GSU−140型GNSS評価キット (GSU-140B) |
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データ番号 |
1616 |
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区 分 |
部品 |
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分 類 |
計測器 |
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品 名 |
GSU−140型GNSS評価キット (GSU-140B) |
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発売元 |
製造元 ポジション株式会社 |
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価 格 |
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主要部品 |
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電 源 |
006P乾電池(9Vdc) |
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概略仕様 |
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付属基板 |
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付属ケース |
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外形寸法 |
評価基板(単体) W 35.0mm D 26.0mm H 3.9mm |
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追加購入 |
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コメント |
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改 造 |
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その他 (製作例) |
【 構成品パッケージ外観 】
【 評価基板パッケージ外観 】
【 評価基板 外観1 】
【 評価基板 外観2 】
【 評価基板 外観3 】
【 評価基板 外観4 】
【 評価基板 外観5 】
【 評価基板 外観6 】
【 評価基板 部分拡大1 】
【 評価基板 部分拡大2 】
【 評価基板 部分拡大3 】
【 評価基板 部分拡大4 】
【 評価基板 裏面 】
【 電源・データ用ハーネスケーブル 】
【 電源・データ用ハーネス ハウジングコネクタ外観 】
【 GNSS用アンテナケーブル パッケージ外観 】
【 GNSS用アンテナケーブル 外観1 】
【 GNSS用アンテナケーブル 外観2 】
【 GNSS用アンテナケーブル(アンテナ側) 外観3 】
【 GNSS用アンテナケーブル(評価基板側) 外観4 】
動 作 確 認 (L1Sコード効果確認) L1Sコードの効果を確認するために、簡易的に測位比較をしてみました。 測位比較に際しては、L1Sコード補正有無の差を比較・解釈しやすくするために、同一型番の評価基板とアンテナを2組準備して同時に測位することにしました。 測位実施のコースはいつものベンチマークコースをチャリンコで試走しました。 なお、今回は簡易測定を優先するため、GPSロガー部の準備を待たずにノートパソコン+USBシリアル変換を用いてNMEAデータをロギングしました。
【 評価基板関連機器 接続状態 】
【 評価基板関連機器 測位時接続状態 】
【 アンテナ(GPS316K−S5−04−A)設置状態 】
測位結果をグーグルアース上にプロットしてL1Sコードの効果を比較・評価しました。 その結果より、L1Sコードによる補正の効果有無については確証を得ることはできませんでしたが、絶対的な位置の正しさではなく軌跡の形が改善されている印象を持ちました。 以下、測位結果に特徴のある部分を掲載します。
【 測位結果例1 】 下図は高速道路架橋の下側を移動した部位です。 黄色軌跡(L1S利用)は実際の移動コ―スに非常に近い軌跡となっていました。
【 測位軌跡結果1 】
【 測位結果例2 】 上記軌跡左下部分の脇道入口部分の拡大を以下に図示します。 軌跡に加えてWayPoint−Flagと測位状態データ(5文字の文字列)を表示しています。 測位データは下記を意味しています。
【 測位軌跡結果2 】 脇道入口でノートPCロギング状態確認のために約1分程度停止しています。 その前後の測位モードと補足衛星数を表示しています。 停止前は2組ともGNSS測位でしたが、移動再開時にはディファレンシャル測位を開始していました。 黄色軌跡を見る限りではGNSS測位とディファレンシャル測位で位置補正がおこなわれたのかどうか明確ではありません。 印象としては、停止前から既に補正がかかっているのか、それともGNSS測位結果が運よく実際の移動位置に近かったのか判断できませんでした。 GNSS測位からディファレンシャル測位に変化するタイミングは部位でも発生していましたが、その際もノートPCロギング状態確認のために停止していたタイミングでした。 ディファレンシャル測位に移行する条件に移動速度や位置変化が含まれているのかもしれません。 今後、評価実績を増やしてみる必要がありそうです。
【 測位結果例3 】 下図はくねくね曲がる歩道橋です。 天頂の視界はとてもよい場所です。 黄色軌跡は連続してディファレンシャル測位しています。 正しい絶対位置を示しているとはいえませんが(グーグルアース地図自体の緯度経度にずれがあります。)、黄色軌跡(ディファレンシャル測位)の軌跡形状が良い形状となっています。
【 内部インピーダンス測定 】
【 測位結果例4 】 両側面に背の高い木々の間を通る道路部分の軌跡です。 背の高いビルの間に相当することを期待しています。 黄色軌跡は連続してディファレンシャル測位しています。 過去に各種GPSモジュールで得た軌跡のなかでは、今回の黄色軌跡は相当優れた軌跡となっています。 これはL1Sだけの効果ではなく、「準天頂衛星みちびき」の効果が大きいと思われます。
【 内部インピーダンス測定 】
【 測位結果例5 】 行きは直進、帰りは脇道に入った部分の軌跡です。 天頂の視界は悪くはない場所です。 黄色軌跡は連続してディファレンシャル測位しています。 黄色軌跡でも絶対的な位置は数mずれていますが、軌跡の形状は水色軌跡より良くなっています。
【 内部インピーダンス測定 】
【 測位結果例6 】 下図の軌跡の上側が数mの高さののり面になっている場所です。 水平方向の視界はよくありませんが、天頂の視界は決して悪くありません。 黄色軌跡は連続してディファレンシャル測位しています。 残念ながら、水色軌跡の方がベターな結果となっています。
【 内部インピーダンス測定 】 【 まとめ 】 みちびき(準天頂衛星システム)の「サブメータ級測位補強サービス」のWebページに記載のように、L1Sコードを利用していても条件次第で期待する位置精度を得られるわけではないようです。 正しい位置を得るための測位条件に注意を払いながら測位する必要があることに変わりはないようです。 とはいえ、L1Sコードの効果はそれなりにある印象はあります。 ただし、投資したほどの効果が得られたかどうかは人によって見解の分かれるところだと思われます。
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データ作成者 CBA
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本表の記載内容はデータ作成者の現状を表しているものであり、キット本来の機能・性能を表しているものではありません。
データ作成者の製作ミスなどにより、本来の機能・性能を出していないこともあります。
本表記載内容は、キット・部品購入時点における情報です。製造中止になったものや変更となっているものもあります。
追加購入部品欄にはケース・配線材料など共通的な部品については記載していません。
改造は各自の責任で行って下さい。
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