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RaspberryPiカメラモジュール (M5647V1.3)

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データ番号

1371

区 分

部品

分 類

AV

品 名

RaspberryPiカメラモジュール (M5647V1.3)

発売元

(株)秋葉原 aitendo

価 格

1,500円(8%税別)

主要部品

電 源

3.3Vdc

概略仕様

   

概要

RaspberryPi用HDビデオカメラ

イメージセンサ

OV5647

画素数

5メガピクセル

静止画・解像度

2592×1944ピクセル

動画・解像度

1080p

インターフェース

CSI−2

ケーブル

1mmピッチ 15ピンFFCケーブル 長さ145mm

フレームレート

 

 

format

resolution

frame rate

 

1080p

1920×1080

30fps

 

960p

1280×960

45fps

 

720p

1280×720

60fps

 

VGA

640×480

90fps

 

QVGA

320×240

120fps

 

     

付属基板

Raspberry Pi Camera Rev1.3

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時 W 24.7mm D 23.9mm H 8.5mm

追加購入
部品

コメント

改 造

その他

(製作例)

   

【 外箱パッケージ外観 】

 

【 梱包パッケージ外観 】

 

 

【 カメラモジュール外観1 】

 

【 カメラモジュール外観2 】

 

【 カメラモジュール基板外観1 】

 

【 カメラモジュール基板外観2 】

 

【 カメラモジュール基板外観3 】

 

カメラモジュールが浮いていますので利用に際しては固定が必要です。

【 カメラモジュール基板外観4 】

 

【 カメラモジュール基板外観5 】

 

【 カメラモジュール基板外観6 】

 

【 カメラモジュール基板外観7 】

 

【 イメージセンサ取り外し時 】

 

【 イメージセンサ外観1 】

 

【 イメージセンサ外観2 】

 

【 FFCケーブル先端外観 】

 


動 作 確 認 

 RaspberryPiカメラモジュール (M5647V1.3)を用いてWebカメラ用のアプリケーションソフト「motion」を立ち上げました。 外部からアクセスできるようにするためには、RaspberryPiの設定だけではなく、ルータなどの設定も必要となりました。 それなりに時間を要しましたが、wan側(外部ネットワーク)からもアクセスできました。

 

画面下のWindowsにカメラ画像が映っています。

【 動作確認時外観 】

 

RaspberryPi基板を撮影しましたが、焦点が合わず近影には適していません。

【 カメラ画像(近影) 】

 

近所の様子を撮影しました。 電線類がとても多く架かっています。 無線用アンテナに影響が・・・・・。 送電線も屋根からわずか数mの高さにあるので怖くてアンテナ高さも稼げない。 おまけにここは盆地状の地形でロケーション自体がBF。 それでもここにアンテナをあげるしかありません。

【 カメラ画像(遠影) 】

 初めてのRaspberryPiということもあり、上記稼働に至るには多くの時間を要しました。 使い古したSDHCカードの利用が原因と思われる動作不安定、シャットダウン中の電源強制オフ起因と思われる再起動時のエラー多発など、RaspberryPi取り扱いの不慣れによるSDHCカードとっかえひっかえ、OSの再インストールで余計に時間を要しました。 それに慣れた後も、Raspbianやmotionの設定ミス・修正漏れがあり、これに気付くのに多大な時間を要しました。

 後日のために、何度も繰り返した今回の立ち上げの最終的な手順をメモ書きします。 なお、立ち上げ時は無線LAN環境で行いましたので、有線LANとは少し異なります。

手順

作業内容

SDHCカードをSDカードフォーマッターでフォーマットする。 (今回は32GBを利用。)

https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/

NOOBSをダウンロードしてSDHCカードに書き込む。

https://www.raspberrypi.org/downloads/noobs/

SDHCカードをRaspberryPiに挿入して起動する。

言語:日本語 キーボード:jpを設定してRaspbianをインストールする。

(無線LAN接続ではRaspbianもしくはOSMCの2種類しか選択できませんでした。)

Raspbian立ち上げ直後に無線LAN接続設定、Raspbian設定を行う。

Raspbian設定

 インターフェース設定ではすべてのインターフェースを有効にする。

 ローカライゼーション設定を行う。 タイムゾーン設定を忘れずに。

リブートする。

Video for Linux2(V4L2)ドライバを追加する。

/etc/modulesファイルに”bcm2835-v4l2”を追加する。 この作業において、単純なタイプミス(”v”文字抜け)に気づかなかったために多大な時間を要しました。 なお、”v4l2”の3文字目はアルファベットの小文字エルです。

リブートする。

カメラモジュールの接続を確認する。

vcgencmd get_cameraコマンドの実行結果が下記となることを確認する。

supported=1 detected=1

10

Raspbianを最新状態に更新する。

sudo apt update

sudo apt upgrade

11

日本語フォントをインストールする。

sudo apt install fonts-ipafont fonts-ipaexfont fonts-takao

この設定は参考図書、福田和宏著「これ1冊でできる!ラズベリー・パイ超入門改訂第4版」を参考にしています。

12

リブートする。

13

motionをインストールする。

sudo apt install motion

14

motionの設定ファイル/etc/motiom/motion.confを修正する。

修正項目例

width 640
height 480
output_pictures off
ffmpeg_output_movies off
# target_dir /var/lib/motion
stream_maxrate 10
stream_localhost off

stream_maxrate 10と設定していますが、ブラウザ上では2fps程度でした。 また、遅延も5秒程度もあります。

stream_localhost off の設定変更に気づくのに多大な時間を要しました。 デフォルトはon設定ですが、この状態だとRaspbianのブラウザではIPアドレス127.0.0.1とすると画像を表示できますが、IPアドレス192.168.xxx.xxxでは接続拒否されます。 また、LAN内の他のパソコンからもpingは通っているにも関わらず接続拒否されます。

上記設定ではログファイルの作成オフをしていません。 常時起動時はログファイル生成しないことでSDHCカードの寿命を延ばすことができると思われます。

また、外部ネットワークに公開する場合などセキュリティ向上が必要な場合は下記の設定を行います。 その際はIDとパスワード設定の再設定が推奨されます。

stream_auth_method on

15

リブートする。

16 外部からのアクセスができるようにルータの設定(ポートの解放など)を行う。

17

最終的には必要なくなりましたが、立ち上げ途中でログファイルなどのアクセスができないなどのエラーメッセージが生じることがありました。 その場合は当該ファイルの権限設定(chownコマンド)で権限変更をします。


 教訓 : SDHCカードはできる限り新品を使用しましょう。
 

データ作成者 CBA

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注意事項


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