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単1電池ボックス(1本用) Item No:70148 楽しい工作シリーズ(ユニット) No.148

         

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データ番号

1933

区 分

キット

分 類

電源

品 名

単1電池ボックス(1本用) Item No:70148 楽しい工作シリーズ(ユニット) No.148

発売元

入手先

 

Amazon.co.jp

販 売

 

タミヤ TAMIYA

製造者

 

タミヤ TAMIYA

価 格

264円(10%税込) (メーカ定価 396円 10%税込)

主要部品

電 源

概略仕様

   

キット内容

 単1乾電池用の電池ボックスです。

構成品

単1乾電池1個用電池ボックスが2個同梱されています。

電池ボックス
組み合わせ

単1乾電池1個用電池ボックス単体×2個

電池ボックス直列接続

電池ボックス並列接続

付属品

接続用電線

電池ボックス取付け用タッピングビス

電池ボックス取付け用丸ビス・ナット

    

付属基板

付属ケース

外形寸法

完成時 W77.3mm D37.3mm H 35.9mm (金具A除く)

追加購入
部品

コメント

改 造

その他

(製作例)

      

【 商品パッケージ外観 】

 

【 構成品外観 】

 

【 組立説明図 】

 

【 電池ボックス 外観1 】

 

【 電池ボックス 外観2 】

 

【 電池ボックス 外観3 】

 

【 電池ボックス 外観4 】

 

【 電池ボックス 外観5 】

 

【 電池ボックス 外観6 】

 

【 電池ボックスよこ接続 外観 】

 

【 電池ボックスたて接続 外観 】

 

【 金具パッケージ 外観 】

 

【 金具パッケージ 構成品 】

 

【 金具 全数外観 】

 

左から金具B・金具A・金具C

【 電池受け金具 外観1 】

 

【 電池受け金具 外観2 】

 

 電池受け金具Aと金具Bはこの突起部を介して電気的に導通を確保するようになっているようです。

【 電池受け金具B 突起部 】

 

電線長約210mm、線サイズは不明。

【 付属電線 外観 】

 

【 ビスパッケージ 外観 】

 

【 ビスパッケージ 構成品外観 】

  


電池ボックス 組立例

  組立説明図を参考にして電池ボックスに電池受け金具A・金具B・金具Cを取付けました。 電池受け金具Aを電池ボックスに差し込む作業はラジオペンチよりピンセットの方が作業が容易でした。

 

【 組立済み電池ボックス 外観1 】

 

【 組立済み電池ボックス 外観2 】

 

【 組立済み電池ボックス 外観3 】

 

【 組立済み電池ボックス 外観4 】

 

【 組立済み電池ボックス 外観5 】

 

 電池プラス側の電池受け金具Aと金具Cの接続状態です。 金具間の隙間が確認できませんでした。 目視では面接続しているようです。 (電気的には面で導通しているとは限りません。)

【 組立済み電池ボックス 外観6 】

 

 電池マイナス側の電池受け金具Aと金具Bの接続状態です。 金具間に隙間が確認できす。 「電池受け金具B 突起部」に掲載の2つの突起で接触しているために隙間が生じているようです。

【 組立済み電池ボックス 外観7 】

 


動 作 確 認 

  組立説明図4の配線例に準じて手持ちの電線を接続して単1乾電池を取付けました。 約2.3Ω(2.2Ω+0.1Ω直列接続)の抵抗負荷で電圧を測定したところ電池受け金具部の接触抵抗が無視できないと判断しました。

 

【 配線例 外観 】

 

 電池受け金具部の接触抵抗を測定するために電池受け金具Bと金具Cに電線をハンダ付けして接触抵抗の測定を試みました。

 

【 電池受け金具B・金具C 測定電線接続外観1 】

 

 電線端ハンダ付け部に測定用電流を流します。 電線端にハンダ付けしたリード線は電位差測定用です。

【 電池受け金具B・金具C 測定電線接続外観2 】

 

【 電池受け金具A・金具B 取付け外観 】

 

【 電池受け金具A・金具C 取付け外観 】

 

【 接触抵抗測定 電池取付け時外観 】

 

 プラス側接触抵抗の測定は電池受け金具A〜金具C間に1.007A、マイナス側接触抵抗の測定は電池受け金具A〜金具B間に1.007Aの電流を流した際の接触電位差を測定しました。 測定回数は各3回の結果を記載しています。 接触抵抗の測定ではありますが、電圧降下をイメージし易いように接触電位差のままの測定結果を下記に掲載します。

 

接触電位差 測定結果 (測定電流1.007A)

電池有無

1個目

2個目

プラス側 [mV]

マイナス側 [mV]

プラス側 [mV]

マイナス側 [mV]

電池無し

63.1〜85.3

25.1〜56.9

10.5〜11.2

113.0〜193.0

電池取付け時

42.7〜53.0

130.5〜149.1

4.9〜5.0

153.6〜173.9

 

 上記のように測定再現性に乏しく、組立状況(電池ボックス個体差)によっても大きく異なる測定結果となりました。 その中でもプラス側よりマイナス側の接触電位差が大きくなる傾向が見受けられました。 また、電池受け金具Aを介した電線接続ではプラス側・マイナス側を合わせると、電池電圧1.5Vに対して約0.1V程度の接触電位差が生じるようです。 これは無視できない損失と思います。

 この結果から、この電池ボックスの利用時は電池受け金具Aを介した電線接続ではなく、電池受け金具Bおよび電池受け金具Cに直接電線をハンダ付けしたほうがよいと判断しました。 

 

【 、電池受け金具B・電池受け金具C電線ハンダ付け時 外観 】

 


参 考

 電線取付け金具がカシメ式の電池ボックスでも接触抵抗を測定してみましたので下記に掲載します。

 

 ELPA UM−110NH (購入価格200円)

【 比較用電池ボックス パッケージ外観 】

 

【 UM−110NH 外観 】

 

【 UM−110NH 金具カシメ状態 】

 

 電池と金具間に銅板を挿入して、金具と銅板間に測定用電流を流しました。 接触電位差は金具と銅板にハンダ付けしたリード線で測定しました。

【 接触抵抗測定時外観1 】

 

【 接触抵抗測定時外観2 】

 

接触電位差(2回測定) 測定結果 (測定電流1.007A)

回数

プラス側 [mV]

マイナス側 [mV]

1回目

1.8〜2.5

44.8〜52.3

2回目

2.1〜2.5

43.6〜50.6

 

 マイナス側の接触電位差が高い結果となりました。 マイナス側のスプリング部の測定を試みました。 この差異のマイナス側接触電位差が55.7mV時にスプリング部の電圧降下が約42.5mVとなりました。 スプリング部の電圧降下も思った以上に大きな値でした。 スプリング式の電池ボックスもそれなりにデメリットがあるようです。

 


お 断 り

 本Webページ記載の測定はいずれも再現性に乏しい状況でした。 また、金具と電池の接触抵抗については調査していませんので損失の全体像をみているものではありません。 本Webページの記載内容は参考用であり、決して優劣をつけるものではありませんことをご承知願います。

 また、本Webページの測定結果は1Aクラスの電流を流した場合であり、単3乾電池や単4乾電池ではせいぜい数10mAしか流しませんので、本Webページで言及している接触電位差は無視(軽視)して構わないと判断しています。

 

データ作成者 CBA

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