電気街探訪の小部屋
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Temue・Temu・TemuだらけでTemuでショッピングの巻
2023年の後半にかけてオレンジ色が目に付くWeb広告が目に付くようになりました。 Yahoo!検索を開くとトップ部分の広告にこのWeb広告がしつこく表示され 、スマホのブラウザにもバンバン表示され、うんざりしていました。 当初、試しにWebを訪問しましたが、商品レビューの日本語表示がとても変だったので、これは止めたほうがいいと判断していました。 ところが、ある日、以前より欲しいと思っていたイーサネット用コネクタRJ45の圧着器が非常に安価な価格設定であることに気付きました。 そこで試しに購入することにしましたが、つい でに気になる商品を次々とカートに入れてしまいました。 今回はTemuでのショッピングの経験を下記に書き留めます。
− 目次 −
注文開始から荷物到着までの経過を下記に掲載します。 荷物は注文から6日目に届きました。
注文当日 (1日目) |
Web広告の新規ユーザ限定314円に釣られて圧着ペンチをカートに入れました。 実は、カートに圧着ペンチをカートに入れた後に商品レビューを確認すると日本語がおかしい ことに気付き注文を躊躇していました。 そうこうしているうちに314円で購入できなくなり、この購入を中止しました。 それでも諦めきれずに繰返し確認していると、数日後、また314円で購入できるようになりました。 その時点で注文を再開しました。
【 カート内の圧着ペンチ 】
この圧着ペンチで利用するコネクタ類を購入しようとを探していると、気になる商品も目に留まり最終的に合計27種類30点もの商品をカートに入れてしまいました。 各商品の価格も比較的安価でした。 こんなことをするから物が溜まるばかりなのです。
【 カート画面 】
カート画面を確認すると注文合計額37,594円、割引額−26,701円、見積合計(30点)10,893円となっていました。 カート画面の決済ボタンを押して注文確認画面に移ります。
【 注文確認画面 】
配送料は無料で、支払い額は10,893円です。 支払方法は下記のいずれかを選択できます。 今回は商品レビューの日本語が怪しいということでPayPalを利用することにしました。
【 支払い方法選択 】
PayPalでの決済を終えて再びTemuに戻り正常に支払いができたことを確認できました。
【 支払い終了確認画面 】
注文に対する領収書は廃止しており、代わりにレシート画面が用意されていました。 掲載フォーマットは注文詳細(履歴)に類似しています。
【 レシート画面 】
その後、登録メールアドレスに「Temu注文の確認」のメールが届きました。 大きな文字でオレンジ色を用いた文面となっていました。 老眼には助かりますが、文字が大きすぎです。
【 「Temu注文の確認」メール 】
後日気付いたのですが、関税はどうなっているのかな。 DigiKeyでは10,000円を超えると10%の関税がかかります。 そのため、1回のショッピングで10,000円を越えないように分割して注文するようにしています。 今回は10,000円を越えました。 でも関税がかかった形跡はありません。 |
3日後 |
注文品の発送のメール連絡が届きました。
【 「注文発送」メール 】
佐川急便を利用しているようです。 いつものように宅配前に佐川急便から配達メールが来ると勝手に思い込み、配達メールを待つことにしました。
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6日後 |
突然、佐川急便から荷物が届きました。 佐川急便の配達メールが無く、不意打ちの配達でした。 なお、この間、佐川急便から配達メールが届くとの思い込みで「ご注文の追跡」ボタンを押して荷物の配送状態を確認していませんでした。
【 配達された荷物 】
送り状の差出人を確認すると「ZHCY hardware」となっています。 この差出人に全く心当たりがなく、Yahoo!検索しても”「ZHCY haradware」に一致する情報は見つかりませんでした。”となりました。 差出人不明のため、開封をせずにもう少し調べることにしました。
【 送り状の差出人 】
その後、メール確認をするとTemuから「ご注文の配達済み通知」メールが届いていることに気付きました。 どうやら届いた荷物はTemuからの荷物だったようです。 差出人にTemuの記載がないのは何故?
