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Raspberry Pi Pico (M-16132)

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データ番号

1762

区 分

部品

分 類

マイコン

品 名

Raspberry Pi Pico (M-16132)

発売元

開発元 ラズベリーパイ財団
販売元 秋月電子通商  (他、各社より販売)

価 格

550円(10%税込)

主要部品

 RP2040 MBR120VLSFT1G RT6150B-33GQW W25Q16JVUXIQ DMG1012T

電 源

USB経由供給(5Vdc)、もしくは、VSYS端子経由供給(1.8Vdc〜5.5Vdc)

概略仕様

 

概要

ラズベリーパイRP2040マイクロコントローラチップを用いたマイクロコントローラボードです。

電源電圧

USB経由 : 5Vdc

VSYS端子経由 : 1.8Vdc〜5.5Vdc

コントローラ

ラズベリーパイRP2040マイクロコントローラチップ
 

コア

Dual−core M0+ 最大133MHz

SRAM

264kB (マルチバンク)

USB

USB1.1

GPIO

30点
 ADC用に4CH割当可

ADC

12−bit 500ksps

UART

2CH

I2C

2CH

PWM

16CH

TIMER

1CH (4アラーム)

RTC

1CH

その他

SDカードやVGAなどのインタフェースをエミュレート可能

ROM

2MB (SPI接続FLASH)

GPIO

基板取出し点数: 26点 (多機能3.3V汎用I/O)

 23点:デジタル専用(別に3点を基板内部で利用)

 3点:ADC対応(別に1点を基板内部で利用)

DEBUG
ポート

3−pin ARM Serial Wire Debug (SWD) port

     

付属基板

専用基板 Raspberry Pi Pico

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時 W 52.9mm D 21.0mm H 3.7mm

追加購入

部品

コメント

改 造

その他

(製作例)

      

【 パッケージ外観 】

 

【 リールテープパッケージ外観 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

【 基板外観6 】

 

【 基板外観7 】

 

【 基板外観8 】

 

【 基板外観9 】

 

【 基板外観10 】

 

【 基板外観11 】

 


製 作 例

  ブレッドボードに接続できるようにピンアウトスルーホールにピンヘッダもしくは細ピンヘッダを取付けました。 電源/信号用するスホールには細ピンヘッダ、DEBUG用の3ピンスルーホールには一般的なピンヘッダを接続しました。

 

【 細ピンヘッダ・ピンヘッダ 】

 

【 Step1 ブレッドボードに細ピンヘッダ取付け   】

 

【  Step2 Raspberry Pi Picoを細ピンヘッダに搭載  】

 

ピンヘッダと基板が平行になるように取付位置を微調整します。

【 Step3 位置決め用に対角線上に2ヶ所ハンダ付け 】

 

【 Step4 全ピンをハンダ付け 】

 

STEP4後に、DEBUG用スルーホールに3Pヘッダピンをハンダ付けしました。

【 完成外観1 】

 

【 完成外観2 】

 

【 完成外観3 】

 

【 完成外観4 】

 

【 完成外観5 】

 

【 完成外観6 】

  


動 作 確 認 

 開発環境としてThonnyを用いて、お手軽なMicroPythonで動作確認をしました。 なお、これ以降は本Webページ初回公開時の情報です。 最新の情報ではないことをご了承願います。

 あらかじめ、最初にThonnyの公開先「https://thonny.org/」にアクセスしてThonnyをダウンロードします。

【 ThonnyのWebページ 】

 

 Raspberry Pi Picoの初期状態では、BOOTSELボタンを押しながらRaspberry Pi PicoをUSB接続すると、パソコン側からはRaspberry Pi Picoをドライブとして認識します。

【 Raspberry Pi Picoのドライブ接続状態 】

 

【 INFO_UF2.TXTの内容 】

 

【 INDEX.HTMの内容 】

 

 INDEX.HTMを実行するとブラウザ上に下のメッセージが表示されて、その後Raspberry Pi Documentationページにリダイレクトされます。

【 INDEX.HTM実行直後 】

 

【 リダイレクト先画面 】

 

 MycroPyhonをクリックしてMycroPyhonのWebページへ移行します。 MicroPythonのWebページ中のDrag−and−Drop MicroPython章にMicroPython UF2へのリンクがあります。 このリンク先からMicroPython UF2をダウンロードします。 本Web公開時は「rp2-pico-20220117-v1.18.uf2」でした。

 

【  赤文字のMicroPython UF2をクリックしてUF2ファイルをダウンロード 】

 

