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GigaSt Ver4

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データ番号 434
区 分 キット
分 類 計測器
品 名 GigaSt Ver4
発売元 提供元 Giga Site
価 格
主要部品 H8/3664 ADM232AAN BA05FP
電 源 6VDC 400mA  (ACアダプタ付属)

概略仕様


入力インピーダンス : 50Ω (SMAコネクタ)

測定周波数      : 下表による。

          
BAND 下限周波数 [MHz] 上限周波数 [MHz]
1000
1000 2000
2000 3000
3000 4000
4000 7000

スパン : 1000 , 500 , 200 , 100 , 50 , 20 , 10 , 0 [MHz]

RBW : 200 , 50 [kHz]

ダイナミックレンジ : 70dB

AD変換分解能 : 10bit

付属機能 : トラッキングジェネレータ シグナルジェネレータ NF測定機能

PC接続 : RS−232C [38400bps] (RS−232C 〜 USB変換器も使用可。)


詳細はGiga Siteホームページをご参照願います。 (http://park7.wakwak.com/~gigast/)

 

付属基板 専用基板 付属 (GigaSt v4)
付属ケース 無し
外形寸法 MA基板単体完成時 W 148mm D 107mm H 21mm
追加購入

部品

コメント

謝辞

 このような素晴らしいキットを長年ご提供頂いておりますGiga Site運営者の青山氏に感謝致します。


  •  本キットの製作はチッブ部品のハンダ付けがあり、製作に際しては少し大きめの菓子箱の中で製作を行いました。 予想どおりチップ部品が飛びまくる場面もあり、箱のおかげで縁に当たって飛散を防止できたり、箱が白地であったので部品探しが容易でした。 このように、チップ部品での基板ハンダ付けには深く大きめの菓子箱がお勧めです。
     

  •  当初、SMAコネクタを別途パネル取付するつもりでおり、大きめのケースではありますがタカチのYM−200もしくはYM−180を検討していました。 その後、Giga Siteホームページの記載のなかに定在波云々の記載を見つけ、本キットのSMAコネクタに直接測定用コネクタを接続することにしました。 この方針変更に伴い、テイシンのTC-114に変更しました。 ケースはストックパーツのなかから選択するしかありませんでしたが、運良くフィットするケースがありました。 
     この一つ小さいサイズのケースにも入るようですが、3端子レギュレータをケースに取り付けるつもりでいましたので一回り大きいTC-114にしてだと余裕を持って基板を実装することができました。
     

  •  今回初めてSMAコネクタを使用しました。 店頭ではSMAコネクタの価格が高く、また、入手できる種類に限りがあったので、主にAuctionでコネクタを集めました。 特に同軸ケーブル付きのコネクタを入手できたので、今回の製作後の実使用ではとても便利でした。 また、おまけで何種類かのSMAコネクタやダミー抵抗コネクタを送付頂いたこともありました。 出品者の方に、この場を借りて感謝申し上げます。
     しかし、SMAコネクタの大きさは魅力です。 また、同軸ケーブル(?)も細いケーブルであり、取り扱いが楽でした。 ただ、価格の高いのと入手性が悪いのには閉口です。

改 造
その他

(製作例)


1.キット構成部品一覧

このような段ボール箱で送られてきます。

【 キット梱包 】

 

開梱すると、このような状態でした。

【 キット梱包 開梱時 】

 

【  キット 構成部品一式外観  】

 

心臓部のユニットです。

【 SP・TGユニット 】

 

スペアナユニット部です。 組立、調整済みです。

【 SPユニット 】

 

トラッキングジェネレータユニット部です。 組立、調整済みです。

【 TGユニット 】

 

D−subとDCジャックは今回は使用しませんでした。
小さい基板はNF測定用ノイズSG基板です。

【 キット構成部品(1) 】

 

【 キット構成部品(2) 】

 

今回もこのように丁寧に一覧表形式でチップ部品を
貼り付けてありました。 今回はともて助かりました。

【 キット構成部品(3) 】

 

【 基板 部品面 】

 

【 基板 ハンダ面 】

 