【 「注文の配達済み通知」メール 】
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7日後 |
Temuから「買物のレビュー依頼」のメールが届きました。
【 レビュー依頼メール 】
上記メールの下側に個々の商品の「レビューを編集」ボタンが掲載されていました。
|
注文品が30点と多いため段ボール箱で発送されるだろうと勝手に思い込んでいましたが、白い樹脂製袋に梱包されて届きました。 その後、追跡画面に「パッケージ情報;500mm×420mmを袋に入れる」との記載があることに気付きました。 少しおかしな日本語ですが、意味はわかります。 それにしてもわざわざ「パッケージ情報」が掲載されているのは何故かな?
「お届け先住所」の下段に「パッケージ情報」が掲載されていました。
【 ご注文の追跡画面 】
届いた荷物の外観を確認するとパッケージが商品に密着されるように梱包されており、そのパッケージも少し破れています。 また、内部の個々の商品の 梱包箱の形状がわかるように密着しています。 ちょっと嫌な予感がしました。
【 配達された荷物 】
開封して内部の商品を取り出して商品の数量確認及び外観確認をしました。
【 取り出した商品 】
届いた商品は注文どおりとなっていましたが。。。。。 案の定、箱状の商品は変形、空間のあるビニル袋パッケージは穴あきとなっていました、
よくもまあ、ここまで変形させてくれたものです。
【 箱の変形1 】
落下させたような感じでパッケージの角が変形していました。
【 箱の変形2 】
フタ部分が開いており開封した跡と思われます。 また箱も変形していました。
【 箱の変形3 】
箱の角部に擦れが有り、フタ部分に変形が見受けられます。
【 箱の変形4 】
【 樹脂袋の擦れと破損 】
日本のECショップでは考えられない取り扱いをされているようです。 梱包時には既にこのようになっていたのか、それとも輸送時なのか確定はできませんが、損傷の様子から想像するに少なくとも梱包前には損傷していたものがあると判断しました。 たとえ安価でも、いい気持ちはしませんね。
荷物の到着後に追跡画面を確認すると下記の経過となっていました。 経過を見るに、配送の大変さや関係者の皆様のご苦労を感じることができます。、感謝です。
経過日数 |
時間 |
状況 |
1日目 |
23:02 |
注文済み |
1日目 |
23:02 |
支払い済み |
1日目 |
23:08 |
ピック待ち |
2日目 |
06:39 |
梱包済み |
2日目 |
06:58 |
ご注文は発送済み |
2日目 |
23:01 |
荷物は空港に到着し、フライトを待っているところ |
3日目 |
13:06 |
飛行機出 |
3日目 |
16:01 |
パッケージが空港に到着 |
3日目 |
20:13 |
通関完了 |
4日目 |
12:17 |
集荷 りんくう営業所 |
5日目 |
0:54 |
輸送中 関西中継センター |
5日目 |
10:46 |
保管中 |
5日目 |
12:21 |
配達中 ○○営業所 |
5日目 |
15:19 |
配達中 ○○営業所 |
5日目 |
15:52 |
配達完了 ○○営業所 |
今回の購入のきっかけとなった圧着ペンチを使ってみました。 パッケージの裏面にシリーズ品の型式が記載されていました。 今回入手したのはHT−N5684CRのようです。 圧着ペンチの型式は圧着ペンチ314円、RJ45コネク295円/50個、RJ45コネクタ用カバー317円/50個と関連部品を含めても1,000円以下で入手できました。
購入後にキャプチャした画面です。 通常の価格に戻っています。
【 圧着ペンチ 商品ページ 】
ボール紙に折れ跡があり、透明樹脂は薄汚れていました。 とても未開封品とは思えませんでした。 |
【 圧着ペンチ パッケージ外観1 】
【 圧着ペンチ パッケージ外観2 】
付属のユーザズマニュアルは別型番の写真・画像となっていますが、説明自体に問題はなさそうでした。 |
【 圧着ペンチ 構成品 】
圧着ペンチ本体からケーブルテスタを取り外しできます。 |
【 圧着ペンチ ケーブルテスタ(取り外し後) 】
ボタン電池LR−44は付属していません。 LR−44が3個必要です。 実際にボタン電池をとりつけたところボタン電池がゆるゆるでしっかり固定されていませんでした。 ボタン電池接触板を内側に折り曲げてボタン電池接触板とボタン電池の接触を少し強めにすることでゆるゆるが若干改善されたようです。 |
【 圧着ペンチ ケーブルテスタ(電池取付け) 】
