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TPS63802使用 昇降圧電源モジュールキット (K-15557)

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データ番号

1727

区 分

キット

分 類

電源

品 名

TPS63802使用 昇降圧電源モジュールキット (K-15557)

発売元

秋月電子通商

価 格

600円(10%税込)

主要部品

TPS63802

電 源

+1.8〜5.5Vdc

概略仕様

   

概要

昇圧と降圧の両方の機能を有するDCDCコンバータです。

入力電圧範囲

1.8〜5.5Vdc

出力電圧

1.8〜5.5Vdc (連続調整可能)

出力電流

2Adc (入力電圧2.3Adc、出力電圧3.3Vdc時)

保護回路

過熱保護

過電圧保護

機能

ソフトスタート

PWM動作とパワーセーブモードの切り替え

     

付属基板

専用基板 AE−TPS68302

付属ケース

無し

外形寸法

基板単体完成時 W 12.0mm D 20.0mm H 20.0mm (ピンヘッダ含む)

追加購入
部品

コメント

  •  昇圧と降圧の両方の機能を有しており電源電圧と出力電圧の大小関係を気にせずに連続電圧調整できる、出力電流最大2Adcとれるので小規模の用途では電流容量も気にせずに利用できるなど魅力のあるキットの印象を持ちました。
     

  •  本キットは最近のDCDCコンバータに比べてノイズが少し多い、電流を連続して多く流す場合は発熱対策が必要などの注意点があります。
     

改 造

その他

(製作例)

   

【 キット パッケージ1外観 】

 

【 キット 構成品 】

 

【 キット取扱説明書 】

 

【 部品パッケージ1 外観 】

 

【 基板外観1 】

 

【 基板外観2 】

 

【 基板外観3 】

 

【 基板外観4 】

 

【 基板外観5 】

 

【 基板外観6 】

 

【 基板外観6 】

 

【 部品パッケージ2 外観 】

 

【 部品パッケージ2 構成品 】

 


製 作 例

 

製作に際してヘッダーピンをブレッドボードに差して位置決めした後にハンダ付けしました。

 

【 ブレッドボード利用製作例 (ハンダ付け前) 】

 

【 ブレッドボード利用製作例 (ハンダ付け後) 】

 

【 組立完了外観1 】

 

【 組立完了外観2 】

 

【 組立完了外観3 】

 

【 組立完了外観4 】

 

【 組立完了外観5 】

 


動 作 確 認 

  単三乾電池2本直列接続相当の3Vdcと、USBモバイルバッテリ相当の5Vdcの2種類の電源を想定して、出力リップルおよびノイズを確認 しました。 また、出力電圧はロジック回路用電源3.3Vdcと5.0Vdcの2種類の条件としました。


入力電圧 3.0Vdc

出力電圧 3.3Vdc

 

【 IV特性 】

 

50mV/div(DC成分カット) 200ns/div

【 負荷100Ω時(約30mA時) 出力電圧リップル波形 】

 

200mV/div(DC成分カット) 200ns/div

【 負荷3Ω時(約1.1A時) 出力電圧リップル波形 】

 


入力電圧 3.0Vdc

出力電圧 5,0Vdc

 

【 IV特性 】

 

50mV/div(DC成分カット) 200ns/div

【 負荷100Ω時(約50mA時) 出力電圧リップル波形 】

 

200mV/div(DC成分カット) 200ns/div

【 負荷3Ω時(約1.7A時) 出力電圧リップル波形 】

 


入力電圧 5.0Vdc

出力電圧 3.3Vdc

 

【 IV特性 】

 

20mV/div(DC成分カット) 200ns/div

【 負荷100Ω時(約30mA時) 出力電圧リップル波形 】

 

200mV/div(DC成分カット) 200ns/div

【 負荷3Ω時(約1.1A時) 出力電圧リップル波形 】

 


入力電圧 5.0Vdc

出力電圧 5.0Vdc

 

【 IV特性 】

 

50mV/div(DC成分カット) 200ns/div

【 負荷100Ω時(約50mA時) 出力電圧リップル波形 】

 

100mV/div(DC成分カット) 200ns/div

【 負荷3Ω時(約1.7A時) 出力電圧リップル波形 】

 

 

 本キットで使用されているTexas Instruments IncorporatedのTPS63802のデータシートの特徴説明文によれば入力電圧は1.3Vdc以上となっていますが「始動時は1.8Vdcを超える入力電圧」となっていました。

 

出典元 Texas Instruments Incorporated tps63802.pdfの抜粋

【 TPS63802特徴説明(抜粋) 】

 

 この説明を理解するために入力電圧を変えた場合の出力電圧を測定しました。 測定は出力電圧3.3Vdcと5.0Vdcの2通り、負荷は100Ω抵抗負荷と3Ω抵抗負荷の2通りについて測定しました。

 

【 出力電圧3.3Vdc設定・100Ω抵抗負荷時 】

 

【 出力電圧3.3Vdc設定・3Ω抵抗負荷時 】

 

【 出力電圧5.0Vdc設定・100Ω抵抗負荷時 】

 

【 出力電圧5.0Vdc設定・3Ω抵抗負荷時 】

 

 Power Save Mode時の出力電のリップルを観測しました。

 

50mV/div(DC成分カット) 5μs/div
Vin=3.0Vdc Vout=3.3Vdc 100Ω抵抗負荷時

【  Power Save Mode時出力電圧リップル波形 (Vin=3.0Vdc) 】

 

50mV/div(DC成分カット) 5μs/div
Vin=5.0Vdc Vout=3.3Vdc 100Ω抵抗負荷時

【  Power Save Mode時出力電圧リップル波形 (Vin=5.0Vdc) 】

    

データ作成者 CBA

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