DTMFレシーバモジュール (M8870A) / MT8870 DTMF音声デコードモジュール (HW-05) |
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データ番号 |
1845 |
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区 分 |
部品 |
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分 類 |
アクセサリ |
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品 名 |
DTMFレシーバモジュール (M8870A) / MT8870 DTMF音声デコードモジュール (HW-05) |
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発売元 |
aitendo / 深圳市艾尔赛科技有限公司 |
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価 格 |
295円 (10%税別) |
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主要部品 |
MT8870DS |
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電 源 |
+5Vdc |
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概略仕様 |
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付属基板 |
HW−05 |
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付属ケース |
無し |
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外形寸法 |
基板単体 W 28.9mm D 24.7mm H 11.3mm (イヤフォーンジャック、ピンヘッダ含む) |
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追加購入 部品 |
− |
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コメント |
− |
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改 造 |
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その他 (製作例) |
【 パッケージ外観 】
ピンヘッダQ1ピンが曲がっていました。 【 基板外観1 】
【 基板外観2 】
【 基板外観3 】
【 基板外観4 】
【 基板外観5 】
【 基板外観6(MT8870DS周辺拡大) 】
【 基板外観7 】
動 作 確 認 DTMF信号音の信号源は「高感度マイクアンプキット (K-05757)」の出力信号OUTを利用しました。 また、 動作確認用のDTMF音は、ウィキペディア「DTMF」(https://ja.wikipedia.org/wiki/DTMF)に掲載されている「音声」欄の「DTMF信号音」のサンプル音を音源として利用しました。
LED D1・D2・D3・D4:消灯 D5:点灯 【 「C」ボタンDTMF検出時 】
LED D1・D2・D3・D4:消灯 D5:消灯 【 「C」ボタンDTMF検出後 】
LED D1・D2・D3・D4:点灯 D5:点灯 【 「D」ボタンDTMF検出時 】
LED D1・D2・D3・D4:点灯 D5:消灯 【 「D」ボタンDTMF検出後 】
SiQ信号がSiQ信号の反転信号となっているかを「デジタルオシロスコープ DS1054Z」で観測しました。
【 SiQ信号・SiQ信号の確認 】
上記の桃色波形(StQ)の反転信号が青色波形(StQ)となっていることを確認できました。 ところで、桃色波形(StQ)のHレベル信号が約3V程度に低下していました。 StQ信号はMT8870DSの15番ピン(StD)の出力信号が直接接続されています。 この15番ピン(StD)は、LED−D5と抵抗R4(1kΩ)の直列回路、信号反転用トランジスタQ1ベース端子に接続された抵抗R5(1kΩ)、およびピンヘッダStQピンの3ヶ所に接続されています。 データーシートによれば、15番ピン(StD)のIOHはtyp.0.8mAとなっています。 これらより、15番ピン(StD)は過負荷状態となっていると推測されます。 適切とは言えない設計となっているようです。 また、「高感度マイクアンプキット (K-05757)」の出力信号OUTが接続された本基板のIN信号が急変していることが観測されました。 原因調査のためにまず電源関連の波形を観測しました。 観測点は、ヘッダピンVCC端子とVref信号(MT8870DS 4番ピン)です。 観測結果を下記に掲載します。
【 VCC端子・Vref信号観測結果 】
VCCとVref信号に予想以上の波形変動が生じていました。 電源はシリーズレギュレータを利用していますので電源で生じるノイズは小さいはずです。 電源から基板までの電線は細く長い電線を利用していますので電源供給ラインのインピーダンスを適切に低下できていないかもしれません。 また、波形観測時のプローブGND側の接続位置も最適化していません。 それにしてもノイズ波形振幅が大きすぎます。 この対策として、ピンヘッダのVCC端子とGND端子に電解キャパシタ100μFを仮付け接続して波形観測をしました。
【 電解キャパシタ100μF仮付け時外観 】
【 VCC端子・Vref信号観測結果(電解キャパシタ追加時) 】
この結果より電解キャパシタ100μFを接続することでVCC端子ノイズ、IN信号急変を大きく改善できることを確認できました。 なお、Vref信号の急変は改善できましたがノイズ状の振幅は改善できていない結果となりました。(測定方法に起因かもしれません。) この結果より電解キャパシタ100μFの効果を確認できましたので、再び「SiQ信号・SiQ信号の確認」を実施したところ、下記のようにIN信号急変を大きく改善できました。
【 VCC端子・Vref信号観測結果(電解キャパシタ追加時) 】
IN信号の急変は使い方(電源、配線)起因なのか本基板自体に要因があるのか、これ以上の調査をすることは止めました。 いずれにせよ、スペース的な問題がなければ、おまじないとして本基板の電源ラインに電解キャパシタを追加したほうが良さそうです。
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データ作成者 CBA
注意事項
本表の記載内容はデータ作成者の現状を表しているものであり、キット本来の機能・性能を表しているものではありません。
データ作成者の製作ミスなどにより、本来の機能・性能を出していないこともあります。
本表記載内容は、キット・部品購入時点における情報です。製造中止になったものや変更となっているものもあります。
追加購入部品欄にはケース・配線材料など共通的な部品については記載していません。
改造は各自の責任で行って下さい。
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