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 広帯域精密波形オシレータ 

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データ番号    61
区 分    キット
分 類    高周波
品 名    広帯域精密波形オシレータ
発売元    秋月電子通商   
価 格    4,800円
主要部品    MAX038 HF1100
電 源    ±5V 100mA
概略仕様    発振可能範囲 : 0.1Hz〜20MHz

周波数スイープ範囲 : 15:1

出力 : 50Ω 1Vp-p

デューティ調整範囲 : 15〜85%

付属基板    専用基板 (AKI-038)
付属ケース    無し
外形寸法    基板単体完成時(BNCを除く)

 W 76mm D 76mm H 15mm

追加購入部品     周波数・デューティ・波形選択を外部で調整する場合

  ベース周波数調整 : 多回転 50kΩ × 1

  周波数微調整 : 多回転 20kΩ × 1

  デューティ調整 : 多回転 20kΩ × 1

  出力波形選択 : 2回路3接点以上のロータリィSW × 1

コメント     現在、未製作。

 意外と製作・取説の解釈が難しいと思われる。

 基板は外部PLL用に設計されており、外部PLLを使用しな場合はパターンカットを2カ所、信号接地を2カ所実施要。

 外部位相検波回路を設けることで周波数スイープ範囲を350:1で使用可能。

 波形選択はTTL/CMOSレベル信号で制御可能。

 目的とする周波数レンジに合うようにコンデンサ容量を選択する。 0.1Hz 〜 20MHz の全帯域を同一コンデンサで発振できるわけではない。
 本キットにおける発振範囲は下表のとおり。 周波数切り替えを外部SWで行う場合のコンデンサ切り替えは、周波数安定度を考慮すれば、1000pF以下となる周波数が100kHzオーダは止めたほうが無難。 基本的には周波数レンジ固定で使用する。

コンデンサ 発振周波数範囲 コンデンサ 発振周波数範囲
20pF 2.5〜20MHz 1μF 50〜750Hz
82pF 0.61〜9.2MHz 10μF 5〜75Hz
1000pF 50〜750kHz 100μF 0.5〜7.5Hz
0.01μF 5〜75kHz 470μF 0.1〜1.5Hz
0.1μF 0.5〜7.5kHz    

 シャンパピンヘッダは付属しているのにシャンパピンが付属していない。

 周波数の設定方法はVR2でベース周波数を設定し、VR3でベース周波数の15%〜85%の範囲で周波数を可変する。周波数を大きく変化させるためにはVR2・VR3の両方で調整する必要あり。

 取説の波形例を見る限りでは高周波域では歪みが多いようである。 10MHz以上の発振周波数ではLPFの追加が必要と思われる。DDSキットのLPFを嫌ってこのキットを選んだが、周波数設定の面倒さを考えればDDSキットの方がまだ使い勝手が良さそうである。 発振器としては以下のような使い分けが良さそうである。

改 造   
その他

(製作例)   

   

kit061a3.jpg (22905 バイト)

【 キット構成部品 】

データ作成者 CBA

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