電気街探訪の小部屋
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秋月電子通商 初めての通信販売で購入の巻
秋月電子通商を訪問する機会がここしばらくなく、入手したい部品とキットがたまっておりました。 どうしても’99年9月中に入手して置きたい部品もありましたので通信販売で秋月電子通商のキットや部品を購入することにしました。
今回は、これから秋月電子で初めて通販をする方のご参考になればと、通信販売での入手過程を下記しますので、ご参考にして下さい。
9月5日(日) 注文書の作成
注文をする際に、現金書留の封筒(20円)を購入しに行きます。
注文方法と注文書は、秋月電子通商Denshpopのホームページの電子かわら版のページの末尾に掲載してある下記の記事を参考にします。
《 ご注文に際して 》
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ここに掲載されている注文書のフォーマットを利用して注文書を作成します。 今回購入したキット・部品の注文書例を以下に掲載しておきます。
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注文書の余白に「オリジナルカタログ希望」も忘れずに記載しておきます。 また、念のためにメールアドレスも記載しておきました。 あとは現金書留の封筒にお金・注文書をいれて準備は完了です。
9月6日(月)午後
準備しておいた現金書留を郵便局から送りました。 今回の郵便料は560円でした。
9月8日(水)
送付状をみると9月8日に注文の品が発送されていました。
9月10日(金)
夜、帰宅すると秋月電子通商からの荷物が届いていました。 送付された箱は予想以上に大きな箱で、350g×24缶の缶ジュースの段ボール箱(ダイドードリンコ梶@アイスフルーツティー)をそのまま利用してものでした。
右の画像が開封前のパッキングの様子です。 開封口の部分はガムテープで閉じてはいますが、手で触ると段ボールが容易に変形することができるくらい柔らかい状態でした。
開封口を開けると新聞紙を丸めたものをクッション材替わりとして使用されており、今回注文したキットや透明のファスナー付き袋に入れられた部品などが出てきました。 また、135mm×185mm×40mmの厚紙の箱があり、この中にCD−Rが2枚入っていました。
以下の2枚の画像が、今回注文したキット・部品の一覧です。
【 キット・部品・CD−ROM他 】
広告では「PIC16C711マイコン使用広帯域高精度カウンタキットVer.3」でした。 しかし、現品は「PIC16C711使用液晶表示周波数カウンタキットVer.2」でした。 正式名は現品の方と思うのですが。
【 LCDユニット・コネクタ・PIC関係部品他 】
注文書に記載しておきました「かわら版8月8日号」(11月30日まで有効)も添付されていました。
上記画像の右下にあるACアダプタは、「コピーガードキャンセラ AC電源付き」と「シリアルコピーマネージャ」を合わせた6個分が入っていました。 出力の先端のDCプラグにはDCジャック(パネルジャック用)もついていました。 ちなみに、仕様は120VAC 60Hz 6W / 12VDC 200mA でした。
上記画像の中央付近の大小2個の丸い画像は500円玉と100円玉各1枚です。 なぜか、600円が返却されていました。
注文した品物に不足はないため、送料分がおまけになったのかと推測していましたが、かわら版に添付されていましたA3サイズ1枚のカタログに記載されていました今月の特価品のなかにPIC16F84-10/Pが450円となっていました。 どうも通常価格600円との差額で4個×150円=600円が返却されていたようです。 差額が戻ってきたのですから何も言うことはないのですが、何か一言あればと思います。
【 現品相違判明 】
本ページの初回公開後、「LCD SC2004C (バックライト付き)」が現品相違らしいことが判明しました。 上記の下側の画像(LCDユニット・コネクタ・PIC関係部品他)にある上側左から2番目の袋が該当品です。
秋月電子通商のホームページ、かわら版、トランジスタ技術の広告で調べても、本来のSC2004CはLCDユニットの左右側に基板が伸びており、左側に14ピンのコネクタが接続できるようになっているはずです。
しかし、現品は基板にSC2004Aと記載されており、また、表示ユニットの上下に基板が伸びて14ピンコネクタは接続できない構造になっています。 にもかかわらず、袋には14ピンのコネクタと電流制限抵抗1式が付属し、取扱説明書もSC2004C用が同封していました。 このため、現品の接続方法もわからず、このままでは死蔵品になりそうです。
とりあえず正規品に交換してもらうようにトライして行く予定です。 この件について、その後の状況を別途報告させて頂きます。
せっかくこのLCDを使って工作を介しする寸前にこのような事態となり、出鼻を挫かれたのは残念です。
その後、秋月電子通商より正規品を送付頂きましたので、その経過を以下に記載します。
9月13日
定形外で現品を郵送しました。 普通郵便で送付したため、現金書留と違って秋月電子までの配達には時間がかかり、さらに9月15日が休日であるため、ますます時間がかかると予想。
9月18日
送付状によれば18日に宅配便で発送して頂いたようです。
9月21日
宅配便にしては配達まで時間がかかっていますが、21日に正規品が到着しました。 また、不具合品郵送時の送料分の切手も同封してありました。
今回の梱包は厚紙の箱に入れて送られてきました。 この箱は前記の注文品の画像のなかのCD−Rを入れていた箱と同じ箱でした。 感覚的にちょっと貧弱ですが、外観上は問題ありません。
また、正規品の他に右図のようなお詫び状も入っていました。 このような定形化された紙があるということは結構数量不足や間違いがあるということを意味しているのかもしれません。 でも、秋月電子通商の品数を考えれば無理からぬかもしれませんが。 秋月電子通商にとってはよくあることなのかもしれませんが、文面を取消線で訂正するのはいけませんね。 これではお座なりな対応の感じがします。
【 通信販売総評 】
各種項目を主観バリバリで10段階評価(10点が最良)すると次のようになりました。
項 目 | 評 価 | 備 考 |
出荷期間 | 9 | 予想を上回る短い期間で発送しており文句無し。 但し、東名電子産業に比べると1日程度遅い。 |
正確さ | 6 | 店頭販売のように明細書がないため後になってそれぞれの単価が不明となる。 しかし、今月の特価品の価格もちゃんと反映しているようである。(ここまででが9点) しかし、今回のように600円のおつりの理由の説明がないのはいただけない。 また、秋月電子通商の購入品で初めて現品相違と推測される事象に合った。(この部分は3点) |
梱 包 | 4 | パッキング自体がだめというわけではないが、ACアダプタを6個入れているわりには梱包全体的に強度に欠けている印象がある。
また、クッション材替わりの新聞の量も少ないように感じる。 せっかくCD−R用に箱を用意していたが、この箱も貧弱であった。 |
現品相違時の対応 | 7 | 発送から到着まで8日で正規品が到着。 送付時の送料分の切手の返送や(記載内容は別にして)お詫び状も添付されており、まずは合格点を付けることができると思う。 |
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