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ソリッド・ステート・リレーキット 25A(20A)タイプ(MOC3041版) (K-00203)

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データ番号

1750

区 分

キット

分 類

電源

品 名

ソリッド・ステート・リレーキット 25A(20A)タイプ(MOC3041版) (K-00203)

発売元

秋月電子通商

価 格

250円(5%税込) (2009年購入)

主要部品

BTA24-600CWRG MOC3041

電 源

概略仕様

 

概要

電力用トライアックBTA24−600CWRG、フォト・トライアックMOC3041を用いたソリッド・ステート・リレーです。

適用負荷電圧

商用電源 100Vac用(40〜220Vac)

負荷電流

放熱板無し時:2Aac

放熱板有り時:20Aac

制御信号

3〜8Vdc

(フォットトライアック内蔵LED電流制限抵抗330Ω)

主回路絶縁

フォトトライアックMOC3041により絶縁されています。

その他

トライアックT1−T2間にサージアブソーバ(バリスタ)を設けられています。

     

付属基板

専用基板 AE−SSR−A

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時 W 28.1mm D 20.0mm H 22.5mm (トライアック実装状態により高さは変わります。)

追加購入

部品

コメント

 秋月電子通商のソリッド・ステート・リレーキットには複数の種類が有ります。
  

第1世代(推定)

詳細不明ですが通販コードK-99(K-00099)で販売されていました。 基板、部品、定格も異なります。 なお、K-99も使用部品が変わっており複数種類あるようです。

第2世代(推定)

ソリッドステート リレー (半導体リレー)キット (K-203)」で紹介しています。  トライアック:TMG20C60F、フォトトライアック:MOC3031を使用しています。

 第3世代(推定)

本Webページ紹介品です。 トライアック:BTA24−600CWRG、フォトトライアック:MOC3041を使用しています。

第4世代(推定)

ソリッド・ステート・リレー(SSR)キット 25A(20A)タイプ(TLP561版) (K-00203)」で紹介 しています。 トライアック:BTA24−600CWRG、フォトトライアック:TLP561Jを使用しています。

 

改 造

その他

(製作例)

      

【 キット パッケージ外観 】

 

【 キット 構成品 】

 

【 キット取扱説明書 】

 

【 キット 構成部品パッケージ外観 】

 

【 プリント基板 (部品面) 】

 

【 プリント基板 (ハンダ面) 】

 

【 フォトトライアック・トライアック 】

 

【 バリスタ・抵抗 】

 


製 作 例

 

【 製作例外観1 】

 

【 製作例外観2 】

 

【 製作例外観3 】

 

【 製作例外観4 】

 

【 製作例外観5 】

 

【 製作例外観6(ハンダ面) 】

 


動 作 確 認 

  抵抗負荷としてハンダごて、容量性負荷としてACアダプタ(出力5Vdc、2Ω負荷)、誘導性負荷として扇風機(電源供給のみで回転できる機械式スイッチ)の3種類の負荷に1s間通電したときの負荷電圧波形、負荷電流波形(シャント抵抗1Ω)を観測しました。

 

  •  波形のサンプリング間隔は10μs(サンプリング周波数100kHz)です。
     

  •  観測した波形のオン時オフ時のみを抽出た波形を掲載します。 グラフ中の時間軸の数値は参考値です。 制御信号が約4Vdcから約0Vdcに変化したときの実際の時間は約1010msです。
      

  •  トライアックのT1−T2時間にスナバ回路(51Ω+0.022μF)を追設しています。
     

  •  制御信号が10ms付近で少し立ち上がっていますが、このタイミングで制御信号発生回路のスイッチング電源(5V回路)が通電開始しています。 有効な制御信号は、10ms以降の次に約4Vdcに立ち上がった時点でオンする信号を発生しています。

 

オン時オフ時ともにゼロクロスしていることを確認できました。

【 抵抗負荷時 】

 

オン時、電圧がゼロクロスしているため突入電流のピークを抑えることができています。

【 容量性負荷時 】

 

オフ時、電流がゼロクロスしているためサージ電圧のピークを抑えることができています。

【 誘導性負荷時 】

 

 参考までに機械式接点でオンオフした場合の波形を観測しました。 機械式接点として「大電流大型リレーモジュールキット 5V版 (K-11245)」を利用しました。 制御信号のオン時・オフ時に少し遅れて負荷電圧が変化していますが、これはリレー接点の動作遅れによるものです。

接点オンオフ時 に電圧/電流のサージは生じていません。 負荷(約100Ω)に応じた電流が流れています。

【 抵抗負荷時 】

 

接点オン 時の電圧が約150Vのためサージ電流約10Aが生じています。

【 容量性負荷時 】

 

接点オフ時 の電圧が約100Vのため±500Vを超えるサージ電圧が生じています。

【 誘導性負荷時 】

 

 上記のように機械式接点でオンオフした場合、容量性負荷時にはサージ電流、誘導性負荷時にサージ電圧が生じています。

  

データ作成者 CBA

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