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Electronic Scale 1KG Weighing Soldering Practice Kit (TJ-56-630)

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データ番号

1908

区 分

キット

分 類

計測器

品 名

Electronic Scale 1KG Weighing Soldering Practice Kit (TJ-56-630)

発売元

入手先

 

AliExPress

販 売

 

Camera Module Factory Store

製造者

 

梱包ラベル:Dongguan Yilin Co., Ltd.
組立説明書:伍陆电子

価 格

1,256円(クーポン適用後)

主要部品

STC15W408AS HX711 8550(2TY) 3641BS

電 源

5Vdc(USB接続給電)

概略仕様

   

キット内容

ロードセルを用いた重量計です。

電源

5Vdc用なのでUSB接続給電できます。

電源スイッチが有ります。

測定レンジ

KEY2(切換単位)を押すことで1kgレンジと99.99gレンジを切換できます。

  • 1kgレンジ : 0.000〜1.000表示

1.000を超える表示をしますが、ロードセルの定格を外れてしまいます。

  • 99.99gレンジ : 00.00〜99.99表示

ゼロ調設定

1kg測定レンジでKEY1(回零)を押すことでゼロ調整できます。

風袋引き機能として利用できます。

スケール調整

KEY3(微調+)、KEY4(微調−)を押すことで表示値を調整できます。

    

付属基板

専用基板 TJ−56−630

付属ケース

外形寸法

組立時 W93.1mm D84.9mm H47.2mm (DCジャック、スイッチレバー含む)

載置板(アクリルトレイ)直径 84.9mm

追加購入
部品

コメント

 本製品は研究・実験用であり、期待するような性能を得るためには購入者が独自に改良する云々と記載されています。 個人的な感想ですが、確かにここまで記載する必要があるキットでした。 詳細は下欄の動作確認のコメントを参照願います。

改 造

その他

(製作例)

      

 販売価格は1,270円ですが、クーポン割引により1,256円で購入しました。

 

【 購入時商品Webページ 】

 

【 商品パッケージ外観 】

 

【 部品パッケージ外観 】

 

【 構成品外観(全体) 】

 

  2次元パーコード(URL)のリンク先から組立説明書をダウンロードできます。 その際、本紙に記載のパスワードが必要となります。

【 付属説明書1 】

 

  2次元パーコード(URL)面の裏面には本キットの目的について記載されています。

【 組立説明資料2 】

 

【 プリント基板(部品面) 】

 

【 プリント基板(ハンダ面) 】

 

【 面実装部品 ロードセル用IC 】

 

【 面実装部品 トランジスタ 】

 

【 面実装部品 抵抗・キャパシタ(表面) 】

 

【 面実装部品 抵抗・キャパシタ(裏面) 】

 

【 マイコン・7セグメントLED 外観1 】

 

【 マイコン・7セグメントLED 外観2 】

 

【 マイコン・7セグメントLED 外観3 】

 

【 トランジスタ・LED 】

 

【 抵抗 】

 

【 電解キャパシタ・電子ブザー 】

 

【 DCジャック・スイッチ 】

 

【 ロードセル 外観1 】

 

【 ロードセル 外観2 】

 

【 載置板(アクリルトレイ) 】

 

【 スペーサ・ネジ 】

 

コネクタを含めた長さは約1mです。

【 USBケーブル 外観1 】

 

【 USBケーブル 外観2 】

 


製 作 例

  部品高さの低い順番に基板を組立ました。 付属説明資料に記載されたURL先から入手した組立説明書とは組立順番が一部異なります。

 

【 Step1 面実装用抵抗取付け 】

 

 C6(10μF)をリールケースから取り出す際に、リールケースが跳ねてC6がどこかへ飛んでいきました。 見つけることができなかったため手持ちの代品を取り付けました。

【 Step2 面実装用キャパシタ取付け 】

 

【 Step3 面実装用トランジスタ取付け 】

 

【 Step4 HX711取付け 】

 

 面実装部品を少し盛り気味にハンダ付けをして、その後、ハンダ吸取線を使って余分なハンダを吸取りました。  (C6は代品です。)

【 面実装部品取付け状態 】

 

【 Step5 抵抗取付け 】

 

【 Step6 ICソケット取付け 】

 

【 Step7 緑色LED取付け 】

 

【 Step8 トランジスタ取付け 】

 

 

【 Step9 電解キャパシタ取付け 】

 

【 Step10 7セグメントLED取付け 】

 

【 Step11 タクトスイッチ取付け 】

 

【 Step12 電子ブザー取付け  】

 

【 Step13 電源オンオフ用スイッチ取付け  】

 

【 Step14 DCジャック取付け  】

 

【 Step15 マイコンチップ取付け(基板完成外観1)  】

 

