EZUSB−FX2 USB Ver.2 マイコンボード [ #50011 ] |
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データ番号 |
436 |
区 分 |
キット |
分 類 |
マイコン |
品 名 |
EZUSB−FX2 USB Ver.2 マイコンボード [ #50011 ] |
発売元 |
ストロベリー・リナックス |
価 格 |
3,980円 |
主要部品 |
CY7C68013A-56PVXC |
電 源 |
5VDC (バスパワー) |
概略仕様 |
USB2.0 / USB1.1対応 3.3V動作 (I/O部信号 3.3V) 5V→3.3V 3端子レギュレータ実装済み
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付属基板 |
専用基板 EXUSB FX2 |
付属ケース |
無し |
外形寸法 |
基板単体完成時 W 53mm D 51.5mm H 12mm |
追加購入 部品 |
− |
コメント |
本キットの取扱説明書はとても簡単にしか記載されていません。 電子工作初心者には扱うのがとても難しいと思います。 ストロベリー・リナックス のホームページや、インターネット上の情報を活用するだけではなく、後述の製作例の掲載された参考図書も購入してから、取り扱っていくことをお勧めします。 当方、本キット立ち上げ時に本基板用のソフトのインストールに時間を要しました。 すんなりインストールできずに、高い壁が待ち受けていました。 1. 基板を認識できない現象
2.Cコンパイラの「Keil μVision2」がインストールされない。
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改 造 |
− |
その他 (製作例) |
【 キット パッケージ外観 】
【 キット 構成品 】
【 キット 購入時基板(部品面) 】
キットといっても上記部品だけです。 【 キット 構成部品 】
ポリスイッチの高さを低くするため、リードを真っ直ぐにして取り付けています。 【 キット 製作完成時外観 】 【 動作例 】 本キットはソフトがないと何も役に立たないキットです。 また、USBと8051マイコンと2つの大きな要素があり、単純にソフトだけではなく、開発システム自体を理解しておく必要があります。 当方も下記2冊を購入してから本キットを入手しています。 でも、未だによくわかりません。 使い古した脳味噌には、ややこしいです。
著者 松原拓也氏で検索すると、本誌の情報を得られます。 なお、少なくともEasyでないこは確かです。 【 参考図書 】
とにかく一度動かすのが理解に一番と、今回は「EZ−USB電子工作入門」のPart4「電光掲示板を作ろう!」にトライしました。 使用部品の8×8マトリックスLEDは記事と同じ部品が無く、手持ちの秋月電子通商の「スクロールクロックキット バージョン2 (K-1047) 」で使用していますT0M−1588BHを流用しました。 なお、このLEDは記事のLEDとROWとCOLが逆になります。 CY7C68013A-56PVXCのIoH、IoLは、共に最大4mAですが、記事掲載の回路定数では、この4mAをはるかに超える電流を流すことになります。 特にシンク側出力はLED最大8個分の電流が流れ込みます。 ダイナミック点灯方式ということで平均値で考えたとしても、データシートを明らかに無視した定数のように思えます。 (LEDのデータシートがないため詳細不明。) (1) PB0〜PB7の電流制限抵抗の標準設計値を220Ω程度にしました。 VoHが3.3Vの場合、IoHは3〜4mA程度と推測します。 なお、LEDの輝度を見ながらこの抵抗値を若干調整してもよいかと思います。 今回は最終的に220Ωを180Ωに変更しています。 この程度だと趣味の世界ではokかと思います。 (2) PD0〜PD7はシンク側で使用され、最大PB0〜PB7の8個分の電流が流れ込みます。 PB0〜PB7=4mAとすると、PD0〜PD7には最大32mA流れることになりますので電流ブーストは必須です。 参考図書の回路では32mAを負担することは無理があります。 今回は、2SA1015を使ってIoL電流をブーストします。 (3)今回製作した「電光掲示板」の回路図を下記します。 なお、2SA1015の部分は決して適切な回路ではありません。 今回はPD信号を入力かLowかの切替という説明があったので、下記のような手抜きをしています。 今回の場合、1回路当たり部品1個追加すると、その8倍の部品と作業時間が必要になりまってしまいます。 少なくて済めば、それに越したことはありません。 真面目に設計するとすれば、ベースに対する電流制限抵抗、ベース電位を確定させるプルアップ抵抗、場合によっては、エミッタ〜アース間に抵抗かダイオードを設けるなどが必要かもしれません。
8×8マトリックスLEDの端子番号はT0M−1588BHのものです。 【 C4部実装状態 】
デバッグや回路確認し易いように、ヘッダコネックタを下向きに実装しています。 【 ヘッダコネクタ実装状態 】
秋月電子通商のCタイプ基板を使用しています。 ピンヘッダも秋月電子通商の40Pを使用しています。 【 電光掲示板基板部 完成外観 】
トランジスタ、抵抗はマトリックスLEDの下に実装しています。 マトリックスLEDは秋月電子通商のピンソケットを使用しています。 【 電光掲示板基板部 基板部品実装図(部品面) 】
ワイヤーペンを使って配線しています。 部品点数を減しましたので、思った以上に楽に製作できました。 【 電光掲示板基板部 基板部品実装図(ハンダ面) 】
キット基板と電光掲示板基板接続状態です。 【 動作確認完成外観 】
「本」という文字を表示したときの動作例です。(右側が文字の下側です。) 【 動作確認表示状態 】 上記動作確認するためには、Visual Basic Express Editionのインストールが必要です。 まず、EZ−USB Control Panelを起動して、参考図書付属のCDROMの\Samples\Part4\ezusb\bulkloop.hexをダウンロードします。 よく分かりませんが、初回ビルとしたC:\Cypress\USB\Examples\FX2\bulkloop\bulkloop.hexではうまく動作しませんでした。 その後、Visual Basic Express Editionで参考図書付属のCDROMの\Samples\Part4\vb\textout\textout.vbprojを開いて実行すると上記のように動作しました 。 なお、CDROMのプロジェクトをそのまま読み込むと書込みできないので、一旦HDDにコピーし、書込を許可してから実行する必要があります。 「こんな、CDROMをつくるなよ!!!」と思わず叫びたくなりました。 サンプルは展開してインストールするようにして欲しかったですね。
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データ作成者 CBA
注意事項
本表の記載内容はデータ作成者の現状を表しているものであり、キット本来の機能・性能を表しているものではありません。
データ作成者の製作ミスなどにより、本来の機能・性能を出していないこともあります。
本表記載内容は、キット・部品購入時点における情報です。製造中止になったものや変更となっているものもあります。
追加購入部品欄にはケース・配線材料など共通的な部品については記載していません。
改造は各自の責任で行って下さい。
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