title0a.gif タイトル画像

5V電圧変換ステップアップブースターモジュール (HW-106)

末尾の注意事項をお読み下さい。
本ページは金銭授受を伴う行為を含むAuctionや商用Web Pageからの無断リンク
・無断参照を禁じます。
無断リンク・無断参照が判明した時点で然るべき処置をとらさせて頂きます。

 キットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る

データ番号

1780

区 分

部品

分 類

電源

品 名

5V電圧変換ステップアップブースターモジュール (HW-106)

発売元

出荷元・販売元 EasywordMall
ブランド KKHMF
購入先 amazon.co.jp

価 格

94円(10%税込み)

主要部品

電 源

概略仕様

 

概要

USB TypeーAコネクタに5Vdcを出力するDC/DCコンバータです。

ブランド

KKHMF

型式

HW−106 (ハンダ面シルク印刷文字)

主要デバイス

不明 (CE8301A50P相当と思われます。)

入力電圧範囲

0.9Vdc〜5Vdc (商品説明文より)

出力電圧

5Vdc (商品説明文より)

出力電流

記載無し

          

付属基板

専用基板 HW−106

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体 W 34.0mm D 1585mm H 10.1mm

追加購入
部品

コメント

  •  入力側・出力側ともにスイッチングノイズが大きいです。

  •  出力側のリップルも大きいです。

  •  使用範囲はその他(製作例)欄の動作例から判断することをお勧めします。 基本的にはリチウム電池を想定していると推測します。

改 造

その他

(製作例)

  

複数個購入しました。 特性結果よりあまり使い道がなさそうです。

【 部品 パッケージ外観 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

マーキングからU1の型式を特定することができませんでした。

【 基板外観6 】

 

【 基板外観7 】

 


動 作 例

  本基板を測定しましたが、ノイズが多くグラフ化すると見づらいグラフとなりました。 そのため、入力側だけに電解キャパシタ470μF・積層セラミックキャパシタ10μFを並列接続して再測定しました。 当初、積層セラミックキャパシタ0.1μFを使いましたが効果を感じられなかったので積層セラミックキャパシタ10μFに変更しました。

 

【 入力側リップル キャパシタ有無波形比較 】

 

 入出力の測定状態を下記に掲載します。 電流検出には0.1Ωのセメント抵抗を利用しています。

 

【 測定状態(全体外観) 】

 

【 測定状態(基板部分) 】

 

1. リップル波形測定

 入出力部の代表的なリップル波形を下記に掲載します。

 

CH1(黄色)

入力側リップル波形(200mV/div)

CH2(水色)

出力側リップル波形(500mV/div)

時間軸

5μs

出力DC成分

4.93Vdc

【 リップル波形(入力電圧4.2Vdc 負荷15Ω) 】

 

CH1(黄色)

入力側リップル波形(200mV/div)

CH2(水色)

出力側リップル波形(500mV/div)

時間軸

5μs 

出力DC成分

5.05Vdc

【 リップル波形(入力電圧4.2Vdc 負荷47Ω) 】

 

CH1(黄色)

入力側リップル波形(200mV/div)

CH2(水色)

出力側リップル波形(500mV/div)

時間軸

5μs 

出力DC成分

4.97Vdc

【 リップル波形(入力電圧4.2Vdc 負荷470Ω) 】

 

CH1(黄色)

入力側リップル波形(200mV/div)

CH2(水色)

出力側リップル波形(500mV/div)

時間軸

100μs 

出力DC成分

4.97Vdc

【 リップル波形(入力電圧4.2Vdc 負荷470Ω)→時間軸変更 】

 

.入出力特性

  抵抗負荷約15Ω、約47Ω、約470Ωの3種類負荷における入力電圧と出力電圧を測定しました。 ノイズの影響により測定結果表示が見づらくなったため、出力電圧側のみ10区間移動平均(サンプリング間隔200μs)でグラフ化しています。 また、入力電圧の増加時と減少時で軌跡が異なりました(ヒステリシス)ので、それぞれを識別できるようにグラフ化しています。

 

【 入出力電圧特性 負荷約15Ω時 】

 

【 入出力電圧特性 負荷約47Ω時 】

 

【 入出力電圧特性 負荷約470Ω時 】

 軽負荷である負荷約470Ω (5V時の負荷電流=約10mA相当)でも、出力電圧約5Vdcを得るためには入力電圧3.5Vdcは必要となる結果となりました。

 

3.出力特性

 自作の簡易電子負荷を用いて負荷を変化させたときの出力電圧と出力電流の出力特性を測定しました。 電流波形・電圧波形ともにスイッチングノイズ、リップルが大きいため、10区間移動平均(サンプリング間隔200μs)でグラフ化しています。 それでもグラフがあちこち跳んでいるグラフとなっています。

 

500mA程度までは使えそうです。

【 出力特性 (入力電圧4.2Vdc) 】

 

300mA〜400mA程度までは使えそうです。

【 出力特性 (入力電圧3.7Vdc) 】

 

約60mA程度が上限と推測します。

【 出力特性 (入力電圧3.0Vdc) 】

 

約45mA程度が上限と推測します。

【 出力特性 (入力電圧2.4Vdc) 】

 

約25mA程度が上限と推測します。

【 出力特性 (入力電圧1.5Vdc) 】

  

データ作成者 CBA

 キットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る


注意事項


End of This Page.