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音声合成LSI ATP3011F4−PU (I-05665)

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データ番号

812

区 分

部品

分 類

AV

品 名

音声合成LSI ATP3011F4−PU (I-05665)

発売元

株式会社アクエスト 秋月電子通商

価 格

850円 (5%税込み)

主要部品

ATP3011F4-PU (ATMega328P)

電 源

2.5〜5.5V

概略仕様

  

 

機能

ローマ字データを音声信号出力

 

発声出力

8kHzサンプリングPCM音声波形を8bitPWM出力

 

インターフェース

シリアル通信
UART(RS−232C相当調歩同期)、I2C、SPI選択可

 

UART

ボーレート 2400〜76800自動設定

8ビット、1ストップビット、ノンパリティ

 

実装

Arduino unoに直接装着可

 

チャイム出力信号

チャイム音 2種類

 

プリセット機能

15種類 プリセットメッセージ設定可能

 

動作モード

コマンド入力モード

シリアル通信で任意のメッセージを音声出力する。

セーフモード

UART 9600bps、I2Cスレーブアドレス2EH。 それ以外はコマンド入力モード。

スタンドアロンモード

プリセットメッセージをPC0〜OC3端子信号の操作で発声。

デモモード

すべてのプリセットメッセージを順番も発声。

 

コマンド

メッセージコマンド

バージョンコマンド

チャイムコマンド

ブレークコマンド

内部EEPROM読み込みコマンド (読み出しだと思います。)

内部EEPROM書き込みコマンド

   

付属基板

付属ケース

外形寸法

追加購入部品

コメント

このようなICを持ち望んでいました。 便利な時代になりました。

改 造

その他

(製作例)

 

【 パッケージ外観 】

 

【 構成品一式 】

 

【 取扱説明書 】

 

【 ICパッケージ 】

 

【 ATP3011F4−PU外観 】

 


製作例

 UART部分に「電池ボックス電子工作(その17) ダブルGPSロガーPart2 「ダブログ 2」」掲載”【 ダブログ2 PC接続用部品 回路図 】”のFT232RL搭載基板、アンプ部に定番のLM386を使った回路でICの初期動作を行いました。

 

上図をクリックすると原寸大の回路図をダウンロードできます。

【 初期動作確認回路 】

 

【 初期動作確認回路外観 】

 この回路で動作確認を行いましたが、AOUT出力部分にあるC13の静電容量を取扱説明書記載の定数0.047μFで動作させると母音の”い”と”え”の区別が不明瞭となることがありました。 このときはC13を未接続にするか、0.0047μF程度に下げることで正常に識別できるようになりました。

 動作確認できましたので次にアンプを「HT82V739使用ミニモノアンプ基板」に変えて動作確認をすると、今度はC13の静電容量依存はなくなりました。 アンプによって発声の識別具合が変わるようです。

 

【 「HT82V739使用ミニモノアンプ基板」動作確認 外観 】

 

 上記の試作で面白く使えることを確認できたため、次に専用回路として製作することにしました。 この際の回路図を下記します。

上図をクリックすると原寸大の回路図をダウンロードできます。

【 ATP3011F4−PU基板回路図 】

  •  UART部はFT232RLを5Vで動作させて1電源化しました。

  •  アンプはAOUTの静電容量の影響の小さ「HT82V739使用ミニモノアンプ基板」をカットして使用しました。

  •  USBミニBは、「DIP化キット」に掲載の「ミニUSBコネクタDIP化キット (K-05258)」を使用しました。

  •  当初はATP3011F4−PUの/PLAYをHT82V739のCE端子に接続していましたが、発声終了時にポップノイズが発生したために常時HT82V739オン(CE端子=Low)で使用しています。

  •  電源投入時の電源不安定さも気になります。 また、最初の通信速度設定で送信コード”?”を誤送付することがあり、電源再投入しないといけないこともありました。 このICをわざわざ通信測度を自動的に判定することを必要とするような使い方ではありませんのでRS−232Cの通信速度を9600bps固定となるセーフモード で使用しています。 

 

 AOUT部に実装の静電容量(上記回路図ではC24)は丸ピンICソケットを使って取り外し、変更ができるようにしています。
 上記外観では0.0047μFを実装しています。

【 ATP3011F4−PU基板外観1 】

 

【 ATP3011F4−PU基板外観2 】

            

データ作成者 CBA

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