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シリアル通信機能付DSPラジオモジュール (DSP108SA)

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データ番号

1776

区 分

部品

分 類

高周波

品 名

シリアル通信機能付DSPラジオモジュール (DSP108SA)

発売元

(株)秋葉原 aitendo

価 格

750円(10%税別)

主要部品

AC20HH1329-90 QN8035 ATMEL24C02N

電 源

5Vdc (詳細不明)

概略仕様

   

概 要

DSPプロセッサーを用いたFMラジオです。

電源

5Vdc

周波数レンジ
(受信モード設定)

87MHz〜108MHz / 76MHz〜108MHz

(シリアル通信により選択可能)

周波数ステップ

100kHz

局番号保存

 自動的に周波数をアップダウンして放送局を検出して局番号P01〜に登録します。 周波数を指定しての局番号登録はできないようです。

手動操作スイッチ

 

音量

短押し:音量±1アップダウン

長押し:音量連続アップダウン

選局

短押し:保存した局番号のアップダウン

長押し:周波数アップダウン(周波数をアップダウンして局検出で停止)

消音/

局保存

短押し:消音

長押し:周波数スキャン(局番号自動保存)

シリアル通信

ボーレート

38400bps(固定)

信号レベル

5V

機能

受信モード設定

周波数指定/周波数アップダウン

保存局番号指定/保存局番号アップダウン

自動選局/自動選局アップダウン/自動選局停止

音量レベル指定/音量レベルアップダウン

バックライト点灯時間設定(消灯、点灯、2秒〜99秒点灯後消灯)

SCAN選択(自動選局選択/アップダウン)

周波数アップダウン選局(周波数アップもしくはダウンして局検出で停止)

音量指定/音量アップダウン

受信状態取得:電波強度RSSI、ノイズ比SNR

設定リセット:工場出荷状態/設定変更前状態

fs

音声出力

詳細不明

ステレオ出力

500mW

液晶バックライト

青色 (点灯時間をシリアル通信で設定可能)

備考

商品説明Webページに「ご注意:CH+/CH-のピン配列順番はロットで変わることがあります」との記載があります。 「CH+/CH-」は基板シルク文字「F−」「F+」のピンに相当します。

     

付属基板

HX1S025ALCD_FM_RX_V2.0

付属ケース

外形寸法

基板単体 W 41.7mm D 22.5mm H 13.6mm(ピンヘッダ含む)

追加購入
部品

コメント

改 造

その他

(製作例)

   

【 パッケージ外観1 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

動作確認したところシルク文字「F−」はF+の機能、「F−」はF+の機能となっており、シルク文字に対して逆設定となっていました。、

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

【 基板外観6 】

 

【 基板外観7 】

 


動 作 確 認

1.動作確認基板製作

  シリアル通信機能付DSPラジオモジュールにスイッチ類周辺部品を接続した動作確認基板を製作しました。 基板にはスレテオジャック、タクトスイッチ、シリアル通信用端子台、USBコネクタを搭載しました。 USBコネクタは「ミニUSBコネクタDIP化キット (K-05258)」を実装できるようにしました。 また、電源供給を端子台もしくはUSBコネクタのいずれかを選択する電源切替えスイッチを設けました。
 

シリアル通信機能付DSPラジオモジュール、「ミニUSBコネクタDIP化キット )を未実装の状態です。

【 動作確認基板1 】

 

SCANスイッチ上側のスライドスイッチは電源選択用です。

【 動作確認基板2 】

 

【 動作確認基板3 】

 

【 動作確認基板4 】

 

【 動作確認基板5 】

 

【 動作確認基板6 】

 

2.動作確認

 端子台側から5Vdc電源を供給して動作確認しました。 USBシリアル変換には「超小型USBシリアル変換モジュール (M-08461)」を利用しました。

 

【 動作確認1(電源オン時初期表示) 】

 

SCAN動作時の局検出中の表示です。

【 動作確認1(SCAN動作1) 】

 