テスト用ボタンを押して導通を目視チェックできます。 ストレート接続の場合、LEDは1→2→3→4→5→6→7→8の順番に1個ずつ点灯していきます。 なお、個人利用向けの一般的な非シールドツイストケーブル(UTPケーブル)はシールドがありませんのでGのLEDは点灯しません。 |
【 圧着ペンチ ケーブルテスタ(テスト状態) 】
詳細仕様不明ですが単線/撚線兼用のようです。
【 修理消耗部品 : RJ45コネク295円/50個 】
これは無くても支障はありませんが、つめ破損防止には必須です。
【 修理消耗部品 : RJ45コネクタ用カバー317円/50個 】
圧着ペンチを使おうとしたところ、ハンドル(SQUEEZE HANDLES)を思うように開閉できず、また、ラッチ部分のスクリューの使い方もよくわかりませんでした。 そのうち、一旦ハンドルを目一杯開くことでハンドルを閉めることができることに気付きました。
コネクタ圧着を試しましたが、圧着かしめはできたようですが、配線並びが違っていてケーブルチェッカでひっかかりました。 ケーブル接続配列は2種類(場合によっては適当な順番)ありますので他端のコネクタのケーブル接続を確認しながら配線順番を決める必要があります。
【 補修ケーブル修理前コネクタ外観 (つめ部分折損) 】
【 補修ケーブル修理後コネクタ外観 (コネクタ交換・カバー追加) 】
圧着ペンチを使ってコネクタ交換作業を無事に終え、ケーブルを修理することができました。 ケーブルテスタの結果もOKでした。 8本の電線を一括圧着できるので、作業性がよくなりました。 めでたしめでたしでした。
商品レビューの日本語が日本語らしくないためECサイト自体を信用できませんでした。 しかし、他商品のレビューも日本後らしくありません。 改めて商品ページを見ていると商品レビューの下段に「すべてレビューを見る」ボタンがありました。 このボタンを押すと商品レビューのサブウィンドウが開きました。 各レビュー毎に「翻訳前の文を見る」ボタンがありました。 このボタンを押すと原文が表示されるようです。
【 商品レビューのサブウィンドウ(翻訳後:デフォルト) 】
翻訳前の原文の文章を見ると普通のレビューのように思えます。 日本語らしくない原因はECサイトの翻訳性能に起因するようです。
【 商品レビューのサブウィンドウ(翻訳前) 】
参考までに上記英文をDeepL翻訳すると下記のようになりました。
I love this product. All in one with the tester. Would Buy Again once I get a better deal on the product with discount. Seems to work well. Thank you. |
→ |
この製品が大好きだ。テスターとオールインワン。もっと安く買えたら、また買いたいです。うまく機能しているようです。ありがとうございました。 |
this tool is very reliable and has a great deal of function especially when it comes to testing the wires. for the price I think it's an excellent opportunity to increase your tool collection. |
→ |
このツールは非常に信頼性が高く、特にワイヤーのテストに関しては素晴らしい機能を備えている。この価格なら、工具のコレクションを増やす絶好の機会だと思う。 |
商品Webページの定価と販売価格は比較的短い間隔で変更されているようです。 今回の圧着ペンチの場合の価格変化を参考までに下記します。 定価が これほどコロコロ変えられると、注文合計額や割引額は意味が無くなります。 それにしても為替変動とは無関係に短期間に大きく変化するのは何故かな?
時 間 |
定 価 |
販 売 価 格 |
12日前 |
4,029円 |
314円 (新規ユーザー限定) |
注文時 |
2,869円 |
314円 (新規ユーザー限定) |
29日後 |
5,503円 |
2,579円 |
31日後 |
5,503円 |
2,868円 |
各種項目を主観バリバリで10段階評価(10点が最良)すると次のようになりました。 (商品の評価ではありません。)
項 目 |
評 価 |
備 考 |
納期 |
8 |
注文から発送まで早かったです。 |
正確さ |
8 |
注文したとおりの商品が届きました。 |
梱 包 |
1 |
商品の取り扱いが適切ではありませんでした。 また、開封品と思われる商品がありました。 |
End of This Page.