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電気街探訪の小部屋

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サトー電気 今度は29年目の通信販売の巻

(とっても誠意を持ってご対応頂きました。)

 赤外線リモコンで遊んでみようかと思い、赤外線LEDとフォトトランジスタ/フォトダイオードを手持ち部品から探してみましたが、適切なものが見あたりませんでした。 そういえば最近はキット類ばかり購入していましたので、部品をメインにした調達を行っていませんでした。 そうなるといつものように通信販売を利用して電子部品購入です。 電子部品購入を主目的とした通信販売は実に8年振りです。

2002年12月1日(日)

 今回入手したい部品は専用ICとは違い、おおざっぱな仕様から調達する部品を決めていかなければいけません。 部品選定は、ここ田舎では入手性が第一で、仕様はその次となります。 雑誌にも赤外線リモコンの記事はありますが、そこに掲載されている部品は入手できなければ役にも立ちません。

 このようなときにはCQ誌やトランジスタ技術などの広告もしくはインターネットから何が入手できるかを調べていきます。 ただ、昔と違って通信販売で部品を販売しているお店は限られていますのでそのなかから、部品型式を決めていかなければいけません。  残念ながら電子部品を通信販売しているお店は減ってきています。 その反面、情報量は増えてきていますので今回のようなおおざっぱな探し方も可能となりました。  結果的にこれらのお店のなかから選んだのがサトー電気です。

 サトー電気については、アマチュア無線を始めた頃(’73年)からCQ誌の広告をよく見ていました。 参考までに右図にその当時のCQ誌の広告を掲載しています。 現在の広告の雰囲気も右図の当時の広告とそれほど変わっていないように思います。 昔はこのような部品リスト山盛りの広告が数多くあり、部品型式を数多く記憶させて頂いたものです。
 このようにとても古くから知っていましたが利用させてもらうのは正式にアマチュア無線を始めてから29年目ということになりました。 とても長い時間を要してしまいました。


【CQ誌 '75年9月号広告】

  さて、今回の注文に際してはインターネットでの広告を利用させて頂きました。 雑誌では型式しか掲載されていませんが、インターネット広告では簡単な仕様が掲載されていますのでとても便利です。 今回もLEDやフォトトランジスタ・フォトダイオードを探すのにとても助かりました。 ダイオードのページで用途に合った購入できる部品を調べて、メーカのHPからデータシートを確認していきました。 これで、当初、欲しかった部品が調達できそうです。 購入数量は高価な部品ではないので少し多めに購入することにしました。

http://www2.cyberoz.net/city/satodenk/jindex.html

【 サトー電気 トップページ 】

http://www2.cyberoz.net/city/satodenk/ld.html

【 サトー電気 ダイオードのページ 】

 せっかく通信販売で部品を購入しますので、そのほかの部品もついでに購入することにします。

  

 最近はインターネット上でで中が多かったので、現金書留での注文は久しぶりです。 サトー電気での注文の方法はサトー電気の「ご案内」のページ(http://www2.cyberoz.net/city/satodenk/guide.html)に掲載されています。

 いろいろ注意事項などが掲載されていますので逆によくわからなくなりました。 結局、”送金額=品代(要消費税)+送料(雑費、手数料を含む)”でよいのだろうということで右図のような注文書を作成して現金書留に同封しておきました。

 

2002年12月2日(月)

 午前中に近所の郵便局から現金書留を送りました。

 

2002年12月4日(水)

 届いた封筒の消印によれば、この日の18−24時の間にサトー電気から注文品が発送されたようです。 

【 今回作成した注文書 】

  

2002年12月6日(金)

 この日、自宅に戻ると簡易書留でサトー電気から早くも部品が届いていました。 予想以上に早く到着したので驚きました。 サトー電気の「ご案内」のページに「品切れがなければ翌朝(日曜日の場合は月曜)に発送されます。」とありますが、そのとおりのようです。

 早速、封筒を開けて確認作業に入りました。 部品はプチプチのエアークッションにつつまれていました。 このエアークッションを開くとビニル袋に入れられた部品が入っていました。

【 送付されてきた封筒 】

【 エアークッションの状態 】
  

【 エアークッションの中身 】
  

 個々の部品はビニル袋に仕訳して入れられていました。 型式が印刷されていない部品についてはビニル袋の表面に型式が記載されていましたので部品の特定はできるようになっていました。 また、FETについては導電性の袋のようです。

【 ディスクリート部品 】

 

【 コイル・コネクタ 】

 これらの部品の他に計算書がついていました。 送料や手数料がいくらであったかは、これではっきりしました。 なお、差額分のおつりについては切手が同封されていました。

 

【 計算書 】

 部品をチェックしていると、どうもフォトトランジスタが見あたりません。 また、ミニDINコネクタを見ていると何となく物が違うように思えるのでよくよく確認してみるとピン数が違うみたいです。 下図の一番右側のプラグだけが8ピンとなっていうようです。

 

【 ミニDINコネクタ (左側のみ8ピン) 】

 ミニDINコネクタの現品相違は問題はありませんが、フォトトランジスタが無いのはちょっと困ります。 仕方ありませんので計算書に記載のメールアドレスに、フォトトランジスタの不足とミニDINコネクタの現品相違の連絡を行いました。 帰宅が遅かったので、この時点で夜中になっていました。 明日は土曜日ですので、この続きは月曜日のつもりでいました。

  

2002年12月7日(土)

 この日の10:50にサトー電気からメール返信を頂き、早速対応頂けるとのことでした。 この日に返事が頂けるとは思ってもいませんでしたので感謝、感謝、感謝です。

 後で届いた封筒を確認すると、追加送付品はこの日の14:00以降に郵便局で受け付けされたようです。

 

2002年12月9日(月)

 この日、帰宅すると早くもフォトトランジスタの不足品とコネクタの代品が届いていました。

【 不足品送付 】

【 封筒の中身 】

 部品の不足や現品相違がありましたが、今回のように丁寧でご迅速なご対応をして頂けるとは思いませんでした。 確かに当初の手違いはありましたが、それを差し引いても、サトー電気をまた利用したいと思います。 やはり、そのお店の印象は、トラブルのあったときの対応で決まりますね。

 サトー電気のような個人相手の小売りで、しかも、単価の安いものを多品種小売りすることの大変さは想像以上のものだと思います。 このようなお店が今後も利用できることを切に望みます。


【 通信販売総評 】

 各種項目を主観バリバリで10段階評価(10点が最良)すると次のようになりました。

項  目 評 価 備  考
出荷期間  特に2回目のご送付の早さには、誠意を感じました。
正確さ  残念ですが、今回は2点ほど注文どおりではありませんでした。 でも、その後のフォローはとても良かったです。
梱 包  エアーキャップで梱包して送付しており特に問題ありません。
 また、部品ごとに仕訳してあり、部品も特定できるようになっていました。

 


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