title0a.gif タイトル画像

 VOICE CHANGER 

末尾の注意事項をお読み下さい。
本ページは金銭授受を伴う行為を含むAuctionや商用Web Pageからの無断リンク・無断参照を禁じます。 無断リンク・無断参照が判明した時点で然るべき処置をとらさせて頂きます。

 キットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る

データ番号    74
区 分    キット
分 類    アクセサリ
品 名    VOICE CHANGER
発売元    秋月電子通商   
価 格    2,200円
主要部品    MSM6322(SOP) NJM386D S81350
電 源    5V もしくは 6〜10V(006P可)
概略仕様    音程変更 プラスマイナス1オクターブ

操作スイッチ UP / NORMAL / DOWNの3つで音程変更。 

付属基板    専用基板 (AE-6322)
付属ケース    無し
外形寸法    基板単体完成時 W 47mm D 72mm H 16mm
追加購入部品    音声アンプ出力コンデンサ容量アップ用 220μF 1個

音声アンプ出力発振防止用 0.047μF 1個 、 10Ω 1個

コメント     付属のコンデンサマイクに口を近づけないとスピーカで明瞭な音声での動作確認ができなかった。 原因として、付属のコンデンサマイクの特性の問題、もしくは、マイクアンプ増幅率調整不良の問題などが考えられるが、今のところ不明。

 ダイナミックマイクも接続してみたが、デフォルトの回路定数ではマイクアンプの増幅度が不足しているような気がする。(カットアンドトライ未実施。)

 SN比は思ったほど良くない。あくまでもオモチャと思った方がよいかもしれない。(カラオケに使うにはちょっと回路を見直したほうが良いかも。)

改 造     音声アンプIC回路の見直しを実施。 オーソドックスに出力カップリングコンデンサを220μFに変更。 また、CRを直列接続した発振防止回路を追加。 下記回路図に該当回路を示す。

   

その他

(製作例)   

    

kit074a2.jpg (30688 バイト)
  

【 キット構成部品 】

kit074d2.jpg (29848 バイト)
  

【 キット製作例 部品面 】

kit074e2.jpg (30978 バイト)
  

【 キット製作例 ハンダ面 】

1 消費電流実測値

 電源電圧9V時

    音量VR   0%  :  12.86mA
    音量VR 100% : 172.9 mA

2 製作上の注意事項

  •  1μFのコンデンサの外形寸法が大きいため隣り合わせに実装できない。 この対策として一方のコンデンサのリード線を90゜折り曲げて実装。 (キット製作例 部品面参照)
  •  MSM6322はSOPのため上記【キット製作例 ハンダ面】のようにハンダ付けを行う。 ハンダ付けのコツが取扱説明書に記載されており、また、専用のハンダも付属。

→ でも、それほど神経質にならなくても、いつものハンダゴテにいつものハンダを使って、ハンダブリッジをしても気にせず思いっきりハンダを流し込むつもりで作業すればうまくハンダ付けできます。下手にじっくりハンダ付けしてICを熱破壊するより、さっと短時間で作業しましょう。

  •  キット製作後、音声が出力しないので原因を調べてみると、キット付属のスピーカが断線していることが判明。 たまにはこのようなことがあるのですね。
  •  スピーカ交換後、スピーカから音が出ることを確認。 しかし、ノイズがひどくて音程変化するものの明瞭な音声を得られなかった。 これは、マイクが口から離れていたためと判明。 取説には「口元からマイクまで10cm程度離れた状態」で増幅率が設定されていると記載されているが、これを信じたのが失敗の原因。 マイクを口元にほとんど近づけた状態では結構明瞭に音程変化を確認できた。 また、この過程において、このキットのS/N比が決して良くないことを定性的に確認できた。

      

データ作成者 CBA

 キットの小部屋へ戻る  ホームページへ戻る


注意事項


End of This Page.