】

 

2組あります。

【 耐圧プローブ全体 】

 

【 耐圧プローブ 測定部クリップ部外観 】

 

フローティング高電圧部位測定を前提にコネクタ外被側の絶縁が徹底されています。

【 耐圧プローブ外観 NR−2010接続側 】

  


ソフトウエア (NR−H6W)

 

【 CD外観 】

 

CDファイル構成

 

WinTree Ver 1.8 
ドライブ T:\ のボリュームラベルは NRH6W_105 (5AD9-74F1)
ファイル/フォルダ名                         バイト数 属性   更新日付 更新時刻
───────────────────────────────────────
T:\ < NRH6W_105 >
disk1                                      < Dir > ----
│ ├ _INST32I.EX_                            294,079 R--- 1999/03/23 18:12:22
│ ├ _ISDEL.EXE                                8,192 R--- 1999/03/23 18:12:22
│ ├ _SETUP.1                                801,226 R--- 2002/09/27 01:10:32
│ ├ _SETUP.DLL                                7,040 R--- 1999/03/29 21:34:30
│ ├ _SETUP.LIB                              203,918 R--- 2002/09/27 01:10:28
│ ├ DISK1.ID                                      5 R--- 2002/09/27 01:10:32
│ ├ Nr2000.inf                                  460 R--- 1999/11/25 01:15:00
│ ├ NR2000_U.inf                              2,165 R--- 2001/02/01 02:32:18
│ ├ NR2000_U.sys                              9,345 R--- 2001/02/01 02:28:50
│ ├ SETUP.EXE                                45,312 R--- 1999/03/23 18:12:24
│ ├ SETUP.INI                                    36 R--- 2002/09/27 01:10:28
│ ├ SETUP.INS                                81,342 R--- 1999/04/08 20:26:40
│ ├ SETUP.ISS                                   412 R--- 2002/09/27 01:10:26
│ └ SETUP.PKG                                   344 R--- 2002/09/27 01:10:32
disk2                                      < Dir > ----
│ ├ _SETUP.2                              1,109,225 R--- 2002/09/27 01:10:32
│ └ DISK2.ID                                      5 R--- 2002/09/27 01:10:32
disk3                                      < Dir > ----
_INST32I.EX_                            294,079 R--- 1999/03/23 18:12:22
_ISDEL.EXE                                8,192 R--- 1999/03/23 18:12:22
_SETUP.1                                491,700 R--- 2002/09/27 01:11:32
_SETUP.DLL                                7,040 R--- 1999/03/29 21:34:30
_SETUP.LIB                              203,738 R--- 2002/09/27 01:11:30
DISK1.ID                                      5 R--- 2002/09/27 01:11:32
Nr2000.inf                                  460 R--- 1999/11/25 01:15:00
NR2000_U.inf                              2,165 R--- 2001/02/01 02:32:18
NR2000_U.sys                              9,345 R--- 2001/02/01 02:28:50
SETUP.EXE                                45,312 R--- 1999/03/23 18:12:24
SETUP.INI                                    37 R--- 2002/09/27 01:11:30
SETUP.INS                                81,342 R--- 1999/04/08 20:26:40
SETUP.ISS                                   412 R--- 2002/09/27 01:11:30
SETUP.PKG                                   179 R--- 2002/09/27 01:11:32
───────────────────────────────────────
3 個のフォルダと 30 個 3,707,112 Byte のファイルがあります。

 


動  作  例 1

 

【 高電圧絶縁ユニット接続時外観 】

 

【 通電開始時状態 】

 

【 通電開始LCD画面 】

 

【 メニュー「設定」LCD画面 】

 

【 メニュー「収集」LCD画面 】

 

【 メニュー「出力」LCD画面 】

 

【 メニュー「初期化」LCD画面 】

 

【 メニュー「情報」LCD画面 】

 

【 メニュー「カード」LCD画面 】

 

【 メニュー「プリンタ」LCD画面 】

 


動  作  例 2

 

 静電容量比率計「高低(たかひく)なんぼ」のLow側の波形を測定した例を下記に掲載します。 なお、High側は発振周波数が高いことが原因で波形を正しく表示できないため測定対象外です。

赤色 非測定コンデンサ両端電圧
黄色 Low側カウンタ用パルス
緑色 Low側LMC555発振出力
水色 Low側LMC555 2番ピン波形

【 静電容量比率計「高低(たかひく)なんぼ」  Low側波形 】

 


動  作  例 3

 高電圧絶縁ユニットNR−2010を使用すると、従来は測定できなかったACラインとDC制御信号を同時に測定できます。 この測定例としてソリッドステート リレー (半導体リレー)キット (K-203)のACライン側とオンオフ信号を以下に示します。

 

電圧の位相と電流の位相は同相です。 電圧はゼロクロスでオンしています。

赤色 SSR用オンオフ信号 (5Vdv印加)
黄色 負荷電流
緑色 負荷両端電圧

【 負荷:白熱電球の場合 】

 

電圧の位相に対して電流の位相が遅れています。

【 負荷:扇風機(誘導負荷)の場合 】

 

平滑回路負荷特有の電流波形です。

【 負荷:インバータ式蛍光灯(平滑回路負荷)の場合 】

  

データ作成者 CBA

 部品・ユニットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る


注意事項


End of This Page.