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OCXO 10MHz Frequency Standard Reference Module Crystal Oscillator Constant Temperature Board Module

         

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データ番号

1926

区 分

部品

分 類

高周波

品 名

OCXO 10MHz Frequency Standard Reference Module Crystal Oscillator Constant Temperature Board Module

発売元

入手先

 

AliExPress

販 売

 

Fdit Tool Store

製 造

 

パッケージラベル:Shanghai Yiwo Instrument Co., Ltd

基板印刷URL:深圳普拉泽电子科技有限公司(plaza Electronics Technology)

価 格

880円(送料・税込)

主要部品

OSC5A2B02 LT1007 LM2940T-5.0 SS34

電 源

概略仕様

 

概要

10MHzの信号を発生する基板です。

電源

7Vdc〜13Vdc 1A (基板シルク印刷より)

周波数

10.00MHz

校正精度

1Hz (ポテンショメータ調整後)

周波数安定性

5×10−12

出力コネクタ

SMA−R

OUT−Sine出力

10sBm±2dBm

OUT−TTL出力

詳細不明(ロジックレベル用と推測)

ウォームアップ
時間

約5分

     出典元:商品Webページ。

付属基板

REV:0.0.3

付属ケース

外形寸法

基板単体 W 71.3mm D 53.5mm H 15.9mm (SMA−Rコネクタ含む)

追加購入

部品

コメント

  •  5V用定電圧IC(LM2940T−5.0)の発熱を抑えるため、電源電圧はできるだけ低い電圧を供給することをお勧めします。
     

  •   重要部品であるOCXO(OSC5A2B02)は汚れ・微細なキズが目に付きます。 新品では無い印象があります。

改 造

その他

(製作例)

 

【 商品Webページ 】

 

【 パッケージ外観 】

 

【 構成品 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

【 基板外観6 】

 

【 基板外観7(OSC5A2B02表面刻印) 】

 

 

【 基板外観8(出力回路付近拡大) 】

 

【 基板外観(電源回路付近拡大)9 】

 

サーマルガード用と思われる基板カットが入っています。

【 基板外観10(裏面) 】

 

【 DCプラグ外観1 】

 

【 DCプラグ外観2(両端部拡大) 】

 


動 作 例

  この基板はの主たる機能は安定した10MHzの信号を発生する事です。 本来は10MHzの安定度や精度を測定・評価すべきですが、残念ながらこれらの測定・評価できる測定器を所有していません。 そのため、今回は安定度・精度の測定は諦めました。

 安定度・精度以外の項目として、周波数安定要因となるOCXOモジュールの温度制御に関わる消費電流の変化を測定しました。 コールド状態で電源をオンしたときの時間変化を下記に掲載します。 なお、電源電圧は当初12Vdcを供給していました。 しかし、5V用定電圧IC(LM2940T−5.0)の発熱が大きいため電源電圧7Vdcに変更して測定しました。 単純計算ですが、500mA時の損失は電源電圧12Vdc時は3.5W、7Vdc時は1Wとなります。 この基板を損失3.5Wで連続使用する気にはなりませんでした。

 

【 電源電流変化測定 】

 

  次に本基板の出力波形を観測しました。 OUT−TTLはロジックレベルからかけ離れたレベルの波形となっていました。 特にLowレベルが約1V生じており、TTL−OUT信号をロジック回路に利用する際には注意が必要です。

 

黄色

OUT−TTL 1V/div

水色

OUT−Sine 1V/div
(50Ωダミー負荷接続時)

時間軸

20ns/div

【 出力端子波形1 】

 

黄色

OUT−TTL 1V/div

水色

OUT−Sine 1V/div
(50Ωダミー負荷未接続)

時間軸

20ns/div

【 出力端子波形2 】

 

 次に出力信号の周波数成分を測定しました。 測定は「USB−SA44B」を用いました。

 

【 OUT−Sine出力 周波数成分(基本波付近詳細) 】

 

【 OUT−Sine出力 周波数成分(側波帯付近) 】

 

【 OUT−Sine出力 周波数成分(低次高調波成分付近) 】

 

 OUT−TTL信号はDC成分を含んでいますので、測定に際してはDCカットフィルタ(今回はUS BLK−89+を利用)は必須です。

【 OUT−TTL出力 周波数成分(高次高調波) 】

 

データ作成者 CBA

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注意事項


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