ジョギング 譲羽久米東ルート山中探索
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参考 本ページの地図情報はグーグルアース、グーグルマップを利用させて頂きました。
譲羽から周南市方面に抜ける道はグーグルアースやグーグルマップによれば下図に示すように茶色、青色、橙色(黄色)の3つのルートがあり、ジョギングでこの3ルートを通ることができましたので紹介します。 特に本ページでは、このうち橙色(黄色)のルートについて詳しく紹介します。
【 譲羽〜周南市方面ルート (グーグルマップ) 】
ジョギング走破時のGPS軌跡
【 譲羽〜周南市方面ルート GPS軌跡 (グーグルアース) 】
中央の青色ルートを一番最初にジョギング走破しており、これは「事例8 米泉湖、譲羽、久米巡回コース」に掲載しています。
【 「事例8 米泉湖、譲羽、久米巡回コース」 GPS軌跡 】
また、西側の茶色ルートは「事例28 魚切・須々万周回コース」でジョギング走破しましたが徳山地区市街の眺望が良いルートでした。
【 「事例28 魚切・須々万周回コース」 GPS軌跡 】
しかし、東側のルートは甘くはありませんでした。 結局、5回目のチャレンジでグーグルアースやグーグルマップで示された東側の道を見つけ出す事ができました。 以下、この経過について紹介します。
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【 全5回分 GPS軌跡 】 |
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東側ルートにチャレンジした5回分のGPS軌跡です。 東側ルートはもっと簡単に通れると思っていましたが、大甘でした。 結局3ヶ月に渡り挑戦(?)を繰り返す結果となりました。 |
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【 1回目 】
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1回目のチャレンジです。 とにかく東側のルートを通ればよいのだろうと安易に考えてトライしています。 ここでは2回も大きな道間違いをしています。 最初の間違いは誤って鋳治谷地区方面に行き、鋳治谷地区東側の山中を迷走しています。 さすがにおかしいと思い、引き返しています。 2番目の間違いは後述の道標十字路で本来は久米方面のルートをとるべきところを花岡方面にルートをとってしまいました。 このルートでは途中で道が全く識別できなくなり不安を感じながら斜面を下り、どうにか山中から抜け出すことができました。 後でGPS軌跡を確認すると本来の東側ルートとは異なるルートでした。 ただし、出口は正しいようでしたので前記の道標十字路で道を間違えた事に気付きました。 なお、このときの軌跡は「事例29 米川経由須々万大ヶ原周回コース」で確認することができます。
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【 2回目 】
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2回目は道標十字路付近を全ての方向に探索してみました。 道標十字路を北側に行くと「3 NTTドコモ 周南譲羽基地局」のところに出てきます。 南側は前回走破していますので途中で引き返しです。 なお、このときの軌跡は「事例30 久米山中探索コース」で確認することができます。 |
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【 3回目 】
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3回目は石標識分岐で東にまっすぐ進んだのが間違いだと推測されたため、前回見つけていた石標識分岐で東に曲り、すぐに南下する山道をトライすることにしました。 この南下する道は最初は右手に小さな沢を見ながら南下していましたが、すぐに沢から離れて山の奥に入っていく道となっていました。 あまりにも沢から離れ過ぎているので、急遽、 沢側に戻りました。 にも関わらず、すぐに沢から離れてしまいました。 結果的には1回目の正しい出口から出ることができましたが、どうも本来の道ではないようです。 残念。 |
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【 4回目 】
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4回目は地形図と1962年と1974年の航空写真で石標識分岐付近の道を事前に推測してからのトライです。 |
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【 5回目 】 |
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5回目は、4回目で見つけた道の最終確認です。 4回目の1週間後に走破しましたが、4回目はバテバテだったので結構記憶が薄れていました。 これで、グーグルアースやグーグルマップで示された東側の道をほぼそれなりにトレースできているのではと思っています。 なお、左記画像をクリックすると5回目のGPXファイルをダウンロードできます。
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上記のように、どうにかグーグルアースやグーグルマップで示された東側の道を見つける事ができました。 この道を忘れないうちに記録にとどめさせていただきます。 下図に今回の道と写真の全体的な位置関係を示します。
上記画像をクリックするとWayPointデータ(GPXファイル)をダウンロードできます。
【 譲羽久米東ルート 写真撮影位置 】
No. |
経路説明 |
コース写真 |
1 |
「3 NTTドコモ 周南譲羽基地局」を通る道を進んでいくと左に曲がれば鋳治谷地区、右に曲がればこの祠のある
分岐点に辿り着きます。 この分岐点を右に曲り、この祠の前の道を進んでいきます。 |
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3 |
小さな峠が見えてきます。 |
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この小さな峠に道標十字路があります。 「西 久米」方面に進みます。 |
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すぐに下り坂となります。 |
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木立の中を進むと平地になり左側に石垣と湿地帯が見えます。 そのうち道を塞ぐように樹木が根っこから崩れ落ちています。 木立の中の道はここまでで、これから先は草むらとなります。 |
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写真の右側が進む道です。 よく見ると、山道の名残が分かります。 |
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先に池が見えます。 道は相変わらず草ぼうぼうです。 |
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池の横までくると草はなくなり、道らしくなります。 ここで安心してはいけません。 この様に道らしい道はこの地域だけです。 |
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またもや草むらです。 この付近は背丈を越えた藪となっています。 |
