６０ｋＨｚ　水晶振動子

（製作例）

コイルの巻き数は４０ｋＨｚ用より多くなったように見えるのですが。。。。

【　６０ｋＨｚ用フェライト・バー・アンテナ　】

【　６０ｋＨｚ　水晶振動子　】

バーアンテナのコンデンサが０．０１２μＦになっているのがおわかりでしょうか。

【　実装後外観　】

【　動作確認　】

　早速動作確認を行いました。　結論から言えば、「電波時計キット」に掲載の６０ｋＨｚ改造と 同じで、受信状態は決して良いとは言えませんでした。

　改造後の「電波時計キット」で受信できるかできないかのぎりぎりの状態となる場所に９７８円で購入したセイコークロック（株）製ＦＯＲＵＭ　ＭＢ２６０と並べてみたのが下記画像です。 　「電波時計キット」では受信できていないにも関わらず、ＭＢ２６０は難なく受信できています。　

【　動作状態比較　】

　参考までにアンテナ部の共振状態を測定しました。　測定方法は「電波時計キット」の６０ｋＨｚ改造を参照願います。　どうも前回の測定方法に問題があったようです。　今回、改めて測定方法を見直して測定した結果を下記画像に掲載します。　Ｑは４０ｋＨｚよりも改善されているような感じです。　部品レベルでは明らかに６０ｋＨｚを前提に作られた部品のようです。