電子玩具分室 参考資料 |
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本Webページの内容は学研 チューナユニット、マイキット100、マイキット150、マイキット200を参考に作成されています。
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学研 チューナ・ユニット |
マイキット100の回路番号91〜100、マイキット150の回路番号141〜150ではチューナ・ユニットを使用しています。 マイキット100の説明書のチューナ・ユニットに関する部分を下記に掲載します。 このチューナ・ユニットを入手するためには、下記に掲載されているように「学研に900円で申し込む。」ようになっています。
しかし、とっくに製造中止になっているマイキットシリーズについて学研がサポートしていないでしょう。(学研に問い合わせたわけではありませんので実際はどうなのか知りませんが。)
参考までに、運良く入手できたチューナ・ユニットを以下に掲載します。
【 パッケージ 外観 】
【 チューナ・ユニット 外観 】
チューナ・ユニットの自作 |
しかし、このチューナ・ユニットは入手できないといってすぐにあきらめる必要はありません。 ひとつは、マイキット200を入手すればチューナ・ユニットは付属していますので思う存分実験することができます。
もう一つの方法として自作する方法もあります。 回路図は取扱説明書に掲載されています が、回路定数が不明でした。 しかし、上記のチューナ・ユニットやマイキット200のチューナ・ユニットを参考にして回路定数 を知ることができます。
例えば、マイキット200の場合のチューナ・ユニットの外観を下図に掲載します。
透明カバー付き | 透明カバーを外した状態 |
このTUNER UNITには透明カバーが付いていましたが、簡単に外すことができました。 早速、回路図と現品を付き合わせて回路定数を調べた結果が下記回路図です。 下記の回路定数は当方で書き加えたものです。
【 チューナ・ユニット回路図 】
この回路定数を元にして同じモノを製作することができます。 抵抗コンデンサ類は相当品がありましたが、下記部品は代替え品 を使用ました。
トランジスタ(2SC380A)
代替え品としてできる限り汎用性のある2SC1815を使用しました。 hfeランクはGLランクもしくはYランク品が適していそうでしたが、手持ちの関係でBLを使用しましたので正式
名は2SC1815BLです。
コイル(4mH)
4mHが無いため、3.3mHに変更しました。
ゲルマニウムダイオードGe Di(正式品不明)
ここは一般的な(手持ちのあった)1N60を使用しました。
このようにして製作した基板を下記に掲載します。
【 チューナ・ユニット相当回路製作例 】
この相当回路を使用してマイキット100「No.97 IC+1石ラジオ」を製作したところ、問題なく動作しました。 LC共振回路のラジオですから選択度は期待できたものではありませんが、音量だけは十分に大きくなっており、期待通りに動作しているようです。
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