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Signal Tracer Injector Kit / K7000

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データ番号

623

区 分

キット

分 類

計測器

品 名

Signal Tracer Injector Kit / K7000

http://store.qkits.com/moreinfo.cfm/K7000

発売元

製造元 Velleman

販売元 Quality Kits

価 格

Quality Kits 販売価格 $11.95 USD (2008年12月23日注文時)

主要部品

LM386N-1 BC547C

電 源

センタータップ式7〜9VAC or 9〜12VDC 150mAmax

概略仕様

シグナルトレーサとシグナルインジェクタの2回路入り

電源はセンタータップ式AC7〜9VAC×2のトランスに対応。

シグナルインジェクタ

 

 
出力

0〜2.5Vrms (製作例参照)
出力インピーダンス

1.5kΩ
発振周波数

約1kHz 周波数固定 (製作例参照)
 

 

 

シグナルトレーサ

 

 
感度

3.5mVから10Vrms(入力0まで絞れません。)
ゲイン

40dB
入力インピーダンス

50kΩ
出力

0.5W/8Ω (最小4Ω)

 

付属基板

専用基板 P7000

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時 W 69.5mm D 53.5mm H 30mm

追加購入

部品

コメント

改 造

その他

(製作例)

      

【 キットパッケージ外観 】

 

【 キット開梱時外観 】

 

(左側が英文組立説明書です。)

【 キット取扱説明書 】

 

【 プリント基板 部品面 】

 

【 プリント基板 ハンダ面 】

 

【 キット構成部品 電子部品1 】

 

【 キット構成部品 電子部品2 】

 

【 キット構成部品 電子部品3 】

 

【 キット構成部品 電子部品4(スタッド) 】


【 製作例 】

1 基板製作例

【 基板外観 】

 

【 基板外観(全体像) 】

 

 本基板をケース( ケースは秋月電子通商「[P-00075] アクリルケース SK−16」を使用。 )に組み込みました。 このケースには出力端子、電池用電源スイッチ、外部DCアダプタ用電源コネクタ、モノラルイヤフォン用ジャックを追加し取り付けています。 VRとケースの高さ方向の関係で、基板のVRがケース底に向くように上下逆に取り付けています。

 

【 完成品外観(上面) 】

 

【 完成品外観(底面) 】

 

【 完成品外観(背面) 】

 

 シグナルトレーサの入力と、シグナルインジェクタの出力は秋月電子通商の「ターミナルブロック 2ピン[縦]」の緑と青を使用しました。 オーディオ用ですので、端子台よりはピンジャックの方がよかったかなと製作後に気付きました。 ちょっと遅かったようです。

 ターミナルブロックの固定は、ターミナルブロックの端子を内側に設けた基板銅箔にハンダ付けするだけの挟み込みだけで済ましています。 これだけでも結構しっかりしています。 但し、ターミナルブロックのリード線が基板銅箔面に覗くように、基板厚みを1.6mmから0.8mmに削っています。

【 ターミナルブロックと固定用基板取り付け状態 】

 

2 シグナルインジェクタ動作確認

2.1 出力実測結果例1

 電源電圧9V時における出力波形の実効値Vrms、及び振幅VppをDIGTAL STORAGE SCOPE for PC PCS64iで測定 した結果を下記に示します。 出力電圧実効値Vrmsが 無負荷でも1.48Vしか得られません。 仕様の約6割程度しか出ないということになります。
 

出力電圧 負荷依存性
No. 負荷 実効値 Vrms 振幅 Vpp
無負荷 1.48 4.19
10kΩ 1.45 4.09
4.7kΩ 1.34 3.84
2.2kΩ 1.06 3.09
1.5kΩ 0.83 2.44
1.0kΩ 0.62 1.84

 

2.2 出力実測結果例2

  負荷1.5kΩ時の出力波形を示します。 本測定時は約750Hzでしたが、別の測定時には820Hz程度となっていました。 発信周波数は予想どおり安定していないようです。

 

【 出力波形(1.5kΩ負荷) 】

 

 出力波形が歪んでいるので周波数分析をした結果を下記に示します。 まあ、こんなものでしょう。

【 出力周波数成分(1.5kΩ負荷) 】

 

2.3 消費電流実測

 9VDC時 : 8.97mA

シグナルトレーサの入力を最小に絞った状態。

シグナルインジェクタの負荷1.5kΩ

 但し、シグナルトレーサに入力をいれてスピーカを鳴らすと、直ぐに100mA以上となる。 よって、電池駆動できるのはシグナルインジェクタのみで動作する場合のみのようです。

  

データ作成者 CBA

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