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Multipurpose Voice Recording 多目的音声レコーダー (K01 2PK0100)

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データ番号 354
区 分 キット
分 類 アクセサリ
品 名 Multipurpose Voice Recording 多目的音声レコーダー (AK9801/AK01/K01/2PK0100)

(中文タイトル:努力中20秒代言器)

発売元 睿意科技股份有限公司 AVIOSYS
価 格 1344円 (税別1,280円) (マルツパーツ館大阪日本橋店購入価格
主要部品 W51300-701 W55F05B(512k bits)
電 源 4.5VDC (単三×3本)

 回路図上は5Vとなっている。 (4.5VがICのTypical 電圧。)

 データシートによれば電源電圧はW51300=3.0〜5.5V、W55F05B=2.4V〜5.5V。

概略仕様

ラベル記載説明

「 お出かけのときの音声伝言メモに最適です。20秒間メッセージを録音できるICレコーダーで約10万回の繰り返し録音が可能です。」


  • 本キットに同封されている部品での操作。

(操作ボタンはRESET L_REC E_PLAY ERASEの4つのみに対応。)

録音方法

(1) RESETを押す。

(2) D1(LED)が点灯するまでL_RECボタンを押し続ける。

(3) マイクロフォンに話しかける。

(4) 録音が終了したときにはL_RECボタンを離す。 このときD1が消灯する。

 

再生方法

(1) E_PLAYボタンを押すと録音した結果を聞くことができる。

 

消去方法

(1) ERASEボタンを押す。

(2) ERASEボタンを離したときにD1が点灯する。 これは消去されたことを示す。

 

  • W51300はNormal Mode / Multi segment Modeに設定されている。
     
  •  英文取説は再生用のタッチパッド回路も記載されている。 本キットにはタッチパッド回路の部品は同封されていない。 このため、部品のチェック・製作は中文の取扱説明書を参照したほうがよい。
     
  •  中文の取説では録音時間20sとなっている。 ただ、R11を変更すればサンプリング周波数を調整できるらしい。

     
  •  追加部品(スイッチ)を設けることでMulti Segmentに対応するFWD BWD STOPスイッチが有効になる。

      最大63Segmenstに対応。
      W51300のデーターシートを入手すれば拡張機能について調査できる。

  

付属基板 専用基板 K10 DIY PCB
付属ケース 無し
外形寸法 基板単体完成時 W 117mm D 80mm H 15mm
追加購入

部品

コメント
改 造
その他

(製作例)

      

【 キット パッケージ外観 】

 

【 キット 構成部品 】

 

【 キット 基板 】

 

【 キット 電子部品 】

 

【 キット 取扱説明書 】


製作例

【 全体 外観 】

 

【 基板 外観 】

 

 スピーカ音を内蔵のコンデンサマイクを使って録音されたはノイズっぽい。(下記サンプル音参照) しかし、声を録音したときには、クリアではないもののまあまあ。 

 サンプル音 : 目覚ましコール音声 (多目的音声レコーダー  使用例)

 (磯山さやか「もっと!アイドルダウンロードショー」より)

 


電源投入時に自動的に音声を再生する方法

方法1

 電源投入直後の1回再生後はスイッチ操作できなくても良い場合は、下記のように抵抗とコンデンサ各1個で実現できます。 E_PLAYはエッジトリガのため、LSI(W51300)が立ち上がった後に、E_PLAY信号がLowからHighに変化させる必要があります。 残念ながら、E_PLAY信号はその後Highに固定されるため、他のスイッチ入力ができないようです。

【 自動起動例1 】

方法2

 電源投入直後の1回再生後もスイッチ操作できるようにしたい場合は、電源投入時に1パルス出力できる回路を用います。

 この回路例を下記に記載します。 若干部品点数が多くなりますが一般的な部品で構成してみました。

【 自動起動例2 】


操作スイッチの説明を記載します。 ちょっと、直訳っぽいですが、ご容赦下さい。

L_REC

アクティブHighレベルの録音信号。
内部で500kΩでプルダウンされている。
このピンがHighレベルになると録音が開始され、このピンがLowもしくはメモリスペースが無くなるまで録音が継続する。
メモリやセグメントがフルになったときは、この信号入力は無効となる。

E_PLAY

アクティブHigh、エッジトリガの音声再生信号。
内部で500kΩでプルダウンされている。
シングルセグメント操作では、トグル停止機能が有効となる。
これは音声再生中のE_PLAY状態において、立ち上がりエッジは即時に進行中の再生操作を停止することを意味する。
マルチセグメント操作ではトグルスキップ機能が有効となる。
これは音声再生中のE_PLAY状態において、立ち上がりエッジにより次のボイスセグメントへスキップすることになることを意味する。
最後のボイスセグメント再生中に、このピンに立ち上がりエッジがあると最初のボイスセグメントにスキップする。
この機能は一連のメッセージを素早くスキャニングするのに役立つ。

L_PLAY

アクティブHigh、レベルトリガの音声再生信号。
内部で500kΩでプルダウンされている。
このピンが押されている期間、現在の音声セグメントが再生される。
連鎖的なループ再生機能は連続的に全てのメッセージを数珠繋ぎに連結する機能を有効にする。
最後のメッセージに到達すると、最初のメッセージに再び戻る。

STOP

アクティブHigh、エッジトリガの停止信号。
内部で500kΩでプルダウンされている。
このピンがLowからHighになると、現在再生中のメッセージの再生を即時に停止する。
このピンは音声再生中にのみ有効である。

ERASE

アクティブHigh、レベルトリガの消去信号。
内部で500kΩでプルダウンされている。
このピンがLowからHighになると、他の音声セグメントの内容に影響を与えることなく、現在の音声セグメントを消去できる。

FWD

アクティブHigh、エッジトリガのCAPインクリメント信号。
内部で500kΩでプルダウンされている。
このピンが1秒未満押されると、現在のメッセージアドレスポインタ(CAP)は現在のボイスセグメントから次のボイスセグメントを示す。
このピンが1秒を超えて押されると、CAPは最終セグメントになる。

BWD

アクティブHigh、エッジトリガのCAPデクリメント信号
内部で500kΩでプルダウンされている。
このピンが1秒未満押されると、CAPは現在のボイスセグメントから一つ前ののボイスセグメントを示す。
このピンが1秒を超えて押されると、CAPは最初のセグメントになる。

RESET

アクティブHigh、エッジトリガのリセット信号
内部で500kΩでプルダウンされている。
このピンが2秒未満押されると、電源投入状態となり、メッセージポインタは1となる。
このピンが2秒を超えて押されると、メモリ消去状態となり、録音された全てのメッセージが消去される。

 

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