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HANDHELD SCOPE / K7105 (ハンドヘルド オシロスコープ)    

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データ番号    174
区 分    キット
分 類    計測器
品 名    HANDHELD SCOPE / K7105 (ハンドヘルド オシロスコープ)

http://www.qkits.com/serv/qkits/velleman/pages/K7105.asp

発売元    入手元:Quality Kits (http://www.qkits.com/serv/default.asp)

製造元:Velleman (http://www.velleman.be)   

価 格    Quality Kits 販売価格 $299.99 CDN (カナダドル)(2001年2月4日注文時)

(2004年4月11日現在 $219.99 CDN)

主要部品    LF357 741 311 74HC4052 4052 TDA8703 VK7105(PIC16C65)
電 源    9VDC 200mA以上 別途ニッカド電池内蔵可能
概略仕様   

   

表1 一般仕様   

入力チyaェンネル 1ch
入力インピーダンス 1MΩ 20pF
入力電圧レンジ 5mV/div〜20V/div(表2参照)
電圧分解能 LCD上表示 6bit /  内部 8bit
最大入力電圧(AC+DC) 100V
入力結合 DC、AC、GND
入力アンプバンド幅 750kHz (-3dB at 0.4V/div 設定)
サンプリング周波数 単発信号 0.5MHz
(繰り返し信号 5MHz)
時間レンジ 2μs/div〜20s/div(表3参照)
LCD表示 LCD 64×128 / 波形表示エリア 64×96
正弦波出力 約400Hz(CR発振) 1Vpp/10kΩ (電圧可変化)
PCインターフェース RS-232C用 TX信号出力のみ有り

Baud Rate=9600 , Data=8 bit , Stop Stopbit=1 bit , Parity = No , handshaking = off

外形・質量 130×230×43mm 600g(電池除く)
信号出力 3mm ステレオジャック別途必要

(中心:RS-232C 2段目:正弦波出力)

       

   
表2 電圧設定

Range

10mV
20mV
50mV
0.1V
0.2V
0.4V
1V
2V
4V
8V
20V
   
 
表3 時間設定
Time Base Time Base Time Base
2us 4us 10us
20us 5us 0.1ms
0.2ms 0.5ms 1ms
2ms 5ms 10ms
20ms 50ms 0.1s
0.2s 0.5s 1s
2s 5s 10s
20s        
   

   

付属基板    VELLEMAN P7105'4
付属ケース    専用ケース付き (内部シールドシーツ付き)
外形寸法    130×230×43mm 600g(電池除く)
追加購入部品    プローブ・ACアダプタ・3mm ステレオジャックは付属していませんので別途購入が必要です。

標準オプション品

  • バッテリーパック:HR6/9 (6pcs.)
  • プローブ:PROBE 20
  • キャリアケース:BAG13 x 24
  • ACアダプタ:PS905
コメント   
改 造   
  • RS-232C用ソフトは http://www.velleman.be/download.htm#hhs5 からダウンロードできます。
その他

(製作例)   

【 購入品概要 】     

kit174a1.jpg (27195 バイト)

【 パッケージ外観 】

  • 外形寸法 355×225×73

  

kit174b1.jpg (34891 バイト)

【 パッケージ内部 】

 

kit174c1.jpg (36618 バイト)    kit174d1.jpg (28183 バイト)   

【 CR類パック 】

【 機構部品 】
        
kit174e1.jpg (19305 バイト)    kit174f2.jpg (15327 バイト)   

【 LCD・IC類 】

【 ケース類 】

    

kit174g1.jpg (51358 バイト)

【 基 板 】

   

kit174h1.jpg (15737 バイト)

【 操作キー 】

   

kit174i1.jpg (26743 バイト)

【 部品リスト/組立手順書 】

   

kit174j1.jpg (25248 バイト)

【 マニュアル/一般ガイドライン 】

    


 kit174k1.jpg (56254 バイト)

【 CR類パック詳細 】

   

kit174l1.jpg (25863 バイト)

【 LCD・IC類詳細 】

   

kit174m1.jpg (28009 バイト)

【 機構部品詳細 】

  

kit174n1.jpg (22345 バイト)

【 ケース類詳細 】

  