放送局検出時に局番号を表示します。

【 動作確認2(SCAN動作2) 】

 

局番号表示後に周波数を表示します。 その後、SCAN動作再開もしくはSCAN終了時は局番号P01を表示します。

【 動作確認3(SCAN動作3) 】

 

周波数範囲76MHz〜108MHzとなるように受信モード設定しています。

【 動作確認4(最低周波数時表示) 】

 

【 動作確認5(最高周波数時表示) 】

 

【 動作確認6(音量変更時) 】

 

【 動作確認7(消音時) 】

 

 

3.LCD動作状態確認

 LCD表示は正面から見ると認識できますが、上下方向の視野は狭く、上下方向斜めからは認識できなくなります。 どちからと言えば上液晶のようです。 左右方向の視野はそれほど狭くありません。

 

【 動作確認7(正面からのLCD文字認識状態) 】

 

【 動作確認8(下側からのLCD文字認識状態) 】

 

【 動作確認9(上側からのLCD文字認識状態) 】

 

4.シリアル通信

 シリアル通信を用いた動作確認をしました。

 電源オン時のメッセージです。 電源オン時の信号乱れにより文字化けすることがあります。

【 シリアル通信1 (電源オン時) 】

 

 LCDバックライトのオンオフ制御をしました。 数値設定00(消灯)、01(常時点灯)、02(2秒点灯)、99(99秒点灯)の4通りを設定したときの応答画面を下記に掲載します。

【 シリアル通信2 (LCDバックライト設定応答画面) 】

 

 局保存ボタン(SCAN)を押して周波数スキャン(局番号自動保存)した際の応答画面を下記に掲載します。

【 シリアル通信3 (周波数スキャン応答画面) 】

 

 受信モードを76〜108MHzに設定して、その選局ボタンを押して放送局を切り替えたときの応答画面を下記に掲載します。 局番号はP01=79.2MHz、P02=85.3MHz、P03=92.3MHzに設定されています。

【 シリアル通信4 (受信モード76〜108MHz、選局応答画面) 】

 

 上記の状態から受信モードを87〜108MHzに設定変更しました。 その後、選局設定を変更せずに局ボタンを押して放送局を切り替えたときの応答画面を下記に掲載します。

【 シリアル通信5 (受信モード87〜108MHz、選局応答画面) 】

 

 局番号はP01=90.2MHz、P02=96.3MHz、P03=103.3MHzとなりました。 これらの表示結果より、局番号には周波数のオフセット値が記憶されているようです。 今回の設定ではP01に3.2MHz、P02に9.3MHz、P03に16.3MHzが記憶されているようです。 このオフセット周波数に76MHzもしくは87MHzを加算して受信周波数を設定していると推測します。 なお、選局ボタンなどを押して周波数を変更した際に周波数変更が行われるようです。 受信モード設定変更をしただけでは受信周波数は変化しないようです。 たとえば79.2MHzを受信している際に受信モードを87MHz〜108MHzに変更しても79.2MHzを受信継続しました。 その後、+選局ボタンを押すと96.3MHzとなりました。 

 受信状態のSNR/RSSI情報を取得してみました。 

【 シリアル通信6 (SNR/RSSI情報取得応答画面) 】

 

5.USB接続

 商品説明WebページにはUSB接続の機能説明がありません。 今回USBコネクタを実装しましたので、USB接続を試してみました。 結果としては、パソコンでUSB認識するとFMラジオとして利用できなくなります。 電源供給専用のUSBケーブルを用いた電源供給の用途のみで利用することしかできないようです。

タクトスイッチを押しても何も応答しません。 放送受信もできません。

【 USB接続時 LCD表示 】

 

入力デバイスとして認識しています。

【 デバイスマネージャー画面 】

 

ドライバはMicrosoft社の標準ドライバを利用しています。

【 プロパティ画面 】

 

スピーカCD002として割当てられています。

【 コンピュータの設定>サウンド>再生画面 】

    

データ作成者 CBA

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