データ番号

1753

区　分

キット

分　類

電源

品　名

トライアック万能調光器キット（２０Ａタイプ）（ＢＴＡ２４−６００ＣＷ） (K-00098)

発売元

秋月電子通商

価　格

600円(10%税込)

主要部品

BTA24-600CW DB3(N413同等品) 1N4007

電　源

１００Vac

概略仕様

付属基板

専用基板　ＰＩＣＯＫ　２００

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時　W 71.4mm　D 47.3mm　H 25.5mm (高さHは部品取付けにより変わります。)

追加購入

部品

−

コメント

本キットは「トライアック万能調光器キット（２０Ａタイプ）　(K-98)」のプリント基板をそのまま利用して、部品・回路を変更して販売継続しているキットです。

改　造

−

その他

（製作例）

【　キット　パッケージ外観　】

【　キット　構成品　】

【　キット取扱説明書　】

【　プリント基板　（部品面）　】

【　プリント基板　（ハンダ面）　】

【　キット　構成部品パッケージ外観　】

【　半導体部品　】

【　抵抗・キャパシタ・バリスタ　】

【　可変抵抗器・つまみ外観１　】

【　可変抵抗器・つまみ外観２　】

製　作　例

　基板シルク図と部品実装に相違があるため取扱説明書を参考にして製作する必要があります。

【　ＳＴＥＰ１　トリガ―ダイオード実装　】

【　ＳＴＥＰ２　抵抗実装　】

【　ＳＴＥＰ３　ダイオード実装　】

【　ＳＴＥＰ４　キャパシタ実装　】

取扱説明書を参考にしてバリスタを実装します。

【　ＳＴＥＰ５　バリスタ実装　】

トライアックに放熱板を取付けることを想定してトライアックを実装しました。

【　ＳＴＥＰ６　トライアック実装（基板部完成　外観１）　】

【　基板部完成　外観２　】

【　基板部完成　外観３　】

【　基板部完成　外観４　】

【　基板部完成　外観５　】

【　基板部完成　外観６（ハンダ面）　】

【　可変抵抗器配線後　外観７　】

【　可変抵抗器配線後　外観８　】

動　作　確　認　

　取扱説明書を参考にして負荷ラインに２個目のバリスタが接続されるように配線をしました。　動作確認回路には電流測定用抵抗１Ωを設けています。　なお、電流測定用抵抗を交換できるようにターミナル端子台を利用しました。

　動作確認は抵抗性負荷（「電力調整器「ちょこっと電熱器」に掲載の電熱器）、誘導性負荷（機械式スイッチの扇風機）を用いて、可変抵抗器を調整したときの電圧波形／電流波形を観測しました。　　

【　動作確認状態　】

　以下に観測した波形を示します。　我が家の商用電源の波形は相当歪んでいます。　可変抵抗器の調整は、未通電時（絶対に通電中の測定はしないように気を付けました。）の可変抵抗器抵抗値を実測してグラフ化しました。　可変抵抗器の定格は２５０ｋΩですが、他回路の影響で実測抵抗値は最大２１０ｋΩとなっていました。

　最初に抵抗性負荷の測定結果を以下に掲載します。　可変抵抗器を０Ωにしても０°〜約２０°／１８０°〜約２００°は通電していません。　そのため、参考までに本キットをスルーした場合の波形（Ｔｈｒｏｕｇｈ）も観測しました。

【　抵抗性負荷　可変抵抗器調整時電圧波形　】

【　抵抗性負荷　可変抵抗器調整時電圧・電流波形　】

　次に誘導性負荷の測定結果を以下に掲載します。　誘導性負荷の場合は電圧波形に対して電流波形に位相遅れが生じます。　電流波形が０Ａになるまで電圧波形が負荷に印加されています。

「誘導性負荷　電圧波形」と「誘導性負荷　電流波形」のグラフ時間軸は一致しています。

【　誘導性負荷　電圧波形　】

「誘導性負荷　電圧波形」と「誘導性負荷　電流波形」のグラフ時間軸は一致しています。

【　誘導性負荷　電流波形　】