6V 1.1A 電源です。 PSEマーク付いています。

【 キット 完成品外観 】

 

オス−メスのDsub9ピンケーブルです。PCとの接続に使用します。

【 キット 完成品外観(正面) 】


2.基板単体完成外観

基板単体での動作確認時の基板完成外観です。

【 MA基板 完成品外観 】

 

ハンダ付けにはダイソーの虫眼鏡が必須でした。

【 MA基板 完成品外観 】

 

ハンダ付けが丸見え。 トランジスタ曲がっているし、ハンダはてんこ盛り。
しまった、掲載止めとけばよかった。

【 NF測定用ノイズSG基板 完成品外観 】


3.ケース組み込み

 ケースに組み込む際に、下記のモディファイをしました。

  •  3端子レギュレータをケース上に取り付け、逆電圧印加防止のダイオードを追加しました。 基板上の3端子レギュレータを取り外し、この部分には2極コネクタを取り付けて外付けの3端子レギュレータから5Vを供給するようにしました。
     キット付属の6VACアダプタを使用できるようにするため、3端子レギュレータには低飽和電圧のLM2490−5、逆電圧印加防止ダイオード(D1)は1.5Aクラスの整流用ショットキーダイオードRK16(サンケン電気)を使用しました。
     この回路の実測では、LM2940−5の入力は5.6V確保できていました。
     

  •  通電、兼、スペクトラムアナライザ入力有効のインジケータとしてLED1(青色:秋月電子通商で入手)を設けました。 電流制限抵抗Raは実測値と光量の加減で2.2kΩに決めています。 青色ダイオードですが、わずか1mAで十分な光量を得られています。
     

  •  トラッキングジェネレータやシグナルジェネレータのときに信号を出力することを示すLED2を設けています。 この信号は下記回路図の部分から取り出しています。 ここから取り出せる(正確にはSink電流)電流はH8のIOLとTGユニットの信号を考慮して、最小限の影響で抑えるために1mAを目標としました。 これに叶う手持ちのLEDでは、秋月電子通商で入手したOSHR3131Pがありましたので、これを使用しました。 電流制限抵抗Rbは実測値と光量の加減で3.3kΩに決めています。 この赤色ダイオードも、わずか1mAで十分な光量を得られています。 赤色と言えども、かつては最低5〜10mAで育った身には感覚が全く違います。

【 ケース組み込み時の回路図 】

 

 

ケースはテイシンのTC-114を使用しました。
前面はまだ青色シートを剥がしていません。

青色LED側がスペアナ用コネクタ。(通電時点灯)
赤色LED側がTG用コネクタ。(TG、SG時点灯)

【 完成品外観 前面 】

 

中央のピンジャックはノイズSG基板用+10V出力です。
D−sub9ピン、DCジャックはパネル取付用に交換しています。

【 完成品外観 背面 】

 

【 完成品 内部外観 】

 

DCジャックの下側に3端子レギュレータを実装しています。

【 完成品 内部外観(リヤパネル部拡大) 】


4.測定例

 入力に何も接続しない状態で下記周波数でピークが観測されています。 原因は不明ですが、このスペクトラムの発生する周波数は変化していないようなので、そのまま使用しています。

21.40MHz ・ 216.96MHz ・ 289.28MHz
578.54MHz ・ 650.86MHz ・ 867.80MHz

【 入力部 未設続時キット 完成品外観 】

 

我が家のCATV系統の電波の様子です。
230MHz付近に地上波デジタルの放送があるのがよく分かります。
(この地区はパススルーできないそうです。)

 【 キット 完成品外観 】

 

我が家のBSアナログ系統の電波の様子です。
BS1,3,13,15がBSデジタルであるのがよくわかります。

【 キット 完成品外観 】

 

USBシグナル・ジェネレータキット(USB−DDS)のフィルタ特性を測定してみました。

【 フィルターの特性例 】

 

USBシグナル・ジェネレータキット(USB−DDS)のSMA出力の
周波数を1MHz間隔で変化させたときの出力レベルを測定してみました。

【 発振器の出力レベル周波数特性 】

      

データ作成者 CBA

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