電気街探訪の小部屋
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初めての電子工作キット海外オンラインショッピングの巻
QualityKitsの巻
 現在、自宅には昭和４０年代頃の製品と思わしき真空管式のシンクロオシロスコープと、音声モニタ用と思わしき真空管式オシロスコープ（注意：シンクロではあません。）を持っています。 しかし、定量的な面で問題が多いのでここ数年使用したことがありません。以前よりパソコンに波形が取り込めるディジタルオシロが自宅に必要と思い、ソニーテクトロや横河のディジタルオシロスコープを見ていました。 昔はン１０万もするオシロが２０万以下で購入できる時代になりましたがやはり気軽に購入というわけにはいきません。
【２００１年２月４日夜】 インターネットでRadioShack(http://www.radioshack.com/)のホームページをアクセスするとトップページに20MHzのオシロスコープが$249.99と掲載されていました。 思わず安いと思い、さらに詳しく内容を知るためにRadioShackのWebページをさらに突き進みます。 「Test & Measurement」を閲覧しているとPCS64iというディジタルオシロスコープが$399で販売されているのを見つけました。 サンプリングレートが32MHz、2ch入力となっています。 少なくとも映像信号はおおざっぱにでもよいから観測することができそうですので仕様的にはｏｋ、また、金額も。。。。。 また悪い病気が出てきそうです。 このPCS64iを日本で扱っていないかどうか、また、もう少し詳しい仕様を知るべく、Yahoo!とYahoo! Japanで調べました。 日本では見つけることができませんでしたが、Yahoo!からいろいろ辿っているうちにQualityKits(http://www.qkits.com/)のホームページに行き着きました。
QualityKitsのWebサイトでPCS64iの価格を調べると、US$で約$355程度($529.99 CDN：カナダドル)のようです。 単純に販売価格だけで比較すればRadioShackよりは安そうです。 また、この会社はキットも沢山扱っているようです。 早速、キットの内容を見回していくうちに無意識にバスケットに商品を入れていっているようです。 しかし、カナダドルだと金銭感覚が麻痺するのか、バスケットに商品を入れてもピンと来ないようです。 （ピンとこないようにするのは大変努力を要します。 こういうときは入手したときの喜びだけを考えるようにしなければなりません。）
また、よく考えれば海外のＷｅｂサイトでオンラインショッピングをするのは初めてです。 これ、支払いはできても、ちゃんと日本に届くのかとても心配です。 と、思っても、着実にバスケットの中身は増えていき、結局上記のようになっていきました。 ここで「Ckick to Pay」のボタンを押すと下記のシートに移動しますので支払い方法などを記入していきます。
QualityKitsのOrderingのページにはFREE KIT CATALOGが欲しければE-MAILを送るようにとあります。 ここを覚えていましたので、このページのテキストボックスにFREE KIT CATALOGも送って下さいと、お願いの英文をタイプします。 さあ、あとは「Order Now!」のボタンを押すだけです。 押すのは簡単でした。 ここまでくれば戻ることはできません。 さてどうなることか。 ちなみに、このボタンを押した後、下記のページが開き、オーダー番号が表示されます。 この番号は必ず控えて下さい。 私は画面をキャプチャして記録に残しました。
【２月１０日夜】 ２月４日に注文をしましたが、その後、注文の受付のメールも何も音沙汰がありません。 １週間したら問い合わせのメールをしようと思っていた矢先、「Your order with Quality Kits」のメールが届いていました。 メールを読むと「Unfortunately, we cannot get authorization for this transaction from xxxxx.」と、私のクレジットカードが認証されていないようです。 注文時に記録として残していたキャプチャ画面をチェックしても番号に有効期限は同じです。 頭を悩ましていると、名前のスペルがカードと注文時のメールで違いがあることに気付きました。 