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Memorandumの小部屋

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デジカメ写真データが消えちゃった! !!

COOLPIX990 コンパクトフラッシュデータ読み出し奮闘の巻

 

  2012年現在でも「電気電子工作の部屋」で紹介している素材の写真撮影にはCOOLPIX990を使っています。 最新機種に比べていろいろな性能は劣りますが、レンズ部のみを−90〜+210°の範囲で回転できる機能は捨てがたいものがあります。 100円均一部品で製作した自作撮影ドームで真上から素材撮影するときに、液晶モニタを横から見たままCOOLPIX990のレンズ部だけを真下に向けることができるので撮影がとても楽です。 また、オプションのリモートコードMC−EU1でシャッター押し、ズーム操作などの基本的な操作ができますので、操作時のブレも生じません。 最近の機種では、このような操作の楽なデジカメは見当たらりません。 また、画素数も無駄に多くないので、ファイルデータサイズもコンパクトですみます。 (撮影時はデフォルトで1024×768で充分。)

 「電気電子工作の部屋用の新しい素材を入手したのでいつものように撮影にとりかかりましたが、256MBのコンパクトフラッシュメモリ(CF)の残りサイズが少なかったので、「掘り出し物詰め合わせお楽しみ袋!!」で入手したも512MBのCFに交換して撮影を開始しました。 このCFの使用は2回目です。 前回、512MBほぼ使い切ることができていましたので特に気にせずに使用しました。

 

【 COOLPIX990用CF 】

 

 今回の撮影では撮影枚数は73枚、データサイズは約23.6MBでした。 早速、COOLPIX990からCFを取り出してパソコンで読み出しを行おうとしました。。。。。。。。。

【 カードリーダ読み取り 】

 

 あれれ! おかしい。 CFのディスク(F:)にファイルが見当たりません。 さっきまでCOOLPIX990の液晶モニタにデータが表示されていたのに。 カードリーダの調子が悪くなったのかと思い、何種類かのカードリーダを試しましたが現象は変わりません。 素材に加工しながら撮影しましたので、再度撮影するわけにもいきません。 完璧にデータを失ったのかと思い、諦め半分でCFをCOOLPIX990に戻すと、CFデータが液晶画面に表示されています。 よかった。。。。。

【 CF内データ 】

 


 ということで、COOLPIX990からどうにかしてデータをPCへ転送する方法を探すことにしました。 何年か振りにCOOLPIX990の使用説明書を取り出して読んでいくと、シリアルケーブルSC−EW3とパソコン接続キットPK−UC1(USB接続)で画像データを取り出せそうです。 早速、インターネットでこれらのオプションを探しましたが、さすがに古い機種なので中古も含めて売られていませんでした。 いろいろ調べていくと、どうもオプションのリモートコードMC−EU1はRS−232C接続されているようです。 早速、MC−EU1を分解です。

 

【 MC−EU1 表面 】

 

【 MC−EU1 裏面 】

 

【 MC−EU1 裏面カバー取り外し時外観 】

 

  MC−EU1のケーブルの接続を確認すると下記のようになっていました。 右側のコネクタがCOOLPIX990に接続する移動側コネクタです。 なお、赤色電線はコネクタの8番に接続されています。

 

【 MC−EU1 コネクタ電線接続状況 】

 

 黒色はケーブルのシールド線で、かつ、電池の−側電位でしたの、ここはマイナスコモンラインと判断しました。 MC−EU1を操作したときのコモンライン〜緑色電線、コモンライン〜白色電線の波形を観測すると下記のようになっていました。 緑色電線はCOOLPIX990→MC−EU1への信号、白色電線はMC−EU1→COOLPIX990への信号のようでした。 信号レベルは違いがありますが、何とはなくUART信号のようです。

 

【 MC−EU1 通信信号 】

 この結果より、下記のような接続をして動作確認をしました。 なお、MC-EU1を破損してはいけないので、白色電線と緑色電線はMC−EU1から取り外して接続します。

【 COOLPIX990 シリアル通信接続図 】

 

【 MC−EU1シリアル通信 電線接続状況 】

 

 ここで、Nikon Vew Ver.3.0のCD−ROMを探し出し、XPが動作してシリアルポートのある古いPCにソフト/ドライバをインストールしました。 少し、どきどきしながらPCにシリアル通信コネクタを接続し、COOLPIX990をAUTOモードで電源オンしました。 そのときの状況を下図に示します。 COOLPIX990の液晶画面をみるとMC−EU1を接続したのと同じ表示になっており、COOLPIX990がシリアルポートを認識してれているようです。

 

【 COOLPIX990 通電状況 】

 

 次に、PC上でNikon ViewのWindowを開くと、カメラを認識し、115.2kbpsで接続されていました。 

【 Nikon View 】

 

 さあ、最後の関門です。 「カメラ」をクリックすると、待望のCOOLPIX990内画像を確認できました。 その後、エクスプローラでCOOLPIX990からPCへ画像データをダウンロードできました。 さすがにダウンロードに約1時間かかりましたが、無事COOLPIX990内画像データを救い出せました。 よかった、一安心です。

【 COOLPIX990内画像データ 】

 

 余談ですが、上記画像データでもわかるように「電気電子工作の部屋」用素材の写真撮影では同じアングルで複数枚撮影しています。 これは被写体までの距離によりフォーカス機能が若干甘い場合が生じることがあるためと、照明を何通りか変えているために、複数枚の撮影をしています。

 ところで、最初の不具合現象である「PCでは画像ファイルを認識できず、COOLPIX990では認識できた。」のかは不明のままです。 これが分らないと、またいつか再発しそうです。

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