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Memorandumの小部屋

 

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ドア越えりモコンリモコン

1.背景

 部屋の天井灯を新しい照明に変えました。 以前の照明は部屋の中の壁に埋め込まれたスイッチと照明自体からぶら下がっているスイッチを引くことで照明のオンオフや明るさ調整をするものでした。 新しい照明はリモコンでオンオフから明るさ調整までできるようになっていました。 これが今風の照明のようです。 ン10年前の設備しか知らない身にとっては革新的な技術です。 でも、このリモコン、部屋の中に入らないと受光してくれませんので、部屋の外から照明のオンオフができない状況は同じです。 つまり、部屋を明るくするために暗い部屋に入らないといけない状況は同じです。 みなさん、この矛盾をどうしているのでしょうか。 壁埋め込みのスイッチを部屋の入り口や出口にあれば、こんな悩みは生じないのですが、残念ながら現在の部屋の壁埋め込みスイッチは部屋のドアから少し奥の方にあ るので暗い入らないといけません。 とりあえず秋月電子通商でIntelligentLEDライト iEye LED Light Model:JPE02を購入して対応をしていますが、今一つ納得できません。

 ある日気付きました。 今度は赤外線式のリモコンです。 と、いうことは、過去に製作した「どこでもリモコンリモコン2」を利用できます。 さあ、 思い立ったが吉日、赤外線リモコンのレピータを製作しましょう。


2. 「ドア越えりモコンリモコン」の製作

2.1 「ドア越えりモコンリモコン」の回路

 「ドア越えりモコンリモコン」は構想は「どこでもリモコンリモコン2」としますが、回路としては「50/60Hzはどこにある!! PICマイコン分周器の製」に掲載の 【 見直し回路図 2009年10月25日版 】 を利用することにしました。 ドアで仕切られた部屋に「ドア越えりモコンリモコン」を利用しますので、受光部と発光部を近くに設置できます。 また、受光部と発光部に別々の電源を確保するのが面倒です。 これらの理由のために、受光部と発光部は無線式を止めて有線式としました。

 

(クリックすると原寸大の回路図をダウンロードできます。)

【 「ドア越えりモコンリモコン」 回路図 】

 

 

2.3  「ドア越えりモコンリモコン」 製作例

 上記回路をベースに製作した製作例を以下に示します。

 

 発光部の設置位置を決めずに製作したので、どちらの向きにも光が向くようにLEDを3方向きとしました。

 発光部との接続は、ピンヘッダーを利用しました。 逆差し防止のためにソケット側(ケーブル側)のソケット4極中、1極を埋めています。

【 発光部基板(部品面) 】

 

今回の製作時間は短時間で済みました。 でも、配線にハンダを盛るのを忘れています。

【 発光部基板(ハンダ面) 】

 

電解コンデンサのサイズは結構大きいです。

【 受光部基板(部品面1) 】

 

セラミックコンデンサは赤外線リモコン受信モジュールの下に実装しています。

【 受光部基板(部品面2) 】

 

電線のハンダ付け部に力が加わらないように電線を縛っています。
ケーブルには100均で購入した4極の電話線を利用しています。

【 受光部基板(ハンダ面) 】

 

光部全体を収縮チューブで覆い、受光部の設置場所の色合いに合わせて受段ボールでカバーを作りました。

【 受光部カバー 】

 

【 発光部ケース実装1 】

 

【 発光部ケース実装2 】

 

 写真のドア(引き戸)の向こうに照明があります。 発光部も向こうの部屋に設置しています。 部屋の外から照明の制御ができますし、必要があればリモコンを部屋に持ち込むこともできます。
 現在、問題なく動作しています。

【 受光部とリモコンの設置状況 】

 


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