これが原因かどうか分かりませんが、祈る気持で再度カードをチェックして欲しいとのメールを送りました。 あと、電話番号の国番号も間違えていました。 教訓 オンラインでクレジットカードを使用するとき、注文の際の名前とクレジットカード登録名のスペルに合わせべし。（え！ 当たり前だって。 そのとおり。） 【２月１６日夜】 前回、メールを送って１週間近く経過しています。 にも関わらず、やっぱり何の連絡もありません。 やっぱりダメなのかなと思い、次のショップに注文を探し出しました。 当然、QualityKitsには「私の注文はどうなっています。」などと、いろいろなケースを想定して、それぞれのケースに対するこちらの希望を記載したメールを２月１６日夜に送付しました。 その約９０分後、QualityKitsより「クレジットカードは認証され、注文品は発送したよ。 UPS tracking numberはxxxxxだよ。」のメールが届きました。 早速UPSのホームページでtracking numberをタイプして調べると、既に米国から飛行機で飛んでいる最中のようです。 到着を楽しみに、このページで状況確認を繰り返します。 ちなみに、下記は関空に荷物が届いた状態のTracking Detailです。 通関も無事済み、後は国内の輸送だけのようです。
【２月１８日 昼前】 とうとう届きました。 今回の場合、到着時に２，２００円支払いました。 これは消費税です。 注文品は結構大きなパッケージで運ばれてきました。 外観をデジカメで撮影した後、早速開梱しました。 開梱したときの様子の画像も掲載しておきます。 緩衝材はたっぷり入っているようです。
緩衝材の海の中から注文した品を出して並べた画像と、メールでお願いしたFREE KIT CATALOGの画像を下記に掲載します。 オシロスコープのプローブ(PROBE60S)が何故付いているのか本文作成時には不明ですが、あればそれに越したことはありません。 あと、それぞれの内容については内容確認後、キットの小部屋や部品・ユニットの小部屋で公開しますので、そちらをご覧下さい。 FREE KIT CATALOGはQualityKitsのホームページに掲載の画像とはちょっと異なっていますが、ホームページに掲載されているのと同じ会社velleman-kitの４８ページのカラフルなカタログでした。
なお、注文したＡＣアダプタ２個とも注文品と異なる型式の品を送ってきていました。
仕様上は問題ないようですが、あまりいい気はしないですね。
パッケージ外側貼り付け図書
パッケージ内図書
今回の注文で、海外のキットも視野に入ってきました。 今回注文したキットに関係するメーカのホームページを下記に掲載しておきます。
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【 通信販売総評 】
各種項目を主観バリバリで１０段階評価（１０点が最良）すると次のようになりました。
| 項 目 | 評 価 | 備 考 |
| 出荷期間 | ７ | 注文は確定して発送まで２日。 日本で考えればこんなものかも。 |
| 正確さ | ５ | ＡＣアダプタが注文した型式と異なっています。 仕様上は問題ありませんが、何のコメントもなしに違う品を送ってくるのはいけませんね。 これ以外は問題無し。 |
| 梱 包 | ９ | パッキングは問題なし。 |
| 対応 | ５ | 注文受付や発送時など、それぞれのイベント毎の連絡が一切なかった。 メールの文面を見れば決して悪くはなさそうでありが、メールでの連絡がないのは大きな失点。 |
商品の代金の他に送料や税金にも費用が発生しています。 今回は結構高額の注文をしたのでそれほど気になりませんでしたが、少額の注文では送料などの負担が重くなるので、少額での注文はよく考えてからにしましょう。
クレジット会社からの最終的な請求金額は下記のとおりでした。
| 項 目 | 現地通貨 | 円換算($1 CDN ＝ 76.607円) |
| 購入品総額 | $981.12 CDN | 75,161円 |
| 送 料 | $80 CDN | 6,128円 |
| 総 計 | $1,061.12 CDN | 81,289円 |
また、これ以外に荷物受け取りの際、消費税1,800円と地方消費税400円の合計2,200円を運送会社に支払っています。
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