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ユニバーサル基板でつくる386アンプキット (K-12278)

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データ番号

1721

区 分

キット

分 類

AV

品 名

ユニバーサル基板でつくる386アンプキット (K-12278)

発売元

秋月電子通商

価 格

240円(10%税込)

主要部品

NJM386BD

電 源

+4〜18Vdc

概略仕様

 

概要

JRC製NJM386BDを用いたアーディオアンプの基板。

電源電圧

+4〜18Vdc 単電源

負荷

スピーカ 4〜32Ω

出力

850mW (電源9Vdc 8Ωスピーカ時)

増幅度

外付けキャパシタ・抵抗で設定可能。

20〜200倍 (約26dB〜約46dB)

その他

ユニバーサル基板を利用して組み立てます。 取扱説明書に完成時の部品実装例と接続パターン例が掲載されています。

     

付属基板

両面ユニバーサル基板 Dタイプ(47×36mm) スルホール [AE−D−TH]

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時 W 46.9mm D 36.4mm H 15.3mm

追加購入

部品

コメント

 取扱説明書の回路図章の「C4,C5は増幅率を選ぶためのバイパスコンデンサです。」との記載があります。 この説明文章とデータシートの説明に違いがあります。 今回はデータシートに準じて製作しました。 

改 造

その他

(製作例)

      

【 キット パッケージ外観 】

 

【 キット 構成品 】

 

【 キット取扱説明書 】

 

両面ユニバーサル基板 Dタイプ(47×36mm) スルホール [AE−D−TH]

【 プリント基板 】

 

【 部品パッケージ外観 】

 

【 部品パッケージ 構成部品1 】

 

【 部品パッケージ 構成部品2 】

 

【 可変抵抗外観1 】

 

【 可変抵抗外観2 】

  


製作 例 (仮付け製作)

  取扱説明書に完成時の部品実装例と接続パターン例が掲載されています。 今回はこれに準じて製作しました。  製作の様子を部品面・ハンダ面の順番で掲載します。

  •  ユニバーサル基板を利用した製作の場合は部品の高さの順番ではなく、部品接続を考慮した順番で部品を取付けています。
     

  •  初期のハンダ付けは仮付け状態で製作しています。  ユニバーサル基板を用いた製作では、製作ミス時の配線修正や部品交換時にスルーホール部のランドが損傷しやすくなります。 そのリスクを低減するために仮ハンダ付け状態で製作するものです。 回路動作確認後に配線や部品接続部にハンダ盛りをして仕上げ製作します。
     

  •  今回の製作に際して、ピンヘッダとジャンパーピンを電解キャパシタC4に直列に接続して、増幅率の切替えができるように、一部改造しています。

 

【 Step1(部品面) ICソケット実装 】

 

ICソケット固定のため1列当たり1ヶ所(計2ヶ所)仮ハンダ付けしました。

【 Step1(ハンダ面) ICソケット実装 】

 

【 Step2(部品面) C2実装 】

 

【 Step(ハンダ面) C2実装 】

 

【 Step3(部品面) C1実装 】

 

【 Step3(ハンダ面) C1実装 】

 

【 Step4(部品面) R1実装 】

 

【 Step4(ハンダ面) R1実装 】

 

【 Step5(部品面) C3実装 】

 

【 Step5(ハンダ面) C3実装 】

 

【 Step6(部品面) C7実装 】

 

【 Step6(ハンダ面) C7実装 】

 

【 Step7(部品面) C6実装 】

 

【 Step7(ハンダ面) C6実装 】

 

【 Step8(部品面) R2実装 】

 

【 Step8(ハンダ面) R2実装 】

 

【 Step9(部品面) C5実装 】

 

【 Step9(ハンダ面) C5実装 】

 

C4に増幅度変更用ピンヘッダ(2P)を直列に接続しています。

【 Step10(部品面) C4実装 】

 

【 Step10(ハンダ面) C4実装 】

 

 取扱説明書には記載されていませんが、外部配線接続用の端子を切れ端のリード線を用いて追設しています。(全6ヶ所)

【 Step11(部品面) 配線用端子追設 】

 

【 Step11(ハンダ面) 配線用端子追設 】

 

【 Step12(部品面) IC実装 】

 


動 作確認 ・ 仕上げ製作 

 仮り製作後に動作確認しました。 動作確認ではスピーカ音確認の他に「高機能アクティブラーニングモジュールADALM2000 (M-14068)」を用いて周波数特性を測定しました。 「ADALM2000」で周波数特性を測定する際には 、信号源の時間分解能・電圧分解能を適切にするためにシグナルジェネレータの振幅をできる限り大きくする必要があります。 くれぐれも グナルジェネレータの振幅を100mVpp以下で測定しないようにする必要があります。 本キットの電圧増幅率は20〜200倍と大きいため減衰器を利用して測定しています。  グラフの凡例Vinは減衰後の数値を記載しています。

 

  • 配線用端子を設けていますので部品面側から外部接続用配線をハンダ付けできます。
     
  • 左側黄色ピンジャック・右側スピーカは動作確認用として手持ち品を利用しています。

【 測定時外観 】

 

 測定に用いたスピーカのインピーダンス(Ls)を「高精度LCRメータDE−5000」で測定しました。

スピーカ インピーダンス実測値
周波数 インピーダンス(Ls)
100Hz 7.5Ω + 288μH
120Hz 7.5Ω + 288μH
1kHz 7.93Ω + 128μH
10kHz 9.7Ω + 86.2μH
100kHz 21.1Ω + 47.6μH

 

Low=ジャンパーピン未実装 High=ジャンパーピン実装

【 周波数特性(Gain) 】

 

Low=ジャンパーピン未実装 High=ジャンパーピン実装

【 周波数特性(Phase) 】

 

 期待どおりの動作を確認できましたので、配線にハンダを盛り付けて基板を完成させました。 ハンダを盛る目的は、確実なハンダ接続を確保すること、ハンダ付けの見栄えを良くすることです。 この作業は好みの問題ですので、必ずしもハンダ盛りをする必要はありません。 なお、両面にランドがあるスルーホール基板のため、ハンダ盛り時にハンダが部品面に滲み出します。 余分なハンダが部品に接しないように注意が必要です。

 

【 基板完成外観1 】

 

【 基板完成外観2 】

 

【 基板完成外観3 】

 

【 基板完成外観4 】

 

【 基板完成外観5 】

 

【 基板完成外観6 】

  

データ作成者 CBA

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