【 製作過程 】

部品リストの順番に部品を基板に取付けていきます。

  •  ”CR類パック詳細”のテープ付けの部品(ジャンパー線・抵抗・ダイオード・インダクタンス)は、この部品リストの順番に並べられています。
  •  付属の基板は両面基板ですがスルーホールが施されていません。 このため、ジャンパー線や部品リード線で両面を接続する部位が多くあります。 部品リストで末尾に"(S)"と記載されているジャンパ線はや部品リード線では、部品面・ハンダ面の両方にハンダ付けをします。
  •  TP1(校正用方形波出力チェック端子用)は銅板を取りつけますが、今回は部品面側に出るように取りつけています。 実際はハンダ面側に出して折り曲げるのが本来の取り付け方のようですが、シールド材に接触させたくないので部品面側に取り出しています。
  •  リセットスイッチSW3はハンダ面に接続しますが、基板からあまり浮かないようにSW3を取付けます。
  •  ジャンパー線の漏れがないようにチェックします。 ハンダ面でハンダ付けされていないランドをチェックすればジャンパ線接続漏れのチェックが容易にできます。

【 部品取付け状態 】

 

  •  部品リストではLCDモジュール用の六角スペーサは15mmと8mmのスペーサを2段重ねにするようになっていますが、実際には20mmのスペーサ1段が正しいようです。 このため、LCDモジュールと基板を接続する約25mmのリード端子の長さを現物合わせで短くしています。

【 LCDモジュール取付け状態 】

 

【 調整 】
  •  上記の状態で調整を行います。 一言でいえば、調整は思ったよりは相当楽でした。
  •  調整はMANUAL(3頁分)に記載されています。
  •  TP2の近くのスペーサには短絡防止のためにビニルテープを巻き付けました。
  •  AC電圧の実効値が測定できるディジタルテスタを準備します。
  •  調整手順の”1-Ajusting the input amplifier offset voltage”でTP5をGNDに短絡するようになっています。 これはU2(741)の出力を短絡することを意味しますので、この調整時にはU2をICソケットから取り外して調整しました。

 

  •  シールド材を下ケースに取付けます。 このシールド材の基板側は絶縁シートでコートされています。 取付けに際して、このシールド材は座りがよくないので両面テープで要所要所を貼り付けています。

【シールド材取付け状態 】

 

  •  基板をケースに入れますが、最初は要領が掴めなくて苦労しました。
  •  シートキーを取りつけます。 抜き差し・固定が容易にできるコネクタとなっていましたのでこれ以降の作業ではシートキーが邪魔になることはありませんでした。

【 基板取付け状態 】

 

  •  シールド材を基板上に被せ、電池ボックスを取りつけます。
  •  覆い被したシールド材は基板上の六角スペーサにネジ止めします。

【 電池ボックス取付け状態 】

 

  • 下ケースの裏にスタンド用の部品を取付けます。

【 スタンド部品取付け状態 】

 

 これで下ケース側は完成です。 上ケースを取りつけて早速電源オン。 幸いにも一発で完成です。

 内蔵の正弦波出力をモニタしているところです。 ちなみに電源のACアダプタは「QualityKits 初めての電子工作キット海外オンラインショッピングの巻」に記載のSCP41-90(120VAC入力)を使用しています。

【 正弦波出力モニタ時 】

 


【 パソコンへの波形データ取込み 】

 パソコンへの取込みはhttp://www.velleman.be/download.htm#hhs5からhhs5.zip(201kB)をダウンロードした行います。 hhs5.zipを解凍してHHS5.EXEを実装します。 このソフトはの波形取込みと波形表示を行います。

 HANDLE SCOPE / K7105の電源をオンしたときに一度だけHANDLE SCOPE / K7105内のデータを送信するので、本ソフトこれを受け取ります。 以下に手順を記載します。

  •  HHS5ソフトを立ち上げておきます。
  •  HANDLE SCOPE / K7105に波形を取込みます。
  •  HANDLE SCOPE / K7105のシートキーの電源スイッチを押して一旦オフします。
  •  HANDLE SCOPE / K7105のシートキーの電源スイッチを押して再度オンします。 このときにHANDLE SCOPE / K7105からデータが送信され、HHS5ソフトが波形データを表示します。

 

左から同一波形の”Smooth”、”Bar”、”Dot”表示です。

【 基板取付け状態 】

 パソコンに送信される垂直軸(電圧)データは0〜255の範囲であり、パソコン上では分解能8ビットを確認できました。


【 使用所感 】

 とにかく小さいのがとても良いですね。

 絶対値は気にしないことです。

 製作・調整を簡単そうに記載していますが、もう1台作れと言われても遠慮します。

データ作成者 CBA

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