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キット

マイコン

Ｗｅｂラジオ・キット（BB-SHOUT） (K-1579)

秋月電子通商　有限会社トライステート

8，200円

H8/3069 RTL-8019AS 93C46 24LC256 HM5117805 VS1011e 74LVC245

＋８〜１２Ｖｄｃ　１５０ｍＡ　（取扱説明書１頁目）

　取扱説明書の基板実体図裏面の説明でＤＶ７Ｖからとの記載有り。　これは間違い。　７Ｖでは３端子レギュレータの出力を５Ｖにできない。　通常の７８０５を使用するならば、Ｄ１のＶｆも考慮して、設計値でいえば９ＶＤＣ以上とすべき。　実用は８ＶＤＣでもどうにか５Ｖを得ることができている。　電圧が８ＶDC近傍の場合はスイッチングレギュレータ方式などのリップルの小さいＡＣアダプタなどを使用することが望ましい。

概略仕様

• 　
  Shount-Cast/Ice-Cast方式ストリーミングﾞ　ＭＰ３音源受信専用オーディオボード。

• 入力MP3　ビットレート 最大196kbps

• アナログ出力　ステレオイヤフォーン３０Ω　１．６Ｖｐｐ　（ディジタル出力無し）

• Ｎｅｔｗｏｒｋ　１０Ｂａｓｅ−Ｔ　

• 接続先　最大１００アドレス

• ＩＰアドレス　ＤＨＣＰ自動取得　（パソコンから手動設定可能）

• バックライト付きＬＣＤ　（端子短絡、電流制限抵抗追加時）

• 本基板を接続した同一ルータ内の別パソコンから詳細設定可能。

　　・チャンネルの新規登録
　　・チャンネルの選局／編集／削除
　　・チャンネルリストを保存／戻す
　　・ネットワーク設定 ・パスワード変更
　　・ミュートオンオフ、音量（0-32）
　　・バージョン情報表示
　　・ステータス情報表示
　　

専用基板　面実装部品実装済み　ガラスエポキシ　両面スルーホール基板

専用ケース　無し

別売で　Ｗｅｂラジオ専用ポリカーボネート・ケース (P-1750)　が販売された。

基板単体完成時　W 120mm　D 100mm　H 30mm

部品

−

• 　キットとして見た場合、取付部品は多くなく、製作自体は比較的容易。

• 　パソコンを使うこと無く、本キットだけで本ボードに登録されたサイト（最大１００サイト）のなかから選択された１サイトの音楽のストリーミング放送を受信できる。　ＰＣ無しで受信できるので実用性は高い。

• 　音質は、ＢＧＭとして聞く分には問題ない。

• 　インターネット接続ということもあり、再生が途中で途切れたりサイトに接続できないことがある。　運用の安定性 いついて、普通の放送局と比較すると（当然でしょうが）今一つ。

• 　欧米だけではなく、日本、韓国のストリーミング放送局有り。

• 　１２ＶＤＣ入力の場合、３端子レギュレータは指で触れることはできる程度でがあるが少し熱を持つ。　 １２ＶＤＣ入力でケースなどに入れる場合は小さくてもよいから放熱板を追加しておいた方がよさそう。

−

（製作例）

【　キット　パッケージ外観　】

【　キット　構成品　】

チップ部品は実装済み。　主要な回路は組立済み。
カードエッジ部はＨ８マイコンのプログラム書込用。

【　基板（部品面）　】

【　基板（ハンダ面）　】

【　ＬＣＤ、ＥＥＰ−ＲＯＭ　】

バックライト付き使用です。　抵抗も付属しています。

【　ＬＣＤ基板裏面　】

【　キット　機構部品（機構部品）　】

【　キット　機構部品（電子部品）　】

【　キット取扱説明書　】

製作例

　めずらしく取扱説明書を読んで組み立てたが、下記の点について気付有り。

• 　取扱説明書の部品取付の順番は部品高さの低い順に記載されている訳ではない。　（マニュアルの記載が中途半端。）　製作に際しては部品高さを見て順番に取り付けることが望ましい。
  　

• 　電解コンデンサの個数が６個となっている。　実際は７個。　部品番号も記載ミス有り。
  　

• 　パワースイッチ用ランド間短絡を忘れないように。　当方、その部分を読み飛ばしてしまい、当初、電源オンしない ので冷や汗をかいた。

【　キット　機構部品　】

内緒ですが、実はＴＸのＬＥＤが逆付けしてあったりして。。。
ＬＣＤのバックライトは暗がりで点灯していることがわかる。

【　キット　機構部品　】

上図をクリックすると拡大画像を表示できます。

【　別パソコンから本Ｗｅｂラジオにアクセスしたときの画面　】

上図をクリックすると拡大画像を表示できます。

【　チャンネルの選局／編集／削除　画面　（編集済み）　】

サンプル音　（タイトルをクリックするとｍｐ３ファイルをダウンロードします。）

　　(a) ９６ｋｐｓの放送音例　（Japan's Best Music 局アナウンス）

　連続通電中に、いつの間にか繰り返し発振音（ポツ・・ポツ・・）の異音が発生しだした。　この現象は複数回発生。　電源オフ→オンの再起動でこの現象は回復。

　　(b) 異音発生例