title0a.gif タイトル画像

DC−DC昇圧コンバーターモジュール (YH11068A)

末尾の注意事項をお読み下さい。
本ページは金銭授受を伴う行為を含むAuctionや商用Web Pageからの無断リンク
・無断参照を禁じます。
無断リンク・無断参照が判明した時点で然るべき処置をとらさせて頂きます。

 キットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る

データ番号

1736

区 分

部品

分 類

電源

品 名

DC−DC昇圧コンバーターモジュール (YH11068A)

発売元

ブランド KESOTO

購入先 秋月電子通商

価 格

715円(10%税込)

主要部品

電 源

10〜32Vdc もしくは 8〜16Vdc 

概略仕様

   

概要

最大±390Vdc出力可能なDCDCコンバータ

電源

デフォルト:10〜32Vdc

0Ω抵抗付け直しすることで8〜16Vdcに変更可能。

出力電圧

±45〜±390Vdc

基板上の多回転ポテンショメータで出力電圧を調整します。

注意

+側出力電圧を検出して電圧一定制御をしています。−側出力電圧の電圧制御はありません。

出力電流

最大 0.2Adc

購入時参照したWabページには記載がなく、当該Webページ以外の資料を参照しました。

出力容量

40W

絶縁

非絶縁

入力側:−端子と出力側:GND端子は接続されています。

入過電流保護

10A定格のFUSE有り。

保護回路

出力側過電圧保護回路、入力FET過電流保護回路有り。

(動作仕様は不明。)

入出力端子

電線差し込み式端子台

入力2極 (IN:+、−)

出力3極 (OUT:V+、GND,V−)

出力オンオフ制御

基板上のジャンパーピンを短絡で出力ON、未接続で出力OFF

     

付属基板

YH11068A

付属ケース

外形寸法

本体 W 60.1mm D 48.7mm H 20.1mm

追加購入
部品

コメント

  •  入力電圧、出力電圧、出力電流、発熱状態によって出力電圧に含まれるリップルが大きく変化します。
     

  •  連続使用に際しては、発熱、出力電圧変動などをよく確認する必要があります。 

改 造

その他

(製作例)

   

海外からの発送となりました。 注文から入手まで17日を要しました。

【 梱包状態 】

 

【 パッケージ外観 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

【 基板外観6 】

 

【 基板外観7 】

 

【 基板外観8 】

 

【 基板外観9 】

 

【 基板裏面外観1(全体) 】

 

【 基板裏面外観2(入力側) 】

 

【 基板裏面外観3(出力側) 】

 

 3端子レギュレータ78L09の出力側にある白枠内の0Ω抵抗を取り外し、中央と右側のランドに接続し直すと入力電圧範囲8−16Vdcに切替えできるようです。(未確認です。)

【 基板裏面外観4(入力電圧範囲切替え部) 】

 


動 作 確 認  (バックライト)

 出力電圧約45Vdc、約,60Vdc、約100Vdc、約200Vdc、約390Vdcにおける出力特性(IV特性)と出力電圧リップルを測定した結果を掲載します。

  •  入力電圧は12Vdcです。
     

  •  今回の測定は+側出力のみで測定しています。 −側出力は動作確認未実施です。
     

  •  出力特性グラフのプロットは電子負荷の値を変化させたときの電圧/電流を1ms間隔でサンプリングした値をプロットしています。 プロットの太さがリップルの大きさに比例していると推測しています。 測定すると、負荷電流増加時と減少時でヒステリシスがありました。 データ量がとても多いため、今回は負荷電流増加時のみを測定しました。
     

  •  出力特性グラフ中に記載の負荷抵抗値は自作電子負荷短絡時の保護用抵抗の値です。 電流は自作電子負荷の抵抗成分値を変更することで変化させています。
     

  •  リップル測定はDC結合で波形観測しています。 ただし、リップルが小さい場合はAC結合としてリップル部分のみを拡大観測しています。
      

  •  入力定格・出力定格を超える範囲を含めて測定しています。 定格を超えて測定したため、入力 の10A定格のFUSEが断線しました。 この対応として10A定格のFUSEを2本並列(手持ちFUSEの関係)して、かつ、基板全体を強制風冷しました。 このように無理やり測定しています ので、掲載の全範囲で利用できることを示しているわけではありません。

 

FUSEが断線したため、10A定格のFUSE を2本並列接続(空中接続)しました。

【 測定時のDC−DC昇圧コンバーターモジュール外観 】

 

端子台に接続の1Ω抵抗で電流を測定しています。

【 自作電子負荷基板外観 】

 

左から34.5Ω/58Ω、220Ω、820Ω、3300Ωです。 冷却が必須です。

【 自作電子負荷短絡時の保護用抵抗外観 】

 

 「モバイル型絶縁高電圧入力レコーダ NR−2000 ・ 高電圧絶縁ユニット NR−2010」を用いて出力特性を測定した様子をMemorandumの小部屋に 「捨てられない! Lenovo ThinkPad X61sの巻」に掲載しています。

 

出力電圧

測 定 結 果 

 

約45Vdc

 

【 出力特性 】

 

電圧軸 DC結合 10V/div  時間軸 20ms/div

【 リップル波形(約40mA時) 】

 

電圧軸 DC結合 10V/div  時間軸 2ms/div

【 リップル波形(約440mA時) 】

 

電圧軸 DC結合 10V/div  時間軸 200μs/div

【 リップル波形(約880mA時) 】

 

 

約,60Vdc

 

【 出力特性 】

 

電圧軸 DC結合 10V/div  時間軸 10ms/div

【 リップル波形(約33mA時) 】

 

電圧軸 DC結合 10V/div  時間軸 1ms/div

【 リップル波形(約330mA時) 】

 

電圧軸 DC結合 10V/div  時間軸 500μs/div

【 リップル波形(約660mA時) 】

 
 

約100Vdc

 

【 出力特性 】

 

電圧軸 DC結合 20V/div  時間軸 20ms/div

【 リップル波形(約20mA時) 】

 

電圧軸 AC結合 1V/div  時間軸 1ms/div

【 リップル波形(約100mA時) 】

 

電圧軸 AC結合 1V/div  時間軸 1ms/div

【 リップル波形(約200mA時) 】

 

電圧軸 AC結合 2V/div  時間軸 1ms/div

【 リップル波形(約400mA時) 】

 
 

約200Vdc

 

【 出力特性 】

 

電圧軸 DC結合 50V/div  時間軸 100ms/div

【 リップル波形(約10mA時) 】

 

電圧軸 AC結合 1V/div  時間軸 1ms/div

【 リップル波形(約100mA時) 】

 

電圧軸 DC結合 50V/div  時間軸 200μs/div

【 リップル波形(約200mA時) 】

 
 

約390Vdc

 

【 出力特性 】

 

電圧軸 AC結合 2V/div  時間軸 50ms/div

【 リップル波形(約5mA時) 】

 

電圧軸 AC結合 1V/div  時間軸 5ms/div

【 リップル波形(約51mA時) 】

 

電圧軸 AC結合 2V/div  時間軸 5ms/div

【 リップル波形(約102mA時) 】

 

電圧軸 AC結合 2V/div  時間軸 100μs/div

【 リップル波形(約102mA時:時間軸変更) 】

  

   

データ作成者 CBA

 キットの小部屋へ戻る   ホームページへ戻る


注意事項


End of This Page.