 ダウンロードしたMicroPython UF2をRaspberry Pi Picoのドライブにコピーします。

【  MicroPython UF2をRaspberry Pi Picoドライブにコピー 】

 

【  Raspberry Pi PicoへUF2ファイルをコピーした直後の状態 】

 

 Raspberry Pi PicoへUF2ファイルをコピーすると、Raspberry Pi Picoのドライブへの接続が解除されてアクセスできなくなります。 そのかわり、Raspberry Pi PicoをCOMポートとして認識します。

【  Raspberry Pi PicoのCOMポートプロパティ 】

 

 ダウンロードしたThonnyを用いることで、COMポートを介してRaspberry Pi Pico用MicroPythnのプログラミングができます。

 作成したプログラムをファイル名「main.py」としてRaspberry Pi Picoに保存しました。 保存先としてRaspberry Pi Pico上に、プログラムを「main.py」として保存することで、Raspberry Pi Picoに通電するだけで自動的に「main.py」が実行される状態になります。

 

【 MicroPythonでの開発 】

 

 上記プログラムの参照先

 Webページ https://www.marutsu.co.jp/pc/static/large_order/zep/m-z-picoled-da1

  [フレッシャーズ特別企画] 初めの一歩!ラズパイPicoマイコン×PythonでLチカ入門 開発環境のセットアップから点灯/消灯制御プログラミングまで 著者:田口 海詩 / 企画:ZEPエンジニアリング /

 このWebページに掲載の「初めてのマイコン・プログラミング(プログラム名 L_chika.py)」を利用させて頂きました。

 

 USB接続を切断後、再度USB接続だけでRaspberry Pi Pico基板上のLEDを約0.5秒間隔でオンオフを繰り返すことができました。 しかし、「main.py」を停止させようとして、ThonnyのSTOPボタンを押しても「main.py」を停止させることができませんでした。

【 「main.py」実行状態 】

 

 「main.py」を停止する方法をいろいろ探したり試行しました。 結果、下記2つの方法に至りました。

 最初にフラッシュメモリをリセットする方法を試しました。 Raspberry Pi DocumentationページのRaspberry Pi Picoを選択すると下記の「Resetting Flash memory」のUF2ファイルをダウンロードできます。
 BOOTSELボタンを押しながらRaspberry Pi PicoをUSB接続して、このUF2ファイルをRaspberry Pi Picoのドライブに保存するとMicroPyhtonごと消去することができます。 これにより「main.py」を停止できますが、MicroPython自身も消去されます。 あまりお勧めできませんが、とりあえず「main.py」を停止することはできました。

【 ラッシュメモリリセット用UF2ファイルの利用 】

 

 その後、いろいろな方法を試しましたが、Thonny上から停止できることがわかりました。

 まず、「main.py」実行中にThonnyを立ち上げます。 その後、Raspberry Pi PicoのUSB接続を取り外します。 ThonnyのShellウインドウに「Backend terminated … 」の赤文字メッセージが表示されるのを確認して、再度Raspberry Pi PicoをUSB接続します。 その後、ThonnyのSTOPボタンを押すと「main.py」を停止することができます。 (Thonny上から「main.py」を停止できるのならば、USB接続を取り外さなくても停止できるようになればいいのに。。。。。)

【  「main.py」停止方法1(ThonnyのSTOPボタンによる停止) 】

 

 また、類似の方法として次の方法があります。 まず、Raspberry Pi PicoのUSB接続を取り外した状態でThonnyを立ち上げます。 Shellウインドウに「couldn't find th device … 」の赤文字メッセージが表示されるのを確認して、Raspberry Pi PicoをUSB接続します。 その後、ThonnyのSTOPボタンを押すと「main.py」を停止することができます。 こちらの手順の方が素直な手順と思っています。

【  「main.py」停止方法2(ThonnyのSTOPボタンによる停止) 】

 


オレンジピコショップから購入

  2021年6月頃ですが、オレンジピコショップでRaspberry Pi Picoを500円以下(10%税込498円)で販売しているのを見つけて1枚購入しました。 実はこれがRaspberry Pi Picoとの初コンタクトでした。 参考までに入手品を下記に掲載します。 秋月電子通商の「Raspberry Pi Pico (M-16132)」と同様にリールテープを切り取ったパッケージとなっていました。

【 オレンジピコショップ購入品 パッケージ外観 】

 

【 オレンジピコショップ購入品 基板外観1 】

 

【 オレンジピコショップ購入品 基板外観2 】

 

【 オレンジピコショップ購入品 基板外観3 】

  

データ作成者 CBA

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