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藪を抜けてやっと道らしい道が見えてきます。 左側の木々の間から別の池が見えますが、大きさはよくわかりません。 |
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下り坂になったところで樹木が3,4本倒れて道を塞いでいます。 |
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左側の木の根本に石が置いてあります。 ここでも道が分かれています。 以下、ここを石標識分岐部と記載します。 |
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前の写真で青色の方向を見た写真です。 この石標識は位置確認としてとても役立ちます。 実はこの先の山の斜面にも小さい石碑があり、徳山と刻印されていました。 このため、3回目は、この道が正しい道と思ってしまった経緯があります。 |
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直進すると正面が突き当たりのように見えますが2方向に分かれた道です。 |
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左に曲がった後、山の斜面にある道を進みます。 すぐに左下側に小さな沢が見えてきます。 |
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途中、道を塞ぐような倒木があれば、正しい道を進んでいることになります。
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沢を見ながら南下していくと石垣が見えてきます。 この山中には至るところにこの様な石垣があります。 当初は砂防ダムかと思っていましたが、どうも昔の田圃のようです。 なお、このような石垣が見えだしてきたら、沢に石橋がかかっていないか注意しながら進んで下さい。 なお、この石橋は上から見たのでは気付かないかもしれません。 |
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道が急にわかり辛くなります。 青色のように直進すると山の斜面にある小道のような所を進むようになりますが、そのまま進まないようにして下さい。 |
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沢が正面に見え、その先に沢を渡るように小さい石橋がかけてあります。 |
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石橋を渡ります。 |
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段々畑のようになっている場所です。 石橋を渡って、その段を突き当たりまで進みます。 |
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奥まで進むと山の斜面に突き当たります。 高さを維持する感じで、そこを右側に進みます。 |
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斜面にへばりついて進んでいる途中に右側を眺めた景色です。 中央付近に湿地帯の底の部分が見えます。 |
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このような感じで斜面の道のようなところを進みます。 |
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そのうち、少し開けた場所に出ます。 写真ではわかりませんが橙色で囲った部分に段差があり、そこを上がって進みます。 |
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小さな段差を上がると、少しは道らしい道になります。 |
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写真ではわかりませんが、山の急な斜面を降りて行きます。 ここからはどこが道なのか全くわかりません。 山勘で降りていきます。 |
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そのうち、枝に識別用のピンクリボンが見えてきます。 これがあるということは人が通っている証拠です。 ちょっと安心。 |
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さらに山の斜面を駆け下りていると写真のような溝が見えてきます。 この溝に沿って下っていきます。 |
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やっと道が識別できるようになりました。 |
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そのまま進むと、斜面に突き当たります。 青色方向の上側に道の跡が有りますので思わす行きたくなりますが、そこに行くと、そのうち道がわからなくなり迷ってしまいます。 |
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この道を進むとまた倒木があります。 これが見つかれば、もう道に迷うことはありません。 |
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竹林帯に突入します。 このように竹が倒れていますが、この部分はまだかわいい方です。 |
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ここは竹が何本も倒れており、立って進むことができません。 最初は竹の下をくぐってすすめますが、後半は倒れた竹の上を進むようになります。 その際、竹の上を滑り落ちそうになりますので、慎重に進む必要があります。 |
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竹林を越えると山中を抜け出すまではあと少しです。 |
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ここまでくると山の樹木帯から抜け出すまであと少しです。 草の多い時期は出口の道がよくわかりません。 橙色の矢印のように最下段側の草むらの道を進んで下さい。 猪 よけトタン板が目につけばそれを目印としてもよいかと思います。 |
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やっと視界が開けて来ました。 |
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出口手前までこのような草むらの小道です。 |
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やっと抜け出ました。 道が分かっていても100分かかりました。 あっという間の出来事で、ともてこんなに時間がかかった感じはありません。 |
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今回のルート探索では、ショッピング 航空写真 に掲載している「国土交通省国土計画局の航空写真画像情報所在検索・案内システム」を利用させて頂きました。 1962年の航空写真でも既に道は明確に識別できなくなっていました。
ショッピング 航空写真で購入したデータ抜粋。 【 1962年 】 |
航空写真画像情報検索結果 【 1974年 】 |
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