【 基板完成外観2 】

 

【 基板完成外観3 】

 

【 基板完成外観4 】

 

【 基板完成外観5 】

 

【 基板完成外観6 】

 

【 Step16 ロードセル取付け 】

 

 基板を浮かすための六角スペーサが基板パターンと接触する可能性があります。

【 スペーサ取付け改善1(対策前) 】

 

 六角スペーサと基板の間(3ヶ所)に手持ちの樹脂製スペーサを設置しました。 樹脂製スペーサの直径が大きく近くのハンダ付けランドに接触するため、樹脂製スペーサの一部をカットしました。

【 スペーサ取付け改善1(対策後) 】

 

 ロードセルと基板を接続する六角スペーサを基板に取り付けるための丸穴径が大きいため、取付けネジを確実に締め付け(固定)できないようでした。 対策としてここでも樹脂製スペーサを設置しました。

【 スペーサ取付け改善2(対策後) 】

 

 載置板(アクリルトレイ)の表面が被測定物で傷つくのを防止するため、載置板(アクリルトレイ)に貼り付けられている保護シートは除去しませんでした。

【 組立完成時 外観1 】

 

【 組立完成時 外観2 】

 

【 組立完成時 外観3 】

 

【 組立完成時 外観4 】

 

【 組立完成時 外観5 】

 

【 組立完成時 外観6 】

 

【 組立完成時 外観7 】

 


動 作 確 認

  USBポート経由で給電すると難無く動作しました。 ただし、「はかり」としての機能・性能を期待してはいけませんでした。 やはり実験用キットでした。

  • 電源通電直後にブザー音がしますが、長めのピー音で、少し音質が変化します。 

ブザー音(ここをクリックするとサンプル音をダウンロードできます。)

  • ゼロ調スイッチを押してもゼロ表示にならないことが多々ありました。
     

  • セロ調後に測定対象物を載置して重量測定後、取り去るとゼロ表示に戻らないことが多々ありました。
      

  • ゼロ調は1kg測定レンジの場合しか機能しないようでした。
     

  • スケール調整は連続的(数値1刻み)ではなく、飛び飛びの値でしか調整できませんでした。 微調整はできないようです。
     

  • 1kg測定レンジと99.99g測定レンジの切替えは任意にはできないようでした。 切替えのできる状態があるようです。(詳細不明)
      

  • 99.99g測定レンジでは測定値が安定しませんでした。
      

  • 99.99g測定レンジでオーバーレンジをしても数値は99.99ではなく、オーバーレンジした際の測定値の下4桁(XX.XX)を表示するようです。 とても紛らわしいです。
     

  • オーバーレンジした場合、時間が長めのブザー音がしてとてもうるさく感じます。 また、ブザー音が鳴り止まず電源オフせざるを得ないことがありました。
     

  • ゼロ調をすることでオーバーレンジ状態となるようで、高い確率でブザー音がなります。
     

  • 載置板(アクリルトレイ)を取り付けているネジの頭が載置板から飛び出ています。 そのため載置版が平面ではなく測定対象物を載置する際に邪魔になります。
     

  • 「はかり」を設置するための脚(六角スペーサ)が3ヶ所しかなく、測定対象物の載置の仕方によっては「はかり」自体が転倒することがありました。
     

 

【 1kgレンジ動作例Step1 ゼロ調後 】

 

1kgレンジ用測定対象物として785gのトランスを用いました。

【 1kgレンジ動作例Step2 スケール調整前 】

 

【 1kgレンジ動作例Step3 スケール調整時 】

 

スケール調整しても0.774→0.790と変化して0.785にできませんでした。

【 1kgレンジ動作例Step4 スケール調整時(+スイッチ1回追加押し) 】

 

ゼロ表示に戻りませんでした。

【 1kgレンジ動作例Step5 測定対象物取り去り後 】

 

【 1kgレンジ動作例Step6 測定対象物 再載置後 】

 

ゼロ表示にもなりませんし、前回の数値とも異なりました。

【  1kgレンジ動作例Step7 測定対象物 再取り去り後 】

 

【 1kgレンジ動作例Step8 測定対象物 再々載置後 】

 

【 1kgレンジ動作例Step9 測定対象物 再々取り去り後 】

 

【 1kgレンジ動作例Step10 測定対象物 再々々載置後 】

 

【 1kgレンジ動作例Step9 測定対象物 再々々取り去り後 】

 

【 99.99gレンジ動作例Step1 ゼロ調後 】

 

 99.99gレンジ用測定対象物として67gのスケールを用いました。 測定数値はパラパラ変化して安定しませんでした。

 

 

【 99.99gレンジ動作例Step2 測定対象物測定時 】

 

データ作成者 CBA

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